録音機材 ― 2013/10/16 23:17
11月4日の邦楽の方々との公演のリハ。
洋楽のアンサンブルとは違う楽しさで、
いつもながら邦楽というものの魅力を感じます。
しかも芸大同級という同世代繋がりの楽しさを
存分に感じています。
現場でリハを録音する方は沢山いて、
その録音を参考にお稽古するのですから、
録音は私は歓迎です。
・・・確実に邦楽の方の方が録音している。
写真はそんなリハの合間、
机に譜面を置いて振っている私の前が、
マイクの特等席なのでこんなラインナップ。
最近の子供達はオープンリールを知らないし、
カセットテープをも見たこと無いといいます。
でも1960年代に生まれた私たちは、
録音機材の移り変わりをよく知っています。
勿論LPレコードは普及していましたし、
60年代にはモノラルレコーディングから
ステレオといわれる左右別チャンネルへという
大きな転換機転がありました。
同時に録音するという機材と機会が普及し始め、
次第に“ステレオ”を趣味にする方々から順に、
大掛かりな機材を揃えるようになりました。
業務用の2トラ38(ツートラサンパチ=死語)を
大枚叩いて購入し家庭内に持ち込む方も増えたり、
さながらステレオファン=録音ファンなのでした。
カセットテープが開発された事で大掛かりな装置から
瞬く間に手軽に録音や音楽を楽しめるようになると、
小型化、多機能という進化を経てウォークマンという
現代人の耳を支配した小型プレイヤーに繋がります。
カセットテープの有難さは長い事続き、
今でもお稽古には「これしかない!」と
手軽で間違えの無い操作から、
写真左の様に小型録音機の愛用者は沢山います。
最近の記事でMD(ミニディスク)の生産が
終わる事を知りましたが、
これも結構残念な出来事でした。
便利な小型機も近代の“メモリー”という
宿敵には叶わなかったようです。
この外部メモリーへの録音を利用したのが
左から2番目の機械ですが、
おじさん達の必須ボイスレコーダーの進化系、
音楽プレイヤーと共に重宝しました。
そして今では機械本体のメモリーに記録する
iPhoneなどが主流ですね。
コイツは本当に手軽です。
しかもそのままメールなどで送受信できる。
小型化されたMDやボイスレコーダーなどは
録音が始まっているのかが確認しにくくて、
カセットテープを手放せない方も多い中、
この写真のように画面の情報が多いので、
各録音アプリは体裁を工夫して競争です。
3人の使用アプリが違うところが面白い。
いやはや稽古録音事情ひとつ取り上げても、
同世代の集まりには積年の思考や趣向があり、
過ごしてきた道の違いなども感じます。
洋楽のアンサンブルとは違う楽しさで、
いつもながら邦楽というものの魅力を感じます。
しかも芸大同級という同世代繋がりの楽しさを
存分に感じています。
現場でリハを録音する方は沢山いて、
その録音を参考にお稽古するのですから、
録音は私は歓迎です。
・・・確実に邦楽の方の方が録音している。
写真はそんなリハの合間、
机に譜面を置いて振っている私の前が、
マイクの特等席なのでこんなラインナップ。
最近の子供達はオープンリールを知らないし、
カセットテープをも見たこと無いといいます。
でも1960年代に生まれた私たちは、
録音機材の移り変わりをよく知っています。
勿論LPレコードは普及していましたし、
60年代にはモノラルレコーディングから
ステレオといわれる左右別チャンネルへという
大きな転換機転がありました。
同時に録音するという機材と機会が普及し始め、
次第に“ステレオ”を趣味にする方々から順に、
大掛かりな機材を揃えるようになりました。
業務用の2トラ38(ツートラサンパチ=死語)を
大枚叩いて購入し家庭内に持ち込む方も増えたり、
さながらステレオファン=録音ファンなのでした。
カセットテープが開発された事で大掛かりな装置から
瞬く間に手軽に録音や音楽を楽しめるようになると、
小型化、多機能という進化を経てウォークマンという
現代人の耳を支配した小型プレイヤーに繋がります。
カセットテープの有難さは長い事続き、
今でもお稽古には「これしかない!」と
手軽で間違えの無い操作から、
写真左の様に小型録音機の愛用者は沢山います。
最近の記事でMD(ミニディスク)の生産が
終わる事を知りましたが、
これも結構残念な出来事でした。
便利な小型機も近代の“メモリー”という
宿敵には叶わなかったようです。
この外部メモリーへの録音を利用したのが
左から2番目の機械ですが、
おじさん達の必須ボイスレコーダーの進化系、
音楽プレイヤーと共に重宝しました。
そして今では機械本体のメモリーに記録する
iPhoneなどが主流ですね。
コイツは本当に手軽です。
しかもそのままメールなどで送受信できる。
小型化されたMDやボイスレコーダーなどは
録音が始まっているのかが確認しにくくて、
カセットテープを手放せない方も多い中、
この写真のように画面の情報が多いので、
各録音アプリは体裁を工夫して競争です。
3人の使用アプリが違うところが面白い。
いやはや稽古録音事情ひとつ取り上げても、
同世代の集まりには積年の思考や趣向があり、
過ごしてきた道の違いなども感じます。
コメント
トラックバック
このエントリのトラックバックURL: http://hanatsubaki.asablo.jp/blog/2013/10/16/7010958/tb
※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。

コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。