リハ同級生2015/04/30 23:59

同級生というのは楽しいものである。
小学校、中学校、高校、
どの時代でも特別な感慨があり、
その時代にタイムトリップする感覚で、
昔話に花が咲いたりして笑いが絶えず、
懐かしさと共に頼もしい周りに、
感心したりしますね。

そして大学の同級生はまた違った
格別な仲間意識に溢れています。

5月13日の公演は、
チャリティ公演ではありますが、
出演者40名ほど皆同級生です。
「遠くにいても応援したい」という
気持ちを集めて形にいたしますが、
出られなくて賛同してくれた友含め、
100人もの同級生で構成します。

このところ毎日の様に同級生と話し、
メールのやりとり打合せと、
ほぼ30年前の芸大構内の状態です。
世話人としての実行委員を中心に、
演奏する皆とも何度も交信しています。
3部構成の演奏会最後は和洋合奏。
邦楽も洋楽も一緒なのが面白く、
もっというと篳篥(ひちりき)という
雅楽も一緒に演奏します。

そして今日はそのリハーサル。
私は指揮なので少ない時間を配分し、
初めての合わせながら、
どうにか成果をあげなければなりません。
でも、そういった普段の重責ではなく、
先輩も後輩も無く、
敬語も遠慮もしなくても良い関係。
可笑しなものです。
勿論丁寧に音楽を交わし話し、
問題点は話し合いながら進めますが、
この関係がみな同級生というのが、
なんとも面白いものです。

相手を探らずに手の内を知っているので、
構えもしなければ緩みもしない。
むしろ戦いではない演奏というのが、
心地よさに繋がるのでしょうか。
勿論、馴れ合いの余地は少しも無いのは
演奏会の趣旨も質も本当に生真面目に
思考しているからです。

アンコールでは30数名一緒に演奏します。
同窓会の集合写真なのに、
なぜか楽器を持っているようなものですか。
これも良いものです。
公開同窓会を演奏会に合わせ、
チャリティとして東北の応援をする
という3つほどの楽しみがありそうです。

準備は順調ですが、
相変わらず刷りものの作製と校正、
様々に時間を割かねばならず、
苦しみますが、これも良いとしてしまう。

あ、、かってに写真は頂きました~。
カウンター