講義(汗)2014/06/27 23:27

時折、、多いときには年に数回、
講座を持つことがあります。

演奏が専門職ですが、
呼ばれるのは学術的な内容の講座。
私が関わってきたオペラやオペレッタ、
特に海外まで行ったプロジェクトなど、
プロデュースの話まで及ぶこともあります。
大正期の所謂浅草オペラ関係も相当な数を
やっているので、
そちらの方面での内容も多々あります。

この数年はあまりなかったのですが、
久しぶりに講義でした。

生涯学習や市民講座、
公演の事前ワークショップなど、
一般向けもありますが、
今日はW大学の真面目な講義。

3人の講師によるミュージカルを中心にした
歴史や各国の周辺事情等を学び、
付随してオペレッタやオペラにまで
言及されると言うゼミの内容です。
「面白い!」
と、僕も思いましたが、
こんなテーマで講義を組む先生の素晴らしさ!
私は1回のゲスト講師です。

何をしようか支離滅裂、混沌と考え込んで、
結論がないまま講義を始めたようなものですが、
公演の経験から映像を見てもらったり、
実体験からの裏話であったり、
学者の目線ではない演奏家の話を織り交ぜ、
どうにか切り抜けた感じです。

終了後感想を書いたカード(講義の採点表だね)
を出してくださり詳細を見たのですが、
ビックリ!!

さすがの学生さんたちでした。
話の中心を押さえながら聴いて、
周辺の想像や発展した疑問にまで思考しています。
恐れ入りやした。

こういう機会があると再度調べたり、
また発言に責任を持たねばならず、
普段いい加減なことばかり言っているのを
窘められている感じでもありますが、
久しぶりに刺激的な1日でした。

来月の仕事で頭がいっぱいなのですが、
こういう気分転換は精神衛生上とてもいい。
機会をくださった先生方に心底御礼。
ありがとうございました。
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