椅子 イス いす2005/11/11 16:29

このイス、昨日の本番会場、
千葉パルルホールの入り口にあったものです。
ホール内ではなく、ホール入り口の階段踊り場のような、
エントランスロビーにポツリと。

あまりに素敵なイスが、なんとも不釣合いな場所に
あったものだから、不思議です。

勿論、開場待ちをする疲れを癒したり、
階段を行きかう人達が、立ち話になり、
長話の末に座ることもあるでしょうし、
あっても可笑しくはないですね。

イスは大事ですね。
私は腰痛もちなので、10代の頃より、
イスによって、体調を左右されました。
ヒドイイスは、座面が後に傾斜していて、
腰が沈むようなカッコになり、こんなイスに
座るや否や、10分で腰やられます。
ホールによって、皆イスが違う為、
酷いイスの時には、よく高さ変えたり、
傾斜変えて座っていました。
長いリハーサル、本番中、
居心地がいいように。

日本人は、たかだか100年ちょっとの
イス生活ですから、イスに対する思い入れは、
まだまだですよね。座りやすいイス、
日本人にあったイスを、もっと考えて欲しいな。
特にホールの演奏家用のイスなんて、
演奏姿勢に影響するし、安易な折りたたみは勘弁です。
日本車のシートも何であんな起毛した
フカフカなものなのでしょうね?
丁度良く堅くて、どっしりしたシートなら、
どこまでも行きたくなりますわ。

コンサートホール、劇場、映画館の客席椅子も、
大抵ダメです。ただふかふかしたもの、跳ね上げ式に
こだわりすぎて、座ることを考えていないもの。
2時間も続けて同じ椅子に座るんだモノね。
映画好きでもあれに座ると思うと、DVDにしておこうと。

映画館の椅子をやめて、畳敷きにして、
半券切ったら、座布団一枚渡す。
混んでいる時はそのスペースで、一列に礼儀正しく、
でも、空いているときは、どうぞ、寝転んで、
座布団抱えるもよし、二つ折りで、脇に入れて、
肱立てて観るもよし、こんなのだめなのかなぁ。
コンサートは、やめて欲しいが、
映画ならいいじゃない!

なんて、この椅子に座りながら考えました。
すわり心地は良かったですよ、
お陰で、本番もうまく行きましたしね。
芸術祭参加公演でしたが、良い結果でるといいな。

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