常陸大宮12010/10/06 19:29

なんとか無事に4時半起床・・・
何時に寝ようが起きようが、
寝つきも寝起きも頗る良い自分に
感謝したい気分である。
この時期はまだ寒くもなく、
夜明け前の起床も何のそのなのだ。

そそくさと準備して上野に向かう。
常磐方面に行くのだから起点はここ。
10分前にバスに乗り込むと
殆どのオケメンバーは着席し、
しかも笑い声が絶えない元気さ。
いったい何時に起きているのだ?

7時に出発して予定通り9時に着。
運転手さん、ピッタリ着に拘った?
と思うほどのマイペース運転は、
安全第一で良いですが、
9時着、9時開館、9時GP開始・・。
考えられない公演前の慌しさの中、
しっかりとローエングリンを合わせ、
運命も確認しているとタイムリミット!

時間のない午前中の本番などは、
頻繁に演奏している曲ほど、
音も出さずに譜面の確認のみです。
その分集中力も高いのですが、
本番は一触即発の可能性もあり、
私の能力に責任は重大なのです。

相変わらずの司会兼任ですが、
喋る事まで準備の気は回らず、
こちらの方は相変わらずぶっつけ。
しかし普段猛烈に早口の私は、
ゆっくり話して頭で先を考え、
曲の確認もしている幽体離脱状態。
指揮者と司会と脳の指令者と、
3役が同時に進行しているのです。

楽しいのは指揮者体験コーナー。
学校の代表で1人出てきて、
<運命>の冒頭部分を振るのですが、
この難曲を初めて振って、
上手くオケを捌ける中学生などなく、
しかしながら楽しく処理をするもの。
オケの協力も楽しく、
笑いが絶えない和みのコーナー。

午前と午後90分2回公演も終わり、
ホッとしながら楽屋にもどる。
この開放感はストレスフルな状態が
多ければ多いほど快感ですが、
司会もしていると公演時間も重要。
短ければ学校に申し訳なく、
長ければ奏者に怒られますので、
意識しながら進めて行きます。
演奏していると感じないのですが、
喋っている時にむず痒くなる時は、
ほんの少し押して(遅れて)いる合図。
そうそうに切り上げて先に進める。
この調整で結果的に
終演時間ピッタリに終わるのが大事。
これが何故だかとても上手くいくのが
不思議ですが経験体内時計でしょう。

夜はゆっくりなのですが、
見なければいけない譜面が山とあり、
静かな田園地帯のホテルで
缶詰となってひとり没頭する今夜。
明日は同じホールですが、
別編成の別プログラム。
準備に余念なしと参りましょう。

久し振りのリアルタイム日記です!
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