毎日が稽古2007/03/17 23:34

ブログ用の写真を撮りたいのだが、
写真を撮る間もなく毎日の稽古は進みます。
当たり前だが、指揮者は腕を振っているので、
カメラ構えられるはずも無く、芝居の部分も、
真剣に聞いていると、勿論稽古に没頭です。

ミカド、21日から公演ですが、
今年1年間、どの位稽古をしたのでしょうか?
英国公演、今回の東京公演、あわせて150日は、
稽古場に、出演者は通ったのではないのかなぁ。
歌舞伎は3日で稽古してしまうこともありますし、
オケの演奏会だって、プロは、3日、、、いや、
その日にリハ、本番の公演だってあります。
舞台芸術は、そうは行かない。
バレエだって、オペラだって、稽古積んで、また積んで、
稽古、稽古、稽古!と、何度でもやるのです。

繰り返せば、
いろいろな事が見えてくるのですね。
必要なのです、繰り返す事が。

休日なんて、誰にもありません。
きついですよ、出演者は、とっても。
5回公演、続けてやったこと皆無いかも知れない。
でも、挑戦していくのです。
商業演劇ではなく、アマチュアでもない、
プロのオペラ歌手が、ここまで真剣に取り組むと、
新たしい世界が見えてきます。
横柄なことも言いません、大風呂敷も広げません、
ただ、挑戦を続ける事は先人に対しての礼儀です。
常に前に進まなければなりません。

明日からオケの練習、
そして、次の日は、歌とオケのご対面です。
頑張ろう!みんな!
21日初日と、25日千秋楽では、
違う舞台になっていきます。
これは、初日の良さもありながら、
舞台人は、舞台の上で進化していくのです。

21日~25日、5回の公演です。
予定が立った方、もう見られないミカド公演です。
日本では、きっと、、、、もうやりません。・・・

さぁ、頑張ろう、頑張ろう、頑張ろう!
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