子お守り2007/06/17 23:54

松本通いの再開!
最近、“みどりの窓口”のカウンターの方の顔ばかりか、
特徴的な行動のクセや話し方を真似られるほど、
一切の無駄なく行動して移動できます。
自分の行動もまたパターン化していて、
実は“みどりの窓口”の方に、
真似されているのかも知れない様な、新宿⇔松本。

松本室内合奏団とのリハーサルですが、
プログラムは、ベートベン、ブラームスと言う
ドイツ魂の権化のような定期演奏会から一転、
“19世紀ウィーンの小室哲哉”と前は言っていたが、
最近では、“19世紀のDJ OZMA”というべき、
流行ダンス音楽作曲家のJ.シュトラウの世界、
ワルツ至上主義に一気に様変わりである。

ワルツと言われても、今では一部勘違いセレブか、
社交ダンスファンの中でも時代錯誤と思わしき人材達が、
出会いのダンス広場で、額に汗して踊っている、
優雅な昔の踊りかと思えば、そうではない。
オヤジのシュトラウスⅠ世の血を引いたⅡ世が、
150年前にとんでもないワルツ流行を作り出し、
ジュリアナ東京とか、六本木ベルファーレの比ではない
お立ち台文化を作り出したのだ。その後、
シュトラススが介護事業に携わったかどうかは知らぬが、
ウィーンを代表する民族ダンス音楽を形成したのです。

シュトラススは、兼ねてからオペレッタへの興味を示し、
流行音楽の良い部分を取り入れながら、
生涯に14の作品を完成させたのだが、
なんといっても、代表作と言うばかりか、古今東西の
オペレッタの全作品(1000はあるでしょう)の中でも、
これを見たことが無い人は、モグリといわれるほどの、
一番人気のオペレッタを1874年に創り上げたのです。
今回の松本は、秋に公演がある“こうもり”上演の為の
稽古であるのです。
本番は私ではなく、先輩指揮者ですので、
私はアシスタントの形ですが、オケも全曲となると、
とても手強く、オペラよりかえって難しい展開の速さに、
なんとも侮れない、こうもりオケの世界である。
少しずつ、ドラマの話や、誰も知らないこうもりの裏話を
皆さんに話す日が楽しみですが、
今はそんなこと言っている場合ではなく、
ひたすら目を吊り上げて、
譜面と格闘する皆さんを檄を飛ばし指導です。

話は変わりますが、
最近、身近に出産を迎える関係者がとても多い。
少子化の現在、いや昔から、子供は人類の宝であり、
全てのオトナの子供でもある。
新しい生命の誕生は素晴らしい皆の歓びですから、
元気な子供が産まれて欲しいものです。
そりゃ産まれた後は大変でしょうが、でもしかし、
地球に産まれてくるのも何かの縁、皆で大事に育てて、
みどりの地球しっかり踏みしめながら育んでもらいたい。
私も一緒に、祈願祈願!!!
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