夏の恒例2016/07/29 23:16

4年前から行っているイベントです。
〜特別支援学級の子ども達との音楽による交流〜
という事をやっています。

小中学校の学校公演なども行っていますが、
特別支援学級の児童に特化した
そして学校以外の方々をお招きして、
一緒に音楽を楽しむという時間です。

最初はクラスの中でやっていた事が、
次第に子ども達の才能あふれる姿を
見ていただきたく、
街の施設の慰問や市役所での演奏、
演奏会でのゲスト出演など、
どんどんとこなしていく逞しいクラスですが、

基本はやはりこの時間です。
理解ある学校と万全の協力体制の先生方に
毎年の事ながら感者いたします。

もう隣の学区に転任された先生を
特別ゲストとして迎えてのサマースクール。
子供達は先生が来て嬉しいやら、
時間がないから集中して練習しなけらばいけないやら、
大変だったでしょうがしかし新しい課題を
なんなくこなしてまいります。

トーンチャイムを使って、
子供達がゲストの皆さんに
音の鳴らし方や楽器の扱い方を優しく教え、
一緒に鳴らして演奏します。

トーンチャイムはハンドベルと同じ考えですが、
軽いアルミダイキャストで扱いやすく、
学校楽器にはとっても素晴らしいのです。


そして練習をしてから、
皆さんで一緒に演奏して
練習の成果を発表します。

卒業した中学生も応援に駆けつけたりと、
賑やかで和やかなイベントですが、
統率の取れた学級の皆の集中力に感心しながら、
相変わらずこちらが嬉しくなる時間です。


45分の交流のイベントの後には、
この授業で使用しているフィギャーノートの
講習会が催されました。

フィンランドで20年前にできた
音符に変わる色と形によるサインで、
音の高さと長さ、リズムを表現します。
普及の会を立ち上げた先生が中心に、
フィギャーノートの扱いやすさを中心に
皆さんにお話ししますが、
私も経緯も含めてお話しをさせていただきました。

質の高い演奏による淀みない音楽や
崇高な芸術的時間溢れる劇場空間も、
実に大事な人間の欲求と文化の形です。
然しながら演奏の作用は実に沢山の形態があり、
音楽で心豊かになる事が目的ならば、
楽園はこういう場所に隠れていると思うものです。

私が思う毎夏の大切です。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://hanatsubaki.asablo.jp/blog/2016/07/29/8143092/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。

カウンター