毎日が舞台

そして今日も市内中学校合唱祭。
小さな市なので4校しかないのですが、
各校特色を生かして趣向を凝らしています。
720席程しかホールキャパシティがないので、
保護者との協力で入れ替えを上手くしながら
子供達を応援できるようにしています。

どうなんでしょ、他の地域でも、
合唱祭って盛り上がっているのでしょうか？
同じ東京でも地域は相当違いますが、
自分の中学校の頃と比べても、
今の子供は歌うことに照れがない。
これはカラオケのお陰と言わざるを得ず、
功罪はあれど自ら歌いたい欲求を叶え、
歌うことの当たり前を普及させたカラオケは
歌唱表現の自然体というカルチャーを
創り上げたと思っています。
思春期真っ只中であるはずの中学生が、
選出したクラス指揮者を信じ、
目を見開いて額に汗を滲ませ精一杯歌う。

現代文化は捨てたものじゃない。

と考えながらこうも思った。
プロがプロであるための自信は、
アマチュアの精神を凌駕する技量、
経験と確信によってしか成り立たない。
頑張ろう自分。

校歌収録の第二校目、恙無く遂行いたしました。
先生方の事前協力もあり、
きちんと準備練習をしてくださり、
後世に残るものと自覚しながら歌ってくださった。
素晴らしい校歌文化なり。