バクストン、巫女鈴2006/07/08 23:46

「バクストン・ブルー」という、
チーズを見た事がありますが、
これが、多分私のバクストンという地名の最初の記憶。

昨日、一昨日と書いたように、
今ではミネラル・ウォーターとして、
Buxtonブランドが、世界的に有名な気がするが、
チーズに限らず、バクストンを象徴するものは、
他にも沢山あるものです。

そこで、もうひとつ見つけたのは、「石」。
温泉が沸き、良い水にろ過される自然、
高度がイングランドで一番高く・・と、くれば、
やはり、石はキーワードなのでしょうが、

古く日本では、家並みや町並みは、
土地の土で変わったでしょうし、これは、
イタリアのテラコッタなどを使用している、
瓦の色なども、土地の土が大きく作用しますね。
漆黒の瓦や、赤褐色の瓦、
どれも、雨が降れば、目を見開いたような、
深い黒、萌えるような赤に変わります。
土の色と言うのは、不思議ですが、
町の自然の色であり、ブランドカラーなのでしょう。

ミッドランズ地方では、黄色っぽい岩が多いらしいし、
北部は、鉛色と訳されるグレイトーンです。
そして、このダービー州では、
ブルー・ジョンといわれる、
紫と黄色の縞模様のフローライトが、
採掘された場所であるようです。

ほら、「ブルー」ですね。

フローライトというのは、蛍石ともいい、
光学レンズなどに使われるもので、
ブルー・ジョンは、その中でも、
一際美しいものとされているようです。
純度の高いブルー・ジョンは、
無色透明に近づいていくようですが、
微量の不純物に光があたり、反射すると、
様々な色へ変化するのが魅力のひとつです。

バクストンの石積みの建造物も、
古いものは、このブルー・ジョンの含有率が
高い事でしょうし、どんな風に、
自然に解け込んでいるのかを見るのは楽しみです。

毎日、バクストンの良いとこ探していると、
「出没、アド街ック天国 in ~バクストン~」
の様になって来てしまいましたので、
この辺で、いったん終わりましょう。

写真は、巫女鈴。
こん神聖な道具も、小道具として登場します。
オペラミカドの、第2部は、
ヤムヤムの結婚式で幕を上げます。

憎めないが非道な法務大臣のココから逃れて、
ナンキ・プーと、結婚できることになりましたが、
二人ともその後に肩代わりで死ななければならない・・・

こんな悲しい結婚式ですが、
大丈夫。結ばれて。最後は解決します。
日本らしく、巫女衣裳を纏った女性が、
髪を結い上げるヤムヤムに寄り添うシーンです。

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