恒例の還元2016/07/21 22:55

毎年この時期になると舞台では恒例の還元です。

何にどう還元するのかというと、
日頃の感謝を込めて施設を運営している財団より、
市内の小中高の音楽系部活動を支援する舞台提供です。

夏の部活の活動は
長期休みにしっかり練習をできるので
長時間に亘り練習を重ねますが、
この時期はどの分野でもコンクールがあります。
合唱、吹奏楽、伝統音楽、、、
様々なジャンルですが、
練習を積み上げて音楽を仕上げて挑みますね。

しかしながら学校では場所が狭かったり、
体育館など暑い環境では体にも負担が大きいです。
そこで1日でもホールを開放して、
舞台のスケールで練習をしてもらおうという試みです。

舞台を提供するだけではなくて、
講師の派遣や楽器の運搬などの経費も
市民に対する還元費として支出します。


今日は午前から箏曲合奏。

あと2週間で全国大会があります。
自ずから熱も入り精密な練習になっています。
呼吸を合わせて演奏を繰り返し、
欠点を直し補いまた練習・・・

素晴らしい音を奏でていますので、
良い結果が付いてくると祈ります!

そして急ぎ撤収して、
その後は急遽入れた舞台での撮影。

秋の公演のために出演者に来ていただき、
宣伝広告用の写真をたくさん撮っていきます。

クラシックの広告チラシって、
いつものプロフィール写真を持ち寄って
並べて使う事が多いですね。
同じ舞台で共通の意識で演奏するのに、
写真もイメージが欲しいものです。

なかなか全員一緒とはいきませんが、
舞台の同じ明かりの元に撮れば、
きっと面白い絵が出来ると信じて撮るのです。

わざわざ写真家にも出向いてもらい、
こんな事を出来るのもありがたい環境です。

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