蜂は蜂屋 ― 2007/04/19 22:59

ようやく出来た!っというか、
本当は出来上がりが来週なのですが、
もう待てないので、先行貼り付け宣伝です。
6月4日~6日の銀座王子ホールでの公演、
『オペラthe銀座 銀ぱち物語』の事は、
何度か書きましたが、チラシの制作に時間が
掛かっておりました!
相変わらず素晴らしいイラストを含むデザインは、
芸大の時からの友達の石橋様(伏してサマですわ)。
いつも思いますが、餅は餅屋なのです。
私も時折、いい加減な文章や絵を書いたりと、
その場しのぎの広告を作ったりはしますが、
専門家に任せると、隅から隅まで道理の通った、
バランスよいものが出来上がります。
舞台芸術では、目で観て耳で聴いて、しかも、
舞台上の人物は、動き、歌で訴えかけてきます。
良い絵画も、動かずジッとしていながら、
さも今から歌を歌うか、悩みを打ち明けるのか、
はたまた攻撃を加えてきそうな気配も感じるほど、
静物であることを忘れさせる魂を感じます。
公演の広告デザインは、商業広告でありながら、
未だ見ぬ、まだ聴かぬ公演の内容を予感させ、
取る人が「行ってみたい!」と叫ぶようなものを
創り上げなければならず、難しいものです。
世の中に反乱するチラシ類ですが、
私は、典型的なクラシック界のチラシが嫌いです。
最高のオーケストラや、上質な室内楽、
震えるような現代音楽に、心洗われる様な教会音楽、
楽しいもの、哀しいもの、奇抜なもの、稀有なモノ、
すべて広告から音楽会は始まっているのに、
チラシからはそんな雰囲気が伺えない・・。
全てではないけれど、9割はつまらないチラシ。
あえて比較の為に例を出しますが、
対して演劇のチラシのなんと楽しい事!
タイトルと図案、はたまた出演者の顔だけ、
紙に凝り、書体に凝り、伝えようという気持ちが、
たった0.1ミリの紙の間からヒシヒシと伝わって、
何度も捲って、立にしたり廻してみたり、
どれもこれもドラマチックなものであり、
手に取る人はきっと「観て見たいな~」、と・・・。
ただ、経験から言うと、同時に出ているチラシ、
10枚を並べて素晴らしいと唸って選んで行っても、
失礼ながらチラシで期待したほどは面白くない・・。
いや、これは嫌味を言っているのではなく、
その位、人を惹き付ける広告チラシは大切で、
チラシを2つ折りにするのが勿体無いほど、
毎日眺めながらその日を待ち侘び、
舞台を観にいく楽しみや期待に胸膨らませる。
これが、演じる方と、観る方の関係をつくると、
当たり前の事が出来ないクラシック界には、
ホトホトあきれ果てているのです。
と、あまり言うと、これからの全ての公演、
何を言われるか解らないので、この位に、と。
付け加えりゃ、、、(まだ言うのか!)
チケットだって、PやE、最近はLとか、
ま、便利で合理的ですが、昔で言うところの、
『赤木屋プレイガイド』(と、あえて二重鍵カッコ!)、
に並んだ演劇やコンサートのチケットは、
「行かれない・・・」のもありましたが、
子供心には、ダイアモンドが並ぶ宝飾品売り場に
見えたものですよね。
年に何度かの行く事が出来た公演では、終わっても、
チケットをB2版のクロッキー帳に貼って、
下には感想なんか書いたりして、大切にした。
こんな時代は、もっと貪欲であり、
舞台に上がるほうも必死で戦っていたはずですね。
パソコンで、一発で申し込むのは便利ですし、
カード決済も楽チンで良いとは思いますが、
お客様は、買った瞬間から楽しみが始まっている、
という事を、私達は忘れてはいけないのでしょう。
だから、広告は大事にしなければならないと、
この公演の広告チラシの出来上がりを見たときに、
あらためて石橋さんに感謝いたしました。
このブログを読んでいただいている方々にも、
直ぐに、失礼ながらDMですが届くと思います。
残念ながら3つ折封筒でしょうが、
折り目を柔らかく、皆さんが枕元や冷蔵庫に
貼りやすい状態でお届けします。
そうそう、送り漏れで届かない方は、
下記特設メールにでも、東京テアターへの電話でも、
言ってください。直ぐにお送りいたします。
6月まで、ハチミツプロジェクトの話し、
銀座の養蜂の話はバンバン続きますが、
どうか、お付き合いください!
申し込みは、こちらでも!
全席指定(今なら良い席!)4500円
ginpachi@tkyt.com
03-5771-8114(東京テアター平日9:00~18:00)
本当は出来上がりが来週なのですが、
もう待てないので、先行貼り付け宣伝です。
6月4日~6日の銀座王子ホールでの公演、
『オペラthe銀座 銀ぱち物語』の事は、
何度か書きましたが、チラシの制作に時間が
掛かっておりました!
相変わらず素晴らしいイラストを含むデザインは、
芸大の時からの友達の石橋様(伏してサマですわ)。
いつも思いますが、餅は餅屋なのです。
私も時折、いい加減な文章や絵を書いたりと、
その場しのぎの広告を作ったりはしますが、
専門家に任せると、隅から隅まで道理の通った、
バランスよいものが出来上がります。
舞台芸術では、目で観て耳で聴いて、しかも、
舞台上の人物は、動き、歌で訴えかけてきます。
良い絵画も、動かずジッとしていながら、
さも今から歌を歌うか、悩みを打ち明けるのか、
はたまた攻撃を加えてきそうな気配も感じるほど、
静物であることを忘れさせる魂を感じます。
公演の広告デザインは、商業広告でありながら、
未だ見ぬ、まだ聴かぬ公演の内容を予感させ、
取る人が「行ってみたい!」と叫ぶようなものを
創り上げなければならず、難しいものです。
世の中に反乱するチラシ類ですが、
私は、典型的なクラシック界のチラシが嫌いです。
最高のオーケストラや、上質な室内楽、
震えるような現代音楽に、心洗われる様な教会音楽、
楽しいもの、哀しいもの、奇抜なもの、稀有なモノ、
すべて広告から音楽会は始まっているのに、
チラシからはそんな雰囲気が伺えない・・。
全てではないけれど、9割はつまらないチラシ。
あえて比較の為に例を出しますが、
対して演劇のチラシのなんと楽しい事!
タイトルと図案、はたまた出演者の顔だけ、
紙に凝り、書体に凝り、伝えようという気持ちが、
たった0.1ミリの紙の間からヒシヒシと伝わって、
何度も捲って、立にしたり廻してみたり、
どれもこれもドラマチックなものであり、
手に取る人はきっと「観て見たいな~」、と・・・。
ただ、経験から言うと、同時に出ているチラシ、
10枚を並べて素晴らしいと唸って選んで行っても、
失礼ながらチラシで期待したほどは面白くない・・。
いや、これは嫌味を言っているのではなく、
その位、人を惹き付ける広告チラシは大切で、
チラシを2つ折りにするのが勿体無いほど、
毎日眺めながらその日を待ち侘び、
舞台を観にいく楽しみや期待に胸膨らませる。
これが、演じる方と、観る方の関係をつくると、
当たり前の事が出来ないクラシック界には、
ホトホトあきれ果てているのです。
と、あまり言うと、これからの全ての公演、
何を言われるか解らないので、この位に、と。
付け加えりゃ、、、(まだ言うのか!)
チケットだって、PやE、最近はLとか、
ま、便利で合理的ですが、昔で言うところの、
『赤木屋プレイガイド』(と、あえて二重鍵カッコ!)、
に並んだ演劇やコンサートのチケットは、
「行かれない・・・」のもありましたが、
子供心には、ダイアモンドが並ぶ宝飾品売り場に
見えたものですよね。
年に何度かの行く事が出来た公演では、終わっても、
チケットをB2版のクロッキー帳に貼って、
下には感想なんか書いたりして、大切にした。
こんな時代は、もっと貪欲であり、
舞台に上がるほうも必死で戦っていたはずですね。
パソコンで、一発で申し込むのは便利ですし、
カード決済も楽チンで良いとは思いますが、
お客様は、買った瞬間から楽しみが始まっている、
という事を、私達は忘れてはいけないのでしょう。
だから、広告は大事にしなければならないと、
この公演の広告チラシの出来上がりを見たときに、
あらためて石橋さんに感謝いたしました。
このブログを読んでいただいている方々にも、
直ぐに、失礼ながらDMですが届くと思います。
残念ながら3つ折封筒でしょうが、
折り目を柔らかく、皆さんが枕元や冷蔵庫に
貼りやすい状態でお届けします。
そうそう、送り漏れで届かない方は、
下記特設メールにでも、東京テアターへの電話でも、
言ってください。直ぐにお送りいたします。
6月まで、ハチミツプロジェクトの話し、
銀座の養蜂の話はバンバン続きますが、
どうか、お付き合いください!
申し込みは、こちらでも!
全席指定(今なら良い席!)4500円
ginpachi@tkyt.com
03-5771-8114(東京テアター平日9:00~18:00)
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