レハール賛2014/12/24 23:26

クリスマスです。
正式にはイブですが日本の場合、
教会に出かける宗教行事は少ないので、
今日の方がモチベーションは高いですね。

子供が小さな頃は、
深夜に枕元に忍び込むサンタさんの
手伝いに勤しんでいましたが、
こうなるってぇと用無しな家人です。

さておき。

時間があったので譜面を探す。
というより無数にある譜面の中から、
幾つかの捜査をする時間が出来たので、
山を切り開いて久しぶりに捲った。

昔、25年~15年前に集中して探した
ベルリン、ウィーンでの古い楽譜。
殆どの種類はオペレッタ、カバレット等、
Unterhaltung Musikと言われる
娯楽音楽の分類にされてしまうのだが、
逆に言えば流行を作った時代の譜面は、
大事に印刷されて流布されるのです。

美しい譜面が続々出てきます。
殆どが1910~1930年代の初版ですが、
初版だからこそのカラー刷りの表紙。
他にも沢山持っているのですが、
たまに広げるこういう譜面に心躍ります。

日本でも初版の譜面の表紙は
相当凝ったモノがあったのですが、
重版されるとたちまちシンプル、、
いや手抜きと経費削減の面白みのない
表紙になりますね。
昨今の紙離れで予算が取れず、
オンデマンドの簡易印刷も多く、
余計に殺風景な譜面ばかりになります。
逆にこういう凝った表紙を作れば、
紙に回帰すると言う起爆剤に
ならぬのだろうか?どうだろう?

しかし美しい当時の譜面。
沢山あるのですが、
この一冊のみ紹介します。
Frantz Lehar 作曲の
Stadtpark‐schönheiten
という単独のワルツ曲である。
こんな知られていないものが
わんさとあるのだから深い世界だ。
と思ったらyou Tubeで見つけました。
https://www.youtube.com/watch?v=vW6oHd0HIyw

ご興味あれば。
メリークリスマス!

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