電車入線音楽2013/09/01 23:42

9月1日から、小田急狛江駅で
電車の入線時に音楽が流れます。

狛江市の歌は昭和52年(1977年)に
公募により「水と緑のまち」に決まり、
以来アマチュアの音楽団体を中心に、
そして近年では音楽の街-狛江の活動でも
盛んに歌われています。

36年前の曲ですが、
親しみやすく時代による廃りや色褪せもなく、
耳馴染みのよいメロディーは好評です。

昨秋から17時の時報放送も
「水と緑のまち」のチャイム音に変りましたが、
今回は小田急電鉄との協力で、
小田急狛江駅の電車入線時に、
音楽のサビ部分10秒が毎回流れます。
この音のアレンジと製作をいたしました。
年間数十万回流れる音ですので、
いろいろな場所の音を調査しながら、
音の高さ、テンポなど工夫してみました。
うるさくないが必ず聴こえる、
飽きられないが良い耳障りであることも大切。

余りにも街に音が溢れた好景気時代以降、
音を聴かない権利も認知され、
商店街や街頭なども含め、
街の音を考える時代になりました。
つねに流れていた電車の駅の音楽、
ドアの開閉時のチャイム音も考え直され、
現在ではアナウンスのみによる告知も多いです。
しかしながら安全への配慮も大事で、
なくてもありすぎても難しいバランスです。
皆さんに好まれる事を期待しています。

iphone風2013/09/09 23:17

もう6月のことですが、
2年間使ったiPadは某s通信業者の拘束を全うし、
めでたく解約いたしました。

2年間のうちに、世の中様々変りますね。

私は携帯電話とipadタブレットを
2台もちで使用していますが、
D社とS社の両方を契約していました。

電波は同じようなものかと思えど、
やはり電波の繋がり方は違うもので、
長い期間業界を引っ張ってきたD社に、
軍配が挙がる場面が多いものです。

S社iPadを使っているときから、
D社のモバイルルーターを並行使用していますが、
S社と離れて携帯もモバイルルーターも
古巣のD社依存になっています。

便利で快活なモノには代え難く、
通話は携帯電話、通信はモバイルルーター経由と、
徹していました。

そこでふと思い・・・。
iPhone4Sを購入。
勿論S社やA社との契約ではなく、
タブレット端末としての使用が目的。

というのも、
通信目的ではなく音楽プレイヤーとして
3年以上使った便利なiPod(ややこしい)は、
音楽関係のアプリの優れた部分でも重宝でしたが、
バッテリーが弱り修理時期、買い替え時期でした。

だったら他機能充実していて
性能良く使い勝手のよいiPhoneに代えようと、
中古で安く手に入れました。

快適・・・。
液晶は奇麗だし、小さくても合理的。

最初はiPadが持ちたくないときにと思ったが、
あまりの便利さにいつでも使っています。

なるほど、ウケル訳だこれが。

で、バックパネルをアルミ合金に代えました。
自分らしいiPhone風が出来上がり満足。

モバイルルーター凄い便利。
さらに便利を追求します。

春琴抄再演2013/09/10 23:45

来年2014年3月下旬に、
義父のオペラ<春琴抄>が再演となります。
1975年に書かれたこのオペラは、
彼のその後の日本史に沿った9連作の
第一作として79年の<あだ>へと続きます。
原作の人気も手伝い初演以降再演を繰り返し、
今では日本人作曲によるオペラのレパートリー
といっても充分認知されています。

私はプロジェクトの外から、
後方支援をするだけですが、
主催する日本オペラ教会総監督の大賀寛先生が、
佐佐木務局長、演出の荒井先生と一緒に、
我が家においでくださりました。

この公演を追悼公演としてくださること、
3回の公演のキャスティングの話題、
三木稔との長年のお付き合いの仲から生まれた、
作品の裏話なども様々お話くださりました。

ヴェルディ、ワーグナーの生誕周年に沸きながら、
一方でしっかりと育っている日本人作曲のオペラ。
新作も名作も、日本人の母国語によるオペラは、
私たち音楽に携わる全員の財産であり、
伝えてく責任も感じます。

よい公演になるよう応援をしたいと思います。
それにしてもお元気な大賀さん。
父と同世代ですがまだ舞台に立っています。
会話をしていても声には艶が満ち、
すばらしい体調管理を感じます。

心より感謝申し上げます。

ほらねiPhone2013/09/11 23:49

やっぱりというか、
ようやくDocomoでiPhoneの取り扱いが
始まる事になりましたね。
背水の陣なのでしょう。

クラシック音楽が生業ですが、
私は新しいモノも大好きなのです。
特に電化製品やパソコン、
毎日必要な通信ガジェッドに関しては、
早くから必要性を感じて、
数年先を予想しながら利用しています。
しかしながら、昨今のスマホブームは、
あからさまな通信業者の目論みが過ぎて、
天邪鬼精神からなかなか乗り切れない。
でも、これには理由があります。

Docomoという会社は今でこそ他キャリアに
お客もお株を奪われがちですが、
知恵の詰まった興味深い端末や、
なるほどtheアイデアで業界をリードしてきました。

肩に掛けるショルダーフォンが
ようやく下駄の大きさになった頃から、
Docomoユーザーです。(最初に幾ら払ったか)

メールは10円メール時代から使っていました。
(もうわかる人が少ない・・・)
それに携帯に加えPHSも扱っていました。
(・・・PHSの説明から必要かもしれない昨今)
今のように通信速度の出なかった時代、
PHS利用は安く、音声も良く電波は非常に早く、
メールなどのテキストを送るには重宝だった。
でも携帯と2台持ちは面倒と思っていたところ、
1台で携帯とPHS機能(つまり2回線分)がある
Doccimo(ドッチーモ)という馬鹿げた名前だが、
(いやそもそも社名からして高を括っている)
便利な端末が売り出されて直ぐ乗り換えた。
こいつは頗る便利な端末でしたが、
数年後、DocomoはPHSから撤退して、
私のDoccimoからもPHS機能がなくなり、
携帯しか機能しないDoccimoになりました。

・・・長い話ですが、18年も契約していると
様々な携帯電話の歴史を目の当たりにします。

スマホがブームになる前に、
Docomoは2in1という携帯向けの
オプションを設定販売しました。
仕事で携帯を複数台持ち歩く人の為に、
端末1台で番号とメール2つ持てると言うもの。
これが大変便利で、
状況によって使い分けて大変重宝している次第。
でも昨今のスマホにはこの機能はない・・・。

先日のリサーチでも高校1年生は9割が
スマホ愛用者という結果が出ています。
「PCまでは必要ないけれど、
簡単に情報集めやSNSなどの交流はしたい」
若モノや女性の使い道に合致しているのですから、
そりゃ売れますよね・・・。

でも・・・
でも・・・

遂にはスマホに戦略を移行して、
携帯電話端末は徐々に抹殺・・・。
便利機能2in1なんてものも無い機能。

機知に富み便利を追求し、
小さな箱にアイデアを溢れるほど詰めた
携帯電話端末への精神がなくなりつつあります。
“ものづくり”の精神を取り戻そうと、
日本の下町工場も職人さんも躍起になり、
大企業も下請けの技術をもう一度見直そう
応援しようという空気は感じます。
でも足元をすくわれない様に、
丁寧に時代を見つめて行って欲しいですね。

iPhoneには2in1も赤外線も、
オサイフケータイもワンセグもない。
そうみるとアイデアはほぼ10年前ですが、
合理とデザインに世界中が翻弄されている。
日常のアイデアと日本らしさが失われたら、
全部持っていかれてしまうどころか、
日本人まで変ってしまうのではないかと心配。

頑張れ日本のキャリア、
日本の技術、アイデア、おもてなし・・・。

ビアホール公演2013/09/12 22:55

私が理事として事業のお手伝いをしている、
(財)狛江市文化振興事業団では、
年間5~6回とホールロビー公演をしています。
様々なジャンルで、90席限定の公演は、
平日午後の公演でありながら、
楽しみに来られる多くのお客様に支えられています。

そして時折夜の公演なども企画したくなり、
今年は今月末27日に開催いたします。

<エーデルワイス・カペレ>
個人的には私の演奏仲間でもありますが、
昨今のビールフェスタが流行る以前から、
このような南ドイツ、チロルスタイルで、
素晴らしい演奏を聞かせています。

ビヤホールなどでも昔からありますが、
とにかく演奏が上手くないと楽しくなく、
その点現在ではレベルの高いバンドが多い。
その中でも海外も含めて経験と実績充分の
彼らの演奏は大変楽しみです。

勿論バンド演奏を聴くのですから、
ビールを楽しんで頂きます。
狛江には名産の“枝豆”と言うものがあり、
この産物をビールにしてしまった方々があり、
狛江のビールで<コマエール>を
皆さんに飲んでいただこうという趣向。
コマエールが1本付いて入場は1500円!
ビールつきで1500円のコンサートです。
元来、ホール事業の宣伝を兼ねているので、
安価にて提供できる仕組みです。
その他にも酒屋さんの出張にて、
まだまだ酒類の販売もあります。

ホール事業でお酒と音楽をやる機会少なく、
ぜひともお近くの方々は、
お誘い合わせの上ご来場ください。

☆2013年9月27日(金)
19時開演(18時開場)
お電話でお申し込みが出来ます。
☆狛江エコルマホール
03‐3430‐4106

駅前徒歩0分のホールですが、
詳しくはHPを参照ください。
http://www.ecorma-hall.jp/

通信箱2013/09/13 10:56

無線ルーターによるWi-fi使用のiPhone端末、
日が経つにつれつくづく便利と感じます。
通信インフラの許容量に感心する毎日です。

さらに便利にしてみようと、
NTTコミュニケーション主管推奨の、
Wi-fi電話050で始まる電話も契約しました。
インターネット電話ですが無料ではなく、
でも相手が携帯、一般電話でも通話料は安い。
050で始まる番号が持てること、
留守番電話なども使用できるので、
完全に携帯電話と同じではないかい!

こうなると携帯端末とはなんであるか、
あらためて考えてしまいます。

キャリアが保護していた携帯アドレスも、
ナンバー持ってキャリアを動く人の多さで、
既に価値観は崩落している。
通信速度も上がって通信インフラ整備が進み、
クラウドの考えが浸透すると、
PCで長年使っていたPop3メールと言われる
プロバイダー提供のメールも使用頻度が堕ちた。
端末が束縛している番号、アドレス、
これらからもっと合理的に開放されていけば、
実に身軽になりますね。

ようするに電波事業者が占有して端末をつくり
便利で合理的な魔法の箱にした前時代。
現在は電波の開放により、各自が箱をつくり、
自分の使いやすいようにモノを詰める。
これがタブレット端末の考え。

手始めに050.
次は何を整備してみようか。

携帯依存バランスが下がればようやく、
スマホ、いや携帯型タブレットに完全移行。
2年後には確実ですね。

合宿2013/09/16 23:03

長野県、山奥での合宿に来ております。
台風の心配がありましたが、
予定通り来たものの、、、
それにしても台風には翻弄された。

本当は今日付けで帰京し、
火曜日の本番に備えるはずが、
風、雨、霧、、無理・・・
考えましたが、1日伸ばして泊まります。

それにしても標高2000m以上ある
山奥での台風ってのは、地獄絵図ですな。

学生はよく練習しまして、
皆それぞれに個性を伸ばしました。
アンサンブルの演奏会が近いので
よい成果が出たのではないかと思う次第。

みんなで乾杯の航空写真。
千手観音のようです・・・

疾走300キロ2013/09/17 22:11

台風で延泊したために4j時台に起きる。

5時でもまだ日の出前なのね・・・。
ということで5:20に出発。
流石に当日11:00リハーサルで本番、
移動距離300キロを考えると、
このくらいに出発しないと心配でなりません。
前日の高速道路が悪天候での通行止め多く、
強風による山奥の木々の揺れ方から、
枝葉の散乱、落石を思うと、、、
慎重に慎重を重ねないとですね・・・。

午前5時の気温が2度・・・
山の天気とは末恐ろしいものです。
しかし台風一過とはよく言ったもので、
奇麗な青空に澄みきった空気。
日本中方々に多大な被害を残しながらも、
天災の暢気さに呆れるほどの晴天。

無事に予定より早くホールに着き休憩。
こんなにヤキモキして公演に向かうのは、
数年に一回でよいなぁ。
落ち着いて譜面見てリハーサル、そして公演。
司会、解説をしながら指揮ですが、
ロッシーニ、カルメン、アンダーソンはまだしも、
喋ってマイクを置き10秒後に運命を振り下ろすのには、
なかなか切り替えと勇気がいるものです。
まだまだ修行ですな・・・
映画音楽にポピュラーまで、
てんこ盛りの音楽会でした。
演奏家の皆さん、ありがとう!

このホールのシート、
年季が入っていると言う事でしょうが、
応接室のような風景でした。
開館時には気合を入れて決めたのでしょうね。
でもちょいとフカフカで気持ちよい!
昔ながらのこういうシートも良いものです。

アレルギリアン2013/09/19 10:26

どうも体調がすぐれません・・・。
毎年恒例の秋のイベントでしょうが、
風邪のような諸症状が出るのでダルいのです。

要するに花粉症の最初なのですが、
長野の山奥でやられました。
鼻がムズムズして喉が痒くなるのが典型。
その後クシャミやオプションの眼精疲労も入り、
けだるい1日となります。

秋のアレルギー、ぶたくさ、ヨモギ、
といったアレルギーもあるのでしょうが、
毎年必ず秋に来るのはスギ花粉の先走り。
その年の抗体の無い無防備な体に、
チクチクと総攻撃を掛けて来ます。
スギ花粉は1月後半から・・・
なんて報道がありますが違います。
確実に秋のこの季節に最初に舞う。
敏感なアレルギリアンだからの先走り特権ですが、
まったく嬉しくはない・・・。

あと3日で一旦治った風になります。

ロビーでビール2013/09/27 23:46

アルプホルン(アルペンホルンよりこちらが正解)
はモミの木を伐採して二つに割き、
内側をくりぬいて管にした後、
再び張り合わせて楽器にします。

そんな説明もしてくださる<エーデルワイスカペレ>
の出演でロビーコンサートでした。

年間6回ほどは平日の昼間ですが、
時折夜のイベントとして企画をしています。
是非紹介したかった彼らの演奏、やはり素晴らしい。
元々は仕事仲間の彼らの特別な活動も15年を超え、
アルプス、チロル、という素晴らしい民族音楽、
民族楽器を紹介する日本でも有数のグループ。
全国のビール祭りのゲストで引っ張りだこです。

実際に演奏すると3m40cmの楽器は長く、
これを倍音をコントロールして吹きます。
皆が音楽大学出身者のメンバーは技術も高く、
音楽的にも非常に高度な楽しさを見せてくれます。

南ドイツからオーストリア、チロル、スイスと、
同じようで全く違う民族音楽は素朴で陽気であり、
実は演奏が難しい曲もたくさあります。
日本人だある彼らは海外でも高い評価をされますが、
民族衣裳を纏い真剣に音楽、ノリを追求をする姿勢、
これは楽しくそして素晴らしい。

カウベル、ドイツ語でクーグロッケンは、
ヤギや牛など放牧された動物の首にさげるもの。
これをハンドベルのように鳴らしながら演奏する。
素晴らしい技術、体力!大変ですこれ・・・。

みんなあらゆる楽器を演奏します。
もとは1つの楽器を極めていったのでしょうが、
捉われずに鍵盤、歌、などこなしていきます。

今日は地元の酒屋さんにも出向いてもらい、
ビール付きで1500円という破格の入場料。
加えてビール、ワインの販売もあり、
日本全国の地ビールなどが並びました。

90人定員のロビーこんさーとですが、
お酒入りイベントは楽しいですね。
1年に1回はやりたいと思った次第です。

そして10月は特に忙しい彼らは、
春から秋にかけて日本全国あちこちで演奏をしています。
是非素晴らしい演奏を聴いてみてください。

Edelweisskapele
エーデルワイスカペレ
http://www.edelweisskapelle.jp/index.htm

みなさんありがとうございました。
カウンター