移動の鬼2007/07/08 23:38

相変わらず移動移動の毎日で、
電車に乗っている間は、心停止状態かと思う位、
意識はないのですが、確実に移動疲れは溜まります。

土曜日、いつものM大オケのTrb関係者との
大リハーサルを抜け出し、つくばエクスプレスに乗り、
一路2つ先の県へ入り込む。
バレエリハを見せて頂き、3~4歳の子の可愛らしさと、
プニプニしたタイツに笑みをこぼしながら、
公演はいいものにしてあげようと心に誓い帰路に。
駅まで送っていただいたプリマのMちゃんが、
いつものM大の大学院博士課程に通っていると聞いて、
驚き、専門は19世紀後半の英文学と聞き更に驚く。
ギルバート&サリヴァンは重なるな、と思ったら、
「3月のミカド行きました」と言われ、尚更吹っ飛んだ。
バレエと学問の両立、出来るものではなかなかない!
感心を越えて、尊敬してしまいました。

翌日は、楽器を選びたいと言うこれもM大のCi君
のため、一肌脱ごうと楽器屋さんに。
20年も吹いた楽器はそう簡単には吹けなくならず、
まぁ、いつでも意外にまともに音が出るのだが、
やはりトロンボーンは美しい楽器と思いながら、
興味はドイツの楽器。
スタンダードの素晴らしさを最度感じながら、
足早に新宿経由松本行きです。

松本では、「こうもり」のオケリハですが、
楽しくなってまいりました。
オペラでもそうですが、歌入りのモノを、
オケだけで練習するのは次第にストレスが溜まるもの。
それも様子がわかってくると、肝心のメロディーがない、
ドラマの進展がなかなか掴めないなどと、
オケの練習でもなにか手応えが欲しくなります。
しかし、辛抱ですね。
磐石の態勢が整うまで、何度でも同じことの繰り返し。
オペラの歌手のリハでもそうですが、
何度も何度も、10回、20回とやります。
この過渡期を抜けると、見えてくる世界があり、
一緒に演奏したときの開放感は最高なのです。

みんな、我慢我慢ですね。
細部の楽しさ、細やかなドラマとの連れ合い、
これが体に沁みてくる頃、最高の演奏が出来ます。
まだまだ、頑張りましょう。

そして宿泊、帰京です。

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