円卓2010/03/28 22:10

久しぶりのアマチュアオケのリハーサル。
少し遅れて到着すると、
私がいない間に振って頂いている団員が、
既に合奏の音を出し合わせていました。
大変熱心です、皆さん。

プロは、ドンドン仕事こなしますので、
2日~3日の事前リハーサルが殆どで、
最短ですと本番前にリハーサル2時間、
なんて仕事も少なくないくらい。
勿論、事情も技術も違うのですから、
比較は出来ないのですが、
3ヶ月以上練習に時間をかけられる
アマチュアの方々の活動が、
時々とても羨ましくなります。

指揮者は、練習が2時間であっても、
当然事前準備に時間をかけますが、
リハーサルの時間がなければ、
それなりの対処で物事を進めます。
これは3日のリハでもおなじですが、
プログラムを3ヶ月以上準備することは、
オペラプロジェクト以外では考えられない。
ですから、3ヶ月の期間があれば、
音楽の様々な事を考え直したり、
普段出来ないような表現を試したり、
また、上達する皆さんに合わせて、
目標値を変えたりもできます。

刹那い程のプロとの付き合いと、
共闘とも言えるアマチュアの方々との時間。
全てが音楽であり、大切な時間。
音楽人の生活とは面白いものです。

夜は、近しい者だけで、
誕生に、帰宅、卒業のお祝いで円卓。

なんだか寒い毎日ですが、お陰で、
花粉のピークはやり過ごせた様子です。
ただ、“ヒノキ”って奴がこれから来るのは、
毎年の恒例で、気は抜けない日々なのです。
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