バクストン、ヘザーだって。2006/07/07 18:41

標高がイングランド高い話を、昨日しましたが、
ここは、実は国立公園です。

ピーク・ディストリクト、「ピーク国立公園」です。
小高い丘と、水、緑に囲まれた、
ダービー州を代表するピーク国立公園は、
イギリスで始めて国立公園に指定された、
由緒正しきところ。

ちなみに日本初は、1934年に、
瀬戸内海、、雲仙天草、霧島屋久が指定されている。
ピーク国立公園は、1951年で、意外に日本の方が、
制定が、早かったのですね。意外な発見!

もっと調べてみると、ホウッ!
ピーク国立公園を訪れる人の数は、
国立公園としては、世界第2位なんですって。
何故日本では、メジャーではないのだろうか。
しかし、今回日本人が短期に80人近くいくのだ、
世界第1位になる日も近いのかも知れない!
では、1位って、何処なの??
と言うはなしは、さておき、

いろいろな、事を調べていると、
最近はインターネットですから、
旅行日記を寄稿したりする人とか、
トレッキングが趣味の方のページで、
バクストンに出会うのですが、
皆さんが掲載している、写真が綺麗な事!
朝の霧がかった山も、森の深い緑も、
そしてヘザーという、日本のつつじの様に生える、
低木の美しい花々が、燃えるように咲き、
文献によれば、このヘザーの草原に、
足を踏み入れた者は、ピークの魅力に取り付かれ、
何度でもそこを訪れてしまうそうだ。

私が見た写真も、8月の撮影だったから、
時期はまさにこれからなのかもしれないですね。

デジタルの一眼レフカメラのつもりでしたが、
今は、フィルムのカメラを持って行きたくなっています。

そういえば、数年前ですが、
オーストリアから、ハンガリーに、
仕事で一人行ったときに、まぁ、
摩訶不思議な旅をしたのですが、
ハンガリーの国境出る時に送ってくれた車から、
見えたのは、この世のモノとは思えないほど美しい、
ケシの花の草原、プスタでした。

萌えるような紫が続く数キロに及ぶプスタは、
脳裏に焼きついて離れませんから、
ピーク国立公園の、ヘザー草原の花々も、
バクストンのいくつもの思いと、
いつまでも重なっていくのかもしれません。

ウェッジウッドのティーカップにも、
バクストン、という名のカップが作られている
らしいのですが、年代的には、1930~50年らしく、
バクストンの町の名が、
どうしてついたか解りませんが、
ターコイズに彩られたこのカップは、
説明書きを読んだだけで、見て見たいものです。

なんだか、調べると、
まだまだ楽しそうな歴史や魅了する素材があるなぁ、
第二回で止めようと思いましたが、
劇場の説明も、前振りしておいてまだなので、
これも含めて、第三回に持ち越しですね。

さぁ、これを読んだ人たちは、
バクストンにだんだん興味が沸いて来たかなぁ?

そうそう、バクストンは温泉沸く、スパの町でも
あったのですよ!

続く・・・

この写真が、色とりどりのヘザーです。
ヘザーは多種多様ですが、
これらの常緑定期の総称らしいです。
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