邦楽仲間2013/11/04 22:41

ラガヴーリン62 公演終わりました。
先週からの怒涛の連続公演も、
ようやく収束し、ホッとしています。

箏の合奏はやはり楽しく、
春に呼んでいただいた森の会以来の関係に
同級生に心より感謝している次第。
司会で進行もしましたが、
いつ喋っても邦楽の解説は命がけ、、。
専門家、先生方がいる中で喋るのは、
針の筵を超えております。

でも洋楽演奏家としての邦楽への興味は、
一般のお客さでも同じと思います。
その辺の興味と疑問に応える事が役目と、
拙い解説ながら丁寧に進めました。

洋楽はあまりに合理的過ぎて、
邦楽は時に自由主張が過ぎます。
でも洋楽の、楽典やソルフェージュの
窮屈なロジック、概念に疲れると、
邦楽器の自由発想は驚きながら、
音楽脳の解放を感じます。
テンポ、拍子、ピッチ、音色、アンサンブル、
縦横の絶対を求める西洋音楽も
邦楽の生い立ちを学び存在を肯定しながら
価値を見直したらどうかとも思うー。

邦楽に洋楽を思い入れ、
洋楽で邦楽に憧れる。

両方に携われる毎日に感謝です。

ラガヴーリンもさることながら、
この演奏会の仕組みを整えている仲間、
特に真樹ちゃんには感謝ばかりなり。
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