セイノー本番20132013/11/01 23:21

無事に10回の鳥取の学校公演が終わり、
帰宅してホッとしていますが、
数時間後には明日のリハ+本番!
頑張らねば。

東京西側ですが、
お時間あれば是非お出掛けください。
よい演奏をすると思います。

セイノーユースオーケストラ
第5回不定期演奏会
2013年11月2日(土)13:30開場 14:00開演
☆入場無料☆

指揮:榊原徹
ピアノ独奏:丹千尋
会場:パルテノン多摩 大ホール
(京王線・小田急線・多摩モノレール 多摩センター駅下車徒歩5分)
曲目
歌劇「魔笛」序曲/モーツァルト
ピアノ協奏曲第5番「皇帝」/ベートーヴェン
交響曲第5番「運命」/ベートーヴェン

5周年公演終了2013/11/02 23:54

Say No YesYes Youth Orch.、
5周年の公演が終了いたしました。

コンチェルトで華を添えてくださった、
ピアニスト丹さんに心より感謝いたします。

5年前はどうなるのかと思ったオケですが、
皆の社会人経験と比例して、
しっかり成長していると思います。
気の合う仲間ではじまったコミュニティですが、
今や輪は二重にも三重にも広がり、
年代や出身グループなども超越しています。

常任として指揮をさせて頂くのですから、
責任を強く感じていますが、
演奏面の進化も大いに感じております。
ロマン派前期までを中心にした構成も、
クラシックとオケを見つめなおす機会であり、
私にとっても時間を掛けられる貴重な団体。

回数を重ねる度に増えるお客様の数に、
心から感謝しますし、
多忙期の楽しみとして時間を割いている、
オケのメンバーにも祝福をしたいです。

このオケといつまでも素晴らしい関係で
すごせる事を祈ります。

さて、きついオケ関係の1週間をこなして、
明日、明後日は邦楽との集い。
スイッチを切り替えます!

ラガヴーリンたちと2013/11/03 22:39

鳥取の1週間毎日公演疲労感のまま、
激務のオケ本番も終えましたが、
今日は明日の為のリハーサル。
筝曲娘達との共演です。

ゲストも入れ5人でアンサンブルするので、
私が指揮もするのですが、
司会進行をするのが使命。
洋楽ならともかく、
邦楽となると、、、、
楽器の話くらいは勉強してますが。
古典曲の解説ともなると、
付け焼刃の短期決戦であった音大受験の
楽典勉強の為に教科書すら開けなかった思い出の
高校生の頃の古文の授業がトラウマだ。
ま、それはいいとして・・・。

芸大同級生と一緒に共演も楽しみですが、
鍵盤ハーモニカ吹きます・・・。
元々尺八と箏の重奏ですが、
尺八風、いや尺八的、、
鍵盤ハーモニカの方で宜しかったでしょうか、
という発想にて二重奏します。

今日リハーサルしたのですが、
皆さん興味津々。
私、冷や汗。
そりゃそうだ。
宮城道雄作って書いてあるものなのだから。
楽しもう、こうなったら。

明日、14時と17時の2回公演。
四ッ谷の教会にてやります。
詳しい場所など、数日前に紹介しています。
お時間あれば是非。

邦楽仲間2013/11/04 22:41

ラガヴーリン62 公演終わりました。
先週からの怒涛の連続公演も、
ようやく収束し、ホッとしています。

箏の合奏はやはり楽しく、
春に呼んでいただいた森の会以来の関係に
同級生に心より感謝している次第。
司会で進行もしましたが、
いつ喋っても邦楽の解説は命がけ、、。
専門家、先生方がいる中で喋るのは、
針の筵を超えております。

でも洋楽演奏家としての邦楽への興味は、
一般のお客さでも同じと思います。
その辺の興味と疑問に応える事が役目と、
拙い解説ながら丁寧に進めました。

洋楽はあまりに合理的過ぎて、
邦楽は時に自由主張が過ぎます。
でも洋楽の、楽典やソルフェージュの
窮屈なロジック、概念に疲れると、
邦楽器の自由発想は驚きながら、
音楽脳の解放を感じます。
テンポ、拍子、ピッチ、音色、アンサンブル、
縦横の絶対を求める西洋音楽も
邦楽の生い立ちを学び存在を肯定しながら
価値を見直したらどうかとも思うー。

邦楽に洋楽を思い入れ、
洋楽で邦楽に憧れる。

両方に携われる毎日に感謝です。

ラガヴーリンもさることながら、
この演奏会の仕組みを整えている仲間、
特に真樹ちゃんには感謝ばかりなり。

兵士の物語2013/11/05 23:14

公演続きもひと段落と思いましたが、
もうすでに次の大きな公演の準備。
11月26日にストラヴィンスキー作曲の
「兵士の物語」を上演します。
私は“語り”として一人芝居の体です。

旧知の仲の芸大後輩とは学生の頃に演奏し、
その時にも語りをやりましたが、
それから30年・・・。
その間にも「兵士の物語」はなんども携わり、
早い話がとロンボーンでも、指揮でも、
語りでもやっています。
もういちど真摯且つ大胆にやろうと、
半年も前から準備をしてきた企画。

この秋冬に一番の力を入れている公演です。

今日は1回目のリハーサルなのでした。

後輩達とは言えヴィルトゥオーゾと一緒に
演奏を出来る楽しみはワクワクです。
文字との格闘は続きますので、
まだまだご報告宣伝させて頂きます。

和訳2013/11/07 23:53

集中して本を読みモノを調べようと思っても、
たまに家に居ると、溜まった仕事の片付けで、
半日が過ぎ行くのであった。

大きな公演が近づくと、
周囲の方々にご案内をしたり、
近況を話しながら諸連絡を取るのも大切です。
つくづく私たちは支援してくださる聴衆に
支えられて活動できていると思うものです。

まだ訳詞が終わっていない部分がある
近々の公演の決着を付けたいのだが、
どうしても先に進まない部分があって、
この箇所の為に膨大な資料を読み漁るが、
深みにはまればはまるほど答は逃げる。

英語との格闘というより、
日本語表現の探求と言った方がよいのか。
歌手の場合には和訳のセオリーみたいなものを
編出しているので、
そのフォーマットの中に納めていくと、
自ずから出来上がるという長年の経験。
しかしながら台詞というのは恐いもので、
フォーマットがあるようでない。
言葉のリズムがあって、
表現者、もしくは登場人物のキャラクター
があったとしても、やはり表現は自由。
台本とは難しいものなり・・・。

市民まつり20132013/11/10 23:44

毎年お馴染みの市民まつりでした。
今川焼き店舗を今年も出し、
駅前ライブとの二元中継で、
委員の皆様は大忙しでした。

狛江焼きと名づけたのは、
地元産のさつまいもでソースを作り、
特徴ある今川焼きにしているためですが、
今年もK店長が頑張ってくれました。
クオリティもあがり、
素人の今川焼きではなくなって来た。
助っ人のM大オケの皆さんも
10名以上参加してくださり、
参加希望だったピアニストA女史も
早くから来ていただいて、
店は午前から繁盛大盛況。
3時半までの開店のはずが、
用意した粉は定数を売り切ってしまい、
なんと1時半には店じまい。

深夜まで打上で楽しむのも常ですが、
このおまつりの意義は、
常日頃からお付き合いのある関係などに、
激励したり感謝したりする機会でもあり、
貴重な1日だったりもします。
雨予報でしたが晴天に恵まれ、
楽しい1日となったのでした。

少しながらちと呑みすぎの毎日。
大事な公演も控えますので、
節制に勤めようと思う次第です・・・。

なにはともあれ、
皆さんご協力ありがとう。
楽しい1日でした。

個人名の訳2013/11/14 23:24

26日の「兵士の物語」公演のために
台本を創り直しました。
以前も台本は自分用に作ったのですが、
今回の公演ようにもう一度原作を読み返して、
よく使用されているジャン・コクトー改訂版を
脱却すべく時間をかけました。
フランス語がラミューの書いた原本ですが、
正式な譜面には今はドイツ語と英語が併記され、
3種の原語で台本を読むことも出来ます。

原本に忠実に独も英も書けばいいと思うが、
訳者が違うせいか、個人的感情移入か、
原語による結構な違いがあって困りながらも、
面白いと思いながら拾っていました。

例えば登場人物の名前の他にも、
故郷に帰ったシーンで友人の名を呼ぶときの
個人名称があるのですが、
これを各国の名前に置き換えています。
・・・考えるに、
ルイっていうオリジナルの名前も、
日本に沿った名前にしてもいいね。

ルイ!なら・・・次郎!・・・いや、
もう少しセンスあるか。
太助!・・・古いね。
しかたない、100年前の話、
原作はもっと古い。
塁!、、現代っ子だね、瑠偉!ラモスか、、、。
ちなみに英語訳では、
Louis → Arther です。ルイはアーサーか?
そして独語訳では、
Louis → Fritz、、フリッツか。
やっぱり日本語だと次郎って顔ですな。
これらの名前が同原語から派生していたら
私は本当に無知なのですが・・・。

因みに同じシーンで出てくる
シャピーおばさんは、英語でMrs.Gray
独語ではFrau Beth、、、ベスって・・・。

この子供のころから知っている
近所の小母さんシャピー家は、さながら、、、
栗山さん、、、か。いや本橋さん、、、
近所の話で、何の意味も無いです。

日本語と外国後の関係を探っていると、
面白いものに出会うというか、
外国語同士でもいろいろな事情が出てきて、
可笑しなものという気がします
続きはまた・・・。
26日の公演準備に追われています。

チラシの裏面、載せておきましょう・・・。

学校公演と芝居2013/11/17 23:16

慌しい毎日ではありますが、
地元の行事もきっちり入っています。

今日は小学校の公演でした。
打楽器とソプラノをお迎えしての、
盛りだくさん、凝縮した公演。

小学校は低高学年で2回に
分けたいのが本音なのですが、
昨今の学校事情ではそうもいかず、
1回公演の事もおおいものです。
そうなると6歳から12歳までが
同時に楽しめるものとなりまして、
打楽器アンサンブルは愉しいのです。
今回は更に“声”も入れて欲しい、
となりましたのでソプラノが入りました。

日曜日の公演は珍しいのですが、
これは学校公開日、昔で言うところの
授業参観のような日であり、
この日にする事で保護者の皆様も
楽しんで頂く事ができるという配慮。
一方で平日授業を削れない学校事情もあり、
イベントを1日で複数こなしてしまおう
ということから日曜の公演になりました。
おまけに今日は避難訓練と、
その後の保護者への引渡し訓練で解散、
というてんこ盛りだったので、
学校、保護者、地域、消防、
そして音楽の街-狛江・・・という
超タイトなスケジュール・・・。

プロデューサー業務だった私の義務は、
時間厳守の徹底でして、
朝の仕込みから公演終了まで、
1分と間違えられない厳しさ。
でも公演の中身は司会をしながら、
時間をコントロールできたので、
終わってホッとしましたし、
時間のロスや遅延も一切無く一安心。

朝早くからの搬入でしたが、
演奏者、お手伝い委員の方々も手際よく、
スムーズに進みながら完璧。
数百人の人が出入りしながらの中、
パスルのようなイベントも滞りなかった。
勿論演奏の三人の打楽器アンサンブル、
歌手の皆さんの演奏も申し分なく、
愉しいひと時になったと思われます。
出演者、スタッフ、事務方、
みなさんありがとうございました。

昼に終わって学校を出た時には、
気分は夕方だったほど充実の午前でした。

夕方は友人女優さんの芝居を観に行った。
エキセントリックな舞台、
千秋楽を見ると解るのは、
数日の間に舞台が進化しているか、
充実度が充満しているかなのですが、
申し分ない若い役者の皆さんに加え、
コミュニケーションの良いスタッフ。
それにしても演劇は台本と演出が、
とにかく命、だという事も実感。
素晴らしい時間でした。
ありがとうございました。

兵士リハ2013/11/18 23:28

26日の「兵士の物語」公演のための、
リハーサルが進んでいます。
狭いながらも合理的に配置できて、
計8名が音+声を出しますが、
皆さん上手いので、
ちょっとずつ調整すればそれでよし。

前半の<ファサード>なのですが、
私の訳詩と器楽との声共演も、
どうにか見通しが立ってきました。
あまりいうとネタバレなので伏せますが、
訳詩する作業は毎回大変でした。
文脈の通らない誌を和訳し、
さらに言葉数を限定しながらリズムにし、
でも日本語として成立させる。
夏に始めながらも、
何度も見直しと書き換えをしながら、
今日のリハーサルでようやく腑に落ち、
後は個人規模の稽古稽古で、邁進です。

まだお席はある様子。
26日は平日ですが、
開演は19:30なのでお勤めの方も、
是非いらして頂きたいな。
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