吹き初め式2007/01/13 23:31

某M大オケトロンボーン関係者が集う新年会。
“関係者”と言うのは、
現役だけでなく卒業生も沢山来るからなのだ。

通称“めいとろ”とは誰が言い出したのか、
最初は単なる呼称の簡略化だったのだが、
時を経て活動が活発化すると、
次第にこの名前が存在価値を帯びてきて、
性格をも持つようになるのである。

今年は、新年会の前に“吹き初め”と称し、
学生が使う練習場に馳せ参じたOBも含め、
相当数で、まずアンサンブル。
これは、まぁ、新年会のオゥ・ド・ブルの如し。
写真の様に、まず早くに来られる人で、
老若男女が吹き初めるのであるが、
下は19歳から上は2.5倍の年の方まで居るのです。
これがあって、酒が美味しいのですから。

単に懐古的集いなのでしょうか?
・・・いや違います。
現役は煙たいのではないですか?
それも違います。

社会に出てクチャクチャになるまで、
揉まれて揉まれて、
人間関係に磨耗されながらツルツルの心になっても、
皆、心に太陽はあるものです。

真剣な面持ちで転職を報告しに来る者に、
海外生活を経験して帰国したばかりと言う輩、
はたまたこの春には遥か地球の裏側に
出かけていく近況を嬉しそうに報告する奴。
めいとろ同士で結婚したHQとT1は、
なんと“めいとろⅡ世”を連れて来た(可愛い!)。
私がトレーナーに来る前に学生であったT先輩。

泣きながら練習したり、上達を讃えあったり、
履修や試験、就職で悩んだり、恋話に明け暮れたり。
左手に楽器を持った仲間が過ごす4年間は、
その後の50年のシリアスなドラマに、
どれだけ多くの解決方法を与えることか・・・。

宴会は、あっと言う間の数時間が過ぎていきます。
語りつくせぬ気持ちは、また持ち越して、
今度会おうと、笑顔で手を振るのです。

素晴らしい機関紙作ってくれました。
会長のI君、事務局のS君有難う。
また現役もO君からHさんに、バトンは渡され、
充実した1年を皆目指します。

エールを送り、感謝で返す。
エネルギーを贈り、元気を貰う。
現役、卒業生、みな対等です。
皆さん!また次回笑顔で集まろう。
今年も皆幸せであれ!
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