某然2010/03/08 23:33

3月は慌しい。
誰にとってもそうなのだが、官庁は、
年度末の様々な調整、決定で忙しいのです。
公共事業や、公的助成などが関係する事業は、
常にこの3月に泣いたり笑ったりですが、
昔から、なぜかそんな関係の仕事も多く、
一緒に慌しく、
花粉と共にスッキリしない3月上旬です。

昼の1本の電話で決まったのですが、
某市市長さんに同行して、某省の某庁を訪問。
「おうおう!某々言われても解らんねぇ!」と、
怒らないでくださいな・・、言えないでしょ。
待ち合わせより珍しく少し早く着いた私、
一般向けに公開しているガラガラの部屋に入り、
なんだか、地方の様々な資料など閲覧。
官庁街特有の、仕方なく作った情報広場なる部屋は、
やはり何も面白いものはない。
とおもったら、巨大スクリーンが鎮座し、
その横にStartボタンがあれば、
当然押すしか無いというものです。
すると始まったのは文化財的な旧庁舎の歴史物語。
以外に楽しく、5分間はあっという間。

大抵の陳情などは大勢の訪問客が長蛇の列で、
汗かきながら主張を読み上げたりでしょうが、
市長と一緒ですので、スムーズスムーズ。
現状をお話させて頂いたり、
経済的な厳しさを泣きそう声で訴えたりして、
どうにか、用事は済んだかに見えたが、
行動派の市長、私に「少し時間あるでしょ」と、
隣の建物に入り、政務官に直アポイントメント。
お留守でしたが、お土産渡したりして更に奥。
なんだか、ドンドン管轄のトップに近づいていく。
位が違う大きな部屋に入り、またお話。
少し慣れた私、笑顔のまま財政難の話はダメだ。

大変有意義且つ、疲労困憊しました。
自分とはかけ離れた霞ヶ関の空気は、
悪いことしているわけではないのだが、
申し訳ない気分になり次第に滅入ってきます。
永田町に同じですが、
自分、どうしてこう小市民なのでしょう。
どデカイ劇場も、前に数万人居ても緊張しないのに、
ここだけはダメなのです。
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