毎日が舞台

久しぶりに鎌倉。
どのくらい振りかと思うと、
もしかしたら小学生以来か？
と思うほど記憶に遠い大仏、
忘却の彼方は八幡宮。
たいへん新鮮でした。

仕事で出払っている我家が、
3人で出かける事すら珍しく、
今日は意を決しての星印予定。
いつも出足が遅いのですが、
9時前には出発。
電車を乗り継ぎ、
江ノ電は子供のように先頭席。
雨上がり青空が広がると、
波と戯れるサーファー達は
羨ましい自由人に映り、
ガタンゴトンと反射する
電車横の窓ガラスも、
寛容な表情に見えてきます。
海を見ることは稀ではなく、
東京湾だって身近なものと
思っていたのに、
“湘南”という言葉だけで、
アドレナリンが滲み、
羨まし指数も急上昇なのです。

この場所を愛している
方々がいるのが解ります。
ラッシュに揉まれて通勤しても、
乗り継ぎながらの帰宅でも、
海と山がある準都会生活は、
荒んだビジネスラインとの
精神バランスを、
最上に整えるのでしょうね。

仕事があったので早めに帰宅。
5時間ほどのお出掛けでも、
血中潮風濃度を上げることは、
大切だと感じたのでした。