オケフェス2010/10/30 23:54

「千代田区文化芸術の秋
フェスティバル」
ワーグナーばかり3曲の公演。
嵐の中来て下さったお客さん、
関係者の方々にも感謝です。

まだ真新しいホールは、
どこもかしこも綺麗ですが、
コンサート専用ではないため、
響きのバランスが少し悪い。
講義や会議にも使用されるため、
言葉が聞き取りやすい音響設計。
床は深い起毛のパンチカーペット、
また椅子の分厚い背もたれは高く、
これらの吸音も相当なもの。
多目的ホールにはよくありますが、
せっかくの中程度ホール、
少しもったいない気もします。
しかし昨年まで開催していた
カザルスホールの代替場所として、
相応の広さでしょうし、
こういう区民文化祭は、
非常に有難い存在ですね。

ワーグナーの演奏に満足などは
決してないのでしょうが、
団員の皆さんの集中力もあり、
少ない練習回数ではありましたが、
積み重ねた成果も発揮できました。
年配の方も多いオケですが、
愛、生死のドラマを伴う作品群は、
年齢を重ねたベテランの理解が、
必要だとも思ったしだいです。
素晴らしいオケの皆様に感謝!
お疲れ様でした。

写真は本番直前の私と、
協奏曲を弾き終えた篠塚さん。
彼はM大オケでの古い友人、
卒業後渡欧して演奏家になった、
M大オケ卒の尊敬すべきプロ奏者。
この日は、別のオケで指揮もする
活躍でしたが、久しぶりの再開に
彼の笑顔と元気な姿が嬉しかった。
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