決断2007/03/02 23:59

引越したのが1月半ばですから、もう50日。
100個あったダンボールも、ほんの数個になり、
仕事関係もとりあえず棚に放り込み、
少しまともな生活空間が得られたのですが、
完了とは言いがたい重要な問題があったのです。

楽譜、書籍、CDという必要不可欠ながら、
時代と逆行した嵩張るアナログなモノ達。
CD・・・デジタルだからといって、嵩張るのです。
今やメディアを介さないでメモリーに記録する時代、
可哀想なこの類は“デジ穴”(デジタルの落とし穴)と、
呼んでやりたい。つまり、既に「過去のデジタル」。

楽譜、書籍は嵩張るが故の楽しさと、
困った振りのステータスも、ちょっこっとありますが、
CDは、ダメでしょう。
薄いディスクに、厚いプラスティックケース。
いくら、中にプログラムノート入れても、
もう少しコンパクトしないといけません。
このCDの置く場所がなく、
50日経っても引越しが完了しないのです。
自分で買ったり、資料で送られたり、
公演記録でも贈られたりと、毎日増え続けるCDは、
まぁ、職業柄必要ですし、しょうがないのです。
しかし、数100枚なら困りませんが、1000枚を越えると、
流石に行く末が心配になります・・・。

そこで、提言です。

プラケースの背表紙を見せて陳列する、魅せ方は、
そろそろ要らないのでは無いでしょうか?

LPからCDになったときも、
ジャケットデザインの縮小に、
目で楽しむ音楽の楽しさが半減といいながら、
今では何の不満も無いのですし、
ましてやダウンロードで音楽配信する時代に、
ジャケットとか、プログラムノートなんて、
言っている場合ではないのです。
プラケースなくせば、環境にも配慮され、
値段も若干安くなり、薄く軽くなり、
業者の運搬も経費は安くなる。
宅配便に、定形外郵送、すべて軽く安くなるのです。

ダウンロードには、抵抗がある方、
でもやはりCDで聴きたい方。
最もです。クオリティーが違うのですから。
でも、CDは宝石ではないのです。
所詮ライブの音には敵わないのですから。
陳列廃止を訴えて、私はプラケース廃棄を決断!
(このゴミが問題だが、だれか要らないかい?)

不織布(これは何て読むのだ)ケースという、
前からあるペラペラ薄いCDケース、いや袋に、
CDとインデックス裏、プログラムノートを入れる。
CD2枚用なので上手く収まるのです。
この1~2年で、需要も増えて良いのが手に入りますが、
メーカーにより、少しずつ使い勝手や、
サイズもコンマミリ単位で違うのです。
これらを一通り買って試した後、お気に入りを発見!
そして今、全て移し代える作業が始まった。
いや、ゴキゲンだ!
CDの棚には今までの3倍量入り、
陳列方法は、CDショップと同じでやり方、
図書館の様に非常に探しやすい!

だが、この移し変える作業を何時やるのか、
これが次の難関である。
その時間がない・・。
1週間暇だったらやるのだが、一生無いだろう。
と言っている間にも増え続けるCD達。

しかし腰は据わった。もうCD陳列はしない
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