2本立て2007/07/10 23:18

連日の稽古である。
7月の19日~21日に代々木上原のけやきホールで、
<Artist Life>と、<Cox&Box>の2本立て。

2本立ては大変です。
1本の上演時間が短いので2本やるのですが、
出演するほうにとっては、30分も60分も同じ、
精神的には集中力が要求されます。
特に、長いものは出演者が多かったりで、
自分の出番は平均的に少なくなりますが、
この2本、基本的に出演者3人ですから、大変!
そして小林由樹さんは両方に出演!恐れ入ります。
これがかけ離れたキャラクター、例えば、、、
1本目が、「江戸の金持ち油屋の2代目若旦那、
       遊びつくして呆けてしまい、
       今じゃ、せっせと遊郭通い・・・」
2本目が、「ゴビ砂漠の南端の貧乏な家の少年。
       毎日ラクダの世話をしながら、
       客を乗せ生計を助け、、、」
なんて2役だと、20分休憩があっても
衣裳メイクは整えても、精神的変身は無理でしょう。

ま、しかし片や<Artist Life>は貧乏画家夫妻を訪ね、
誂えた洋服の代金を取り立てに来る洋服屋。
2本目、<Cox&Box>では、
空き部屋1部屋しか持って居ないのに、
生活時間帯の違う2人に同じ部屋を貸してしまい、
慌てふためくアパートの大屋。
というキャラクターですし、
どちらも間に割り込む、「3人目のオトコ」、
しかし、いずれにしても良くやってくださいます。

2本分の稽古は大変です。
同じ日に両方稽古は出来ず、
普段の1本の公演に比べると、手間は2倍です。
でも、観ている方には面白いでしょうね。

<Artist Life>と、<Cox&Box>に関しては、
また順番に、Deepな面白い裏側があります。

しばらくこの公演の話題続きますが、
週末の朝日新聞文化欄に記事が出る予定。
昨日取材(補足)がありました。
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