愉快モデルハウス2016/07/16 23:23

この世の中にはいろいろな音楽の必要があるものですが、
思わぬところで聴く事のできる音楽が、
必要な耳のインテリアだとしたら、
日常が極上にも成りますね。

可愛いスリッパですが、子供さん用。
今日はモデルハウスのオープンイベントで、
音楽家を派遣するプロデュース。
若手の素晴らしい2人に弾いて頂きました。

昔からモデルハウスでの演奏の需要って、
ある事は知っていますし、
私も過去に関わった事があります。
大抵はメーカーが新規に建てたハウスの
お披露目イベントでの演奏ですが、
結構大切な事だと想うのです。

モデルハウスって新築の素晴らしい機能性を配した
憧れのマイホームの理想形でもありますね。
室内は電化製品やダイニング周りも
必要最低限の道具や用具も設えます。
当然リビングにはソファーからテレビ、
そして寝室になればインテリアも変わり、
壁には蒐集した趣味のものなどもあるわけです。

う〜〜んとっても素敵です。
これらを眺めながら、うまく考えられていると
関心をして空き時間に部屋を眺め回しました。

この家は二世帯の大きな家。
床面積も広く室内の誂えや、
部屋の水済みの調度品の拘りも含めて、
結構なアッパーミドルクラスの方々の住む想定。
住まう人の仮想の妄想が尽きません。

壁のハードカバーの本なども、
英字の画集や歴史本などもあり、
少し民族色の強い置物や写真立てなどは、
家主が海外によく出る商社マンかもしれません。


こんな謎めいたオブジェも好きな家主、
そしてヤケに吊りものインテリアが好き。
音がなる鈴系のお土産が好きな方なのかも・・・。


これなんか寝室にそのままカウベル。
重い鉄などの材質ではなく、
錫と思われる響きが心地よいです。

一階は親世帯らしく、
和室もあり落ち着いた調度品が多いのです。
75歳(間取りに想定で書いてあった)のお父様は
趣味は写真らしく、、だから凝った写真立!
棚に置いてあった一眼レフはフィルムカメラ。
散々一緒に旅をしたのか、
使用しない今は立派なインテリア。

・・・とまぁ、
ウォークインクローゼットに掛かった
シャツブラウスを見れば奥様の趣味もわかり、
お子さん用に買ったぬり絵の本も、
色鉛筆の選び方も面白い。

殺風景な室内になりそうなモデルルームを、
設定したした仮定家族の日常を想像させる
インテリアを選ぶデザイナーは楽しそうです。
それらがあるだけで、
そこに人が住んでいるかのような錯覚。
窓からはこんな風景も・・・

これは現実ですが、
この風景までもが良い環境を作っていますね〜。

そうそう演奏の話。

来られるお客様が皆このメーカーを知っている
リピーターや顧客という事で、
みなさん落ち着いた雰囲気の方ばかり。
そう思いましたから人選も気を遣い、
それが好評でホッとしました。

目で見る家でありながら、
もしかしたらこんなサロンコンサートもどう?
と言わんばかりの生演奏の音は、
出来立ての軽量鉄骨の家ながら良い響きであり、
無垢材を使用した室内の贅沢とピッタリで、
みなさん笑顔で聴いてくださいました。
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