ベートーベンLove!2010/10/10 23:05

朝から雨のいやな出足。
私がM大関係に出向くと必ず雨、
というジンクスは今や伝説から、
既成事実となっており、
こちらからも申し訳ない・・
などと、間違って謝罪してしまう。

セイノー・イエス・イエス・
ユース・オーケストラ、
公演が終了しました。

演奏会始まる頃には雨も上がり、
お客様の足元を汚さずに良かった。
というのも、この演奏会、
集客数は大事な目標だったのです。
前回、つまり第一回不定期演奏会は、
野田市民会館という
醤油の香り高き場所の理由もあったが、
43人のお客様は、
私が冒頭のトークをしていて、
正確に数えられたくらい。
でも演奏時間より長い道のりを経て、
応援に来てくれた方々が有難かった。

集客も恥ずかしくない程度になり、
ホッとしながら冒頭トーク。
相変わらず何も考えずに舞台に出て、
客席を眺めてから内容を考える。
期せず「時代の匂い」とか言い始め、
この枕をどう閉じようか考えながら、
10分間の持ち時間を消化する
体内時計もスイッチOn.
あまり内容の無い話でしたが、
9分40秒の結果時間は、
私にしては誤差多いのですが、
役目は果たしたということで、
指揮者モードに切り替える。

1曲目始まった途端、
余りのメンバーの堅さに、
振っていて焦りましたが、
逆に言うと、私はトークで体が
温まっているのでギャップなのです。
まぁ、こういうブラームスも良いか。
と、言い聞かせ少しトラブルも、
対処が出来るのが練習を積んだお陰。
ベートーベンは難しいものです。
だからこそ何度やっても飽きず、
何度でも演奏したい曲ですね。
きっと演奏した人はみな思ってる。
私もベートーベンLoveです。

メンデルスゾーンの交響曲3番は、
プロでも皆口を揃えて、
「これ難しいよね・・」という、
難敵なのですが、よくやりました。
練習を積む、研鑽するということ、
大事なのです。
やったことの成果は出て、
私は今回は褒めるばかりです。

古典~ロマン派演奏という、
愛すべき難題をあえて掲げて、
演奏会を組み立てましたが、
大きな団員を抱えるオケでは
なかなか出来ないプログラム。
普段とは違う曲目を堪能して、
楽しみながら演奏をしたのでは?
と、このオケの意義を再認識。

さて、次回も不定期でしょうが、
終わった途端にまた一緒に
演奏したくなる愛すべき彼ら。
常任指揮者の冠もラム酒も頂き、
本来の目的優先順位が高い宴も、
無事に終わり全行程の終了。
代表U野君はじめスタッフ、
コンマスK野君、すべての演奏者、
皆さんに改めて御礼です。
感謝感謝!

対伊達選手2010/10/11 23:41

昨日の演奏会が終わり、
先週の8日間の内、
6日公演10回本番という、
ツアーのような生活も一段落。
流石に首から右肩右腕が重い。
演奏の前はストレッチを
欠かさないようにしていますが、
少し振り過ぎのようです。
しかし毎日のように本番がある、
オペラハウス、ミュージカル、
こんな世界もありますし、
諸先輩方を思うと、
この位の事は大した事ではない。
伊達選手は、齢40にして、
360gもあるラケットを
連日の試合で
渾身の力で振っているではないか。
私の指揮棒・・ 量ったら8g。
目を疑いましたが、
デジタルですから正しいみたい。
ラケットの1/45 の重さ。
「伊達さん、申し訳ない!」
ま、振る回数はこちらの方の勝ち、
ですが、、、勝負ではない。

早くも告知ですが、
16日(土)演奏会です。
毎度の彼らとのもうひとつの闘い。
今日の練習でもらった紙に、
第16回と書いてありました。
早いというか、
毎年よくも闘っていると感心。

今日は本番宛らの通し練習。
OBの皆さんも多数参加で、
ここまでの成果の中間報告会。
1年生は18歳~、
OBも私の年齢まで居ます。
ひとつの楽器を真ん中にして、
これだけ真摯になれる会は、
貴重なものだと心より思う次第。
もう楽器を吹いて演奏の仕事は
していない私も、
彼らが居るから今があります。
このコミュニティは相互関係を
もっとも大切にしたい命の会。
彼らの心の演奏、教会回帰の音、
是非多くの方にご来場頂きたい。
勿論無料の公演です。

昨日の練習の最後に撮影・・・
宣伝効果があるのか逆か。
可愛いい人、大きい人、
ポーズがおバカな方などいろいろ。

第16回 明治大学交響楽団
トロンボーンコンサート
2010年10月16日(土)
18:30開演(18:00開場)
同仁キリスト教会礼拝堂
* 東京メトロ護国寺から徒歩5分

青春譜2010/10/13 23:42

今月末に地元の学校へ
混声合唱の指導に行くので、
少し下調べをしようと、
指導曲の譜面を見始めたら、
余りの美しい曲と詩に
圧倒されてしまった。

現在では既に経験値も高い
オペラ関係曲なら詳しのですが、
10代を器楽中心で育った私は、
お恥ずかしい話ですが、
合唱新作レパートリーに関しては、
深い知識がない。
毎年行われる合唱コンクール、
合唱界の流行にも興味はあるが、
他の仕事に追われ続けて、
知識が追いつかなかった。

合唱は実にシンプル。
体躯が楽器であり、
発するのはストレートな言葉。
ソロ歌唱とはまた違い、
規律と関係エネルギーに満ち、
詩篇で出来た行政区のよう。

洋楽や邦楽、器楽演奏していると、
時に言葉を欲します。
器楽音楽のように、
酌みとって理解するのと違う、
洪水のように耳に入る言葉。
譜面を見ているだけで、
飛び込んで来る新鮮な言葉に、
泣いてしまいそうになるのは、
やはり脳が言葉を欲しのでしょう。
美しい日本の言葉、
見直す機会にもなります。

*五木寛之「青春譜」の一節

この一瞬を永遠にきざもう
青春はこわれやすい季節だから
この一瞬を永遠にきざもう
感じてる みつめてる
忘れない 明日への旅

めいとろ2010/10/14 11:19

もう一丁、告知です。

チラシなんて無いのかと思たら、
こんな綺麗なものを作っていたので、
宣伝しておかなけりゃ!
と、今一度広告です。

ということで、
16日土曜日の同仁キリスト教会。
沢山の御来場お待ちしております。

第16回 明治大学交響楽団
トロンボーンコンサート
2010年10月16日(土)
18:30開演(18:00開場)
同仁キリスト教会礼拝堂
* 東京メトロ護国寺から徒歩5分

めいとろ完了2010/10/16 23:03

めいとろ2010終了しました!

昨年教会はお客様で溢れ、
立ち見を余儀なくされた方が多く、
「これは大人気か!?」と、
昨年パーリーN田満面の笑顔女史と
話し合ったが、
「いやいや驕ってはいけない・・」
と自らを戒めて、
今年の集客で確認となった。

となんと、今年も溢れんばかりの方。
小さな教会に130名以上の方々。
ありがたいと同時に、
「来年は広いところで!」との声も。
悩みどころです・・。
聖地と崇めた場所から巣立つのは、
勇気が必要なことですから。

ひとつの楽器を中心に集う仲間。
昨日も最後の曲はOB現役あわせ、
30人以上の演奏となりました。
今年の目標は「楽しませる」。
お客さんに対し礼儀を踏まえて、
さらに楽しんで帰っていただく。
この精神プロでは当たり前ですが、
アマチュアと言えども、
発表するとは責任があります。

昨年現役の父母会を開いたお陰で、
みなの親御さんとの距離が縮まり、
ロビーでも楽しくお話。
また、ご近所の方々も大勢来られ、
この会を楽しみにしている方も、
大勢居ると見受けられます。
「最後のアンコール曲は?」と、
気に入ってくださり、
私に質問してくださる方も。

いやはや、16回。
続けることは新しい和と関係、
それぞれの思い出の風景と、
役立っているのかも知れません。
現役の皆さん、参加OBの諸氏、
本当にありがとう。
私はとても楽しんでしまいました。
厳しい小言は一切なし。
また今日からがんばろう。
万歳めいとろ!!

楽劇2010/10/17 22:27

昨日の深酒、、、
(いや、これは公式で大切な、
反省会なので必要なのですが)
もなんのその、
今朝も早起き、、、
(いや、年のせいではなく、
長く寝られない性質なのです)
で、午前中から事務仕事と
譜面見ながらいろいろ思案。

午後はオケのリハーサル。
また告知しますが、
10月30日の公演のリハも、
回数が減ってきたので、
熱も入ります。
短い曲でも3曲続けざまに
ワーグナーを演奏するのは、
アマチュアオケの場合、
根性が要ります。
技術、持久力、瞬発力、
どれも大事そうですが、
はやり大事なのは根性!
これが無いと負けてしまう。

ワーグナーが書いたのは、
オペラ=歌劇ではなくて楽劇。
彼の作品はこうジャンルを扱うと、
業界では決まっています。
原語では”Musikdrama”
誰が日本語訳したのが判らんが、
まぁ簡単に言えば、音楽劇。
あれ?これでは幼稚っぽいぞ。
だから楽劇か?
じゃ音劇でも良かったのでは?

Operaは=歌劇ですが、
この元々の意味は共同作業、
英語で言えばopereation。
なんでこうなったか考えれば、
みんなが寄ってタカって創り、
演じ上げるからか。
オペラは400年前から創られたが、
原型は2500年前のギリシャ演劇。
これの復刻版が400年前なので、
ギリシャ時代から共同作業。

ワーグナー、全部自分で創作です。
台本書いて、作曲して、
プロデュースして劇場まで建てて、
そして上演させる。
Operaという言葉に飽き足らず、
自分で創作したMusikdrama。
だって一人で創作しちゃうから、
共同作業にならないのですな。
誇大妄想の権化ですから、
壮大かつ独裁なのです。
ま、しかし音楽劇です。

練習進んでおります。
30日は、熱い演奏に期待し、
沢山の方々に来ていただきたい。
告知、あらためます!

写真は休憩中。
ファンキーな打楽器女子2名。

RonZacapa2010/10/18 23:04




奇跡の3連ちゃんである。
私ラム酒好きで、周知の趣向ですが、
これは面白い。

先日10日の演奏会、
打ち上げ会場で団員から頂き、
みなで美味しく飲んだラム、
そして1週間後別の演奏会、
打ち上げ会場で学生に頂き、
やはり皆で有難く頂いたラム。
この2本が偶然に同じ。
どこでも売っている酒でもなく、
スピリッツ種のラムなのに、
まさかのキャラ被りは面白いと、
皆で思っていました。

そして本日。
先週急に友人Iちゃんに頼まれ、
12月に演奏会で使用する譜面が
手に入らないと言われて、
アメリカに迅速に発注して揃えた。
忙しい最中でも有難い譜面屋、
郵送も完了と喜んだら、
Iちゃんからお礼のラムが届いた。
箱を開けるとなんと同じラム酒・・。
脅威のラム連鎖横ばいである。
1週間に3本ですので、
これは奇跡です。
このお酒、23年熟成ですから、
当然マイルド且つ芳醇な酒、
常飲していますので、
何本あっても勿論うれしく、
呑ませて頂きます。
しかし何でしょうこの現象。

本日夜は、M大オケの練習。
管打楽器勢ぞろいで、
事細かに練習しました。
12月の演奏会ですが、
気候が涼しくなると、
いよいよ練習も本格化。
丁寧に練習して結果を出します。

ソールアウト2010/10/19 23:29





久しぶりに落ち着いた日。
とは言っても休みの日ではなく、
でも時間に追われずに譜面を見て、
ゆったりと時間を使ったという日。

この半年、出来ずじまいだった
靴リペア、ようやく持って行った。
正確に言えば、
オールソール交換は近所で断られ、
大手とは値段の折り合いが付かず、
半ば諦め掛けていた時に、
ネットで見つけた良心的な工房。
だが3足を持っていくだけなのに、
半年も掛かっているのである。
まぁ、他に靴があったからですが、
しかしお気に入りはどうして
直して履く主義は変えられない。
奥の米製エンジニアブーツは、
もう1度ソールを換えてあり、
ヒールは3度目の交換。
既に靴の値段を超えました。
中のイタリアのスリップオンは、
流石のブランドで履きやすく、
皮も柔らかで丈夫の3拍子。
皮のオールソール交換で、
ヒールも英国の皮+ゴムを着ける
手前の靴ももう10年。
丈夫でしたが流石に底が減り、
同じく皮のオールソール交換で、
ヒールも英国の皮+ゴム。

楽しみ楽しみ~!なのです。
モノを直すのは気持ちよい事。
今回の3足の交換は、
イタリアの靴1足分ですが、
生きた皮は何度でも蘇生して、
人間の肌に馴染むので、
新しいものとは情が違いますね。

繁華街の小さな店なのですが、
店内を興味津々に眺めると、
興味深い器具、機械、補修用品、
など沢山ありすぎてクラクラする。
次に近所と思わしきご婦人が居り、
早々に退散と決めましたが、
笑顔の職人さんの手、
年季の入った工具、
どれもこれも信頼と技術の証です。
午前中にこの用事は自転車で出掛け、
25キロの距離も久しぶり。

秋は最高だ!

夢コン2010秋2010/10/20 23:44

最近はようやく多地方、
多ジャンルの仕事もひと段落。
そうなると今度は慌しい
地元関係の音楽仕事。
打ち合わせに会議の連続・・・
これも貢献ですので、
がんばりたいと思います。

そして・・・

11月6日(土)に公演があります。
夢コンサート2010秋
ということで、音楽の街-狛江の
シンボル事業とも言うべき公演。
「秋」が入ったのは、
これまで過去3回の夢コンは、
市内在住のプロの方々に出演願い、
また愛好家との共演なども思考。
器楽中心の演奏が多く、
これはこれで良かったのですが、
今回は“歌”がメインテーマです。

タイトルは、
うたう音・楽しむことば
そう、歌うだけではなく、
言葉から声楽を楽しもうという、
新しい企画の演奏会です。
器楽とは違う言葉の世界。
楽しい内容になりそうです。

地元合唱団はじめ、
愛好家の団体の連合体である、
音楽連盟の協力を借り、
ミュージカルを演奏しようという、
企画プログラムもあり、
現在30数名の有志合唱団は、
せっせと練習に励んでいます。
これからは週に2回詰めて練習、
6日の公演ではよいハーモニーを
聴かせてくださることでしょう。
私もこの指揮をしたり、
相変わらずの司会もいたします。

何度も告知すると思いますが、
まず第一弾

音楽の街-狛江
夢コンサート2010秋
日時:11月6日(土)
    開演 15時~
場所:狛江エコルマホール
出演:
名古屋木実(Sop.)
赤星啓子(Sop.)
柏原美緒(Sop.)
竹内雅挙(Bar.)
原田勇雅(Bar.)
宇野徹哉(Bass Bar.)
梅田朋子(ピアノ)
案野弘子(ピアノ)
渡辺文子(ピアノ)
その他

縄目2010/10/21 23:09

気に入っていたイヤホン。
値段の問題よりも、
耳の穴にフィットするのと、
音を選んで買ったので、
この2年ほど毎日愛用でした。
が、

毎日愛用のRIMOWAを
閉めるときに最近挟んでしまい。
瀕死の重傷を負わせた。
なにせ相手はジュラルミン。
本気で挟めばこんなビニール、
削がれるのは簡単な事です。
それが上左の写真です。
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重症ながら、
幸いな事に中身の線は無傷。
だがこのままでは、
今にも切れてしまいそうで、
なんとか修繕を考える・・・。
だが、この場所だけ何か巻く、
なんてのは趣味に合わない。
そこで冬ですし、
洋服を着せることにしました。
それもこの箇所ばかりか全面。
ムキになって巻き始めたら、
この作業は結構楽しく、
最終的に下のようになりました。
綿たこ糸は強く弾力もあるので、
これでジュラルミンから
身を守れるでしょうし、
ちょっと見てくれも面白い。
ついでにコードリールも付け、
結構気に入った修繕でした。

えっ?意外に暇ですね?

ま、こんな遊びも、
たまには楽しいものです。
カウンター