凹みギミ2010/11/17 23:47

このところの毎日、
演奏は公演が詰まっておらず、
穏便な日々なのですが、
何せ事務作業が多く困憊。

指揮者は誰でもそうでしょうが、
発案から企画構成をして、
公演の意義を見出したり、
集客につなげる努力をします。
これをできるかどうか、
周りを見渡しながら企画できるか、
大事な職分だと感じます。

私の場合は、
もう少し大きな音楽祭や、
舞台芸術系のイベントも行い、
また逆に柔らかな企画も抱えます。
これらの発案や企画は、
大抵1年~1年半前なのです。
この時期はさらに来年度の
企画モノへの助成をお願いする、
助成申請の時期でもあります。
やっと終わったと思ったら、
既に来年度の企画の意図を図る。
具体的に時間、人の動きをあげて、
経費を考え、算出する・・・。

う~、そんな事すぐ出来ない!

大体この国の近未来も不透明で、
混迷する政治経済状態の中で、
独りよがりな文化芸術企画など
ニコニコ提出しようものなら、
それだけで、
「大馬鹿芸術家風情が!!」と、
罵られそうである。
慎重且つ大胆、合理且つ上質、
こんな事に頭を使いながら、
周りの人間関係を考えると、
余計に心は凹んで参ります・・・。

今日明日の結論が大事。
それでも前に進むのが日常。

本日原稿を書き上げ、
来月発刊される季刊誌のコラム
目出度く25回目を迎える。
初めてのライト口語体コラム。
自分で書いていて、
クリスマスが近いと知らされる。
今年もあと40数日です。
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