再開感謝2009/11/11 22:53

連日のみなとみらいでの稽古。
公演が近くなると、実寸が取れる場所を求め、
あちこちのホール、リハ室を借りるのです。
民間は高いし、といって公共施設は、
同じ人が連日は借りられないシステムなので、
経済的に困窮か、稽古毎流浪の民。
しかし、今回の公演は、
主催の好意で、今週の稽古はリハーサル室使用。
これは、本当に助かる。
横浜は遠い?帰りが遅くなる?いやいや、
なんてことは無いのです。
舞台美術も大小道具も、いつもは毎回撤収移動。
この仕事を皆がしなくても良いだけで、
ホントに心より感謝である。
しかも有意義に利用でき、
普段の数倍、効率が良い気がする。

今日は、大ホールで、
リオン歌劇場管弦楽団の公演。
私も招待していただいたのでしたが、
残念ながら稽古が重なって行かれなかった。
そこで、リハを聴かせていただく。
指揮は大野さん。
楽屋から舞台まで、いや施設中が、
フランス系の団体特有の雰囲気・・・
(言葉、匂い、その他)で支配され、
引越し公演の体裁そのものなのである。
火の鳥、牧神の午後への前奏曲、ロメジュリと、
フランス色を前面に出した意欲的なプログラム。
久しぶりに見る大野さんの雄姿は、
以前にも増して神々しかった・・・。
20数年前から変わっていない白いシャツのリハ姿、
肩甲骨から三角筋のバランスの良い後姿は、
目からウロコのような体の重心で、
それだけで本当に参考になりました。
素晴らしいの一言。
リハだけで十分。感謝です。

リハが終わって、楽屋を表敬訪問。
久しぶりすぎて何はなして良いのか解らなかったが、
とにかくお礼と生意気ながら激励。
またもや感謝感謝である。
素晴らしい活動と、これからに万歳です。
藝大の学生時代に学生ブラスを振っていた大野さんは、
まだ大学院を出たばかりの超若手でした。
あの頃、3年でインスペクターの私は、
大野さんと様々話を詰めながら、演奏会プログラム決めや、
生意気な事も言わせて頂き、
面白い試みもしたのをよく覚えています。
私は紆余曲折、寄り道人生ですが、
音楽道の手本のような彼の存在は、
憧れと共に、常に刺激的な存在です。
いつまでも第一線で良い仕事をして頂きたい!

様々、横浜みなとみらいホールに毎日感謝なのです!

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