ゼロハリ人気 ― 2015/12/14 12:12
最初はそんなつもりではないのに、
気がつくと「周りは○○だらけ」というのが
蒐集癖という厄介な趣味なのです。
ドイツで知り西洋的な機能と合理性に感銘し
それ以来25年以上使い続けている
ジュラルミン・アルミ合金の至極の玉手箱、
RIMOWAは既に手元に数十個あり、
購入経緯の記憶を辿るのでさえ億劫な数。
対してアメリカ大陸には
Zero Halliburton通称“ゼロハリ”
という一方の雄が君臨しています。
欧州擁護から敵と見なした訳ではないのですが、
軽く柔らかくても強い素材のRIMOWAの
ジュラルミンというアルミ合金に対して、
ゼロハリは「月の石を持ち帰った鞄」
の異名を持つアメリカ的な屈強な筐体です。
欧州的な頭の柔らかいRIMOWA好きで、
最初はゼロハリに対して目もくれなかった。
なのですが、、、
次期に「敵を知る事も大切」と思い、
その昔1つの中古ゼロハリを手に入れたのです。
たまたま入った中古オフィス家具屋さんの棚に、
特殊精密機械を入れてあったのであろう
ヘンテコな内装の中古ゼロハリがありました。
丈夫そうな少々古びたシルバーの偏屈は、
私には嫌な第一印象でもなかったのです。
内装を張り替えて時折使用しているうちに、
重たいけれども丈夫で無骨な外観のゼロハリは、
すぐに口数少ない良き友となりました。
RIMOWAの収集癖増殖は前述の通りですが、
数十年の合間には縁のあったゼロハリを
手に入れる機会がポツポツとあり、
期せずしてゼロハリも数が増してきました。
でも飽くまでRIMOWA命だったのです。
いや今でも断固そうなのです。
しかしヘビーユーザーだから苦言しますと、
最近のRIMOWAはどうかしている。
特筆の一生ものジュラルミン筐体に
文句を言う奴は居ないでしょうし、
擦って凹んで傷ついて尚愛おしいのが、
RIMOWAマニアの真髄ってものです。
でもね、、、
ジュラルミン筐体以外があまりにも
チャッチーのですよ・・・。
今時はね、
某隣国製の3000円キャリーバック、
100円ショップ手に入る奮発500円の
ショッピングカートでさえも
タイヤから持ち手、キャリーまでとっても、
簡単には壊れやしません。
しかしRIMOWA・・・
壊れすぎだと思うな。
ハンドル、キャリーハンドル、
タイヤ、鍵、ロック、・・。
屈強な部分は一つもないのです。
それでもジュラル民族は、
直して、磨いてはたまた改造して
愛用していますよ。
それ自体の値段の高さは、
円安やユーロとの為替で仕方ない。
小さなRIMOWA一個5万円でも買えない時代は、
昨今特有の人気商品の高騰かもしれない。
でも修理代も高いのです。
正規輸入品以外は修理代上乗せする、
某修理専門代理店とかどうして?
それで再燃するわけですよ。
ふと横を見てみるとじっとこちらを見ている
奴らに一声かけるわけです。
「やっぱり頼りになる奴じゃん!ゼロハリ」
って肩をポーンと打ちたくなるのですよ。
屈強な筐体ばかりではなく、
合わせのヒンジやロックシステムまで、
しっかりカチッと決まるのがゼロハリ。
でもって80年代のシリーズが
まだまだ安く流通しているのです。
素敵なシャンパンゴールドなどで
オークションで誰にも見向きもされないと、
「おいおい・・」って可哀想になるのです。
情けで手を伸ばして捨て猫を拾ってしまう気分で、
画面の中のアルミ筐体猫が、
数日後には目の前に置いてあったりする。
そうして気がつくとね十数個あるわけですよ、
ゼロハリだけでも。
何度も言いますよ。
RIMOWAが好きなんですがね。
拾っちゃう子猫ゼロハリ。
気がつくと「周りは○○だらけ」というのが
蒐集癖という厄介な趣味なのです。
ドイツで知り西洋的な機能と合理性に感銘し
それ以来25年以上使い続けている
ジュラルミン・アルミ合金の至極の玉手箱、
RIMOWAは既に手元に数十個あり、
購入経緯の記憶を辿るのでさえ億劫な数。
対してアメリカ大陸には
Zero Halliburton通称“ゼロハリ”
という一方の雄が君臨しています。
欧州擁護から敵と見なした訳ではないのですが、
軽く柔らかくても強い素材のRIMOWAの
ジュラルミンというアルミ合金に対して、
ゼロハリは「月の石を持ち帰った鞄」
の異名を持つアメリカ的な屈強な筐体です。
欧州的な頭の柔らかいRIMOWA好きで、
最初はゼロハリに対して目もくれなかった。
なのですが、、、
次期に「敵を知る事も大切」と思い、
その昔1つの中古ゼロハリを手に入れたのです。
たまたま入った中古オフィス家具屋さんの棚に、
特殊精密機械を入れてあったのであろう
ヘンテコな内装の中古ゼロハリがありました。
丈夫そうな少々古びたシルバーの偏屈は、
私には嫌な第一印象でもなかったのです。
内装を張り替えて時折使用しているうちに、
重たいけれども丈夫で無骨な外観のゼロハリは、
すぐに口数少ない良き友となりました。
RIMOWAの収集癖増殖は前述の通りですが、
数十年の合間には縁のあったゼロハリを
手に入れる機会がポツポツとあり、
期せずしてゼロハリも数が増してきました。
でも飽くまでRIMOWA命だったのです。
いや今でも断固そうなのです。
しかしヘビーユーザーだから苦言しますと、
最近のRIMOWAはどうかしている。
特筆の一生ものジュラルミン筐体に
文句を言う奴は居ないでしょうし、
擦って凹んで傷ついて尚愛おしいのが、
RIMOWAマニアの真髄ってものです。
でもね、、、
ジュラルミン筐体以外があまりにも
チャッチーのですよ・・・。
今時はね、
某隣国製の3000円キャリーバック、
100円ショップ手に入る奮発500円の
ショッピングカートでさえも
タイヤから持ち手、キャリーまでとっても、
簡単には壊れやしません。
しかしRIMOWA・・・
壊れすぎだと思うな。
ハンドル、キャリーハンドル、
タイヤ、鍵、ロック、・・。
屈強な部分は一つもないのです。
それでもジュラル民族は、
直して、磨いてはたまた改造して
愛用していますよ。
それ自体の値段の高さは、
円安やユーロとの為替で仕方ない。
小さなRIMOWA一個5万円でも買えない時代は、
昨今特有の人気商品の高騰かもしれない。
でも修理代も高いのです。
正規輸入品以外は修理代上乗せする、
某修理専門代理店とかどうして?
それで再燃するわけですよ。
ふと横を見てみるとじっとこちらを見ている
奴らに一声かけるわけです。
「やっぱり頼りになる奴じゃん!ゼロハリ」
って肩をポーンと打ちたくなるのですよ。
屈強な筐体ばかりではなく、
合わせのヒンジやロックシステムまで、
しっかりカチッと決まるのがゼロハリ。
でもって80年代のシリーズが
まだまだ安く流通しているのです。
素敵なシャンパンゴールドなどで
オークションで誰にも見向きもされないと、
「おいおい・・」って可哀想になるのです。
情けで手を伸ばして捨て猫を拾ってしまう気分で、
画面の中のアルミ筐体猫が、
数日後には目の前に置いてあったりする。
そうして気がつくとね十数個あるわけですよ、
ゼロハリだけでも。
何度も言いますよ。
RIMOWAが好きなんですがね。
拾っちゃう子猫ゼロハリ。
最近のコメント