読みなおす一冊 ― 2020/04/19 19:04
1日家にいると、様々なことができて
非常に楽しい反面、
どんどんと昔のことに戻っていってしまうのは、
男の人の勝手ロマンなのかもしれませんが、
LPレコードとギターが売れているというのも
またこれ道理なのでしょうね。
買って貰えなかった幼少期に戻って、
ファミコン・・・あ戻りすぎですが、
総じてテレビゲームにハマるには
格好の機会という気はします。
元が書き下ろしじゃないドラマは
どうも見る気がしないなと、
頑なだったこともあるし、
未だに元がコミックス(所謂マンガ)の
ドラマなんて見たくないと思っている節がある。
しかしそう言う私も、
最近ハマった某見放題サイトのシリーズが
元ネタがゲームと知って驚愕しました。
この辺で人生を柔らかくするには
格好の言い訳の機会という感じがします。
さて、読むものに尽きなくて、
一日中本を読んでいても良いのですが、
好きなジャンルとか、専門ジャンルは、
やはり飽きが来るので、
常に2、3冊の並行をするのですが、
こんな本を棚から引っ張りだしました。
「読みなおす一冊」
いいですね、痛いところを突くタイトルです。
1994年に朝日新聞から出ていますが、
元は1984年から3年間にわたり、
日曜版で紹介されていたコーナーを、
のちに纏めて出版されたものです。
最初は、北杜夫さん初回の<星の王子さま>
言わずと知れたサン=テグジュベリですが、
この本の推薦を北氏が書くというコーナー。
3年間で作家を中心に130作品を紹介しています。
遠藤周作、三木卓、瀬戸内寂聴、水上勉、
水木しげる、佐藤愛子、つかこうへい、開高健、、、
目次を見ただけですごいメンバーですね。
この方々に執筆を頼んだ編集の方々の
勇気と多分苦労したであろう編集までにも、
感心させられます。
読み進めていくと、この本の推薦の仕方も様々。
純粋に本の感想で推薦の方、、
喩えの昔話を混ぜる方、
いつの間にか推薦人の小説のように引き込まれる件、
この500ページ以上ある本を読むだけで、
多分十分に読んだ気になれる推薦ですが、
そこが狙いでしょうか・・。
息抜きと、今は亡き文壇の英雄と同じ話題で
話をしているようでとても楽しいものです。
今ですと、古書で10円で売っているでしょうね・・
書籍の世界は深くて広くてさも楽しい。
朝日選書509
朝日新聞学芸部編
「読みなおす一冊」
1994年8月発刊
非常に楽しい反面、
どんどんと昔のことに戻っていってしまうのは、
男の人の勝手ロマンなのかもしれませんが、
LPレコードとギターが売れているというのも
またこれ道理なのでしょうね。
買って貰えなかった幼少期に戻って、
ファミコン・・・あ戻りすぎですが、
総じてテレビゲームにハマるには
格好の機会という気はします。
元が書き下ろしじゃないドラマは
どうも見る気がしないなと、
頑なだったこともあるし、
未だに元がコミックス(所謂マンガ)の
ドラマなんて見たくないと思っている節がある。
しかしそう言う私も、
最近ハマった某見放題サイトのシリーズが
元ネタがゲームと知って驚愕しました。
この辺で人生を柔らかくするには
格好の言い訳の機会という感じがします。
さて、読むものに尽きなくて、
一日中本を読んでいても良いのですが、
好きなジャンルとか、専門ジャンルは、
やはり飽きが来るので、
常に2、3冊の並行をするのですが、
こんな本を棚から引っ張りだしました。
「読みなおす一冊」
いいですね、痛いところを突くタイトルです。
1994年に朝日新聞から出ていますが、
元は1984年から3年間にわたり、
日曜版で紹介されていたコーナーを、
のちに纏めて出版されたものです。
最初は、北杜夫さん初回の<星の王子さま>
言わずと知れたサン=テグジュベリですが、
この本の推薦を北氏が書くというコーナー。
3年間で作家を中心に130作品を紹介しています。
遠藤周作、三木卓、瀬戸内寂聴、水上勉、
水木しげる、佐藤愛子、つかこうへい、開高健、、、
目次を見ただけですごいメンバーですね。
この方々に執筆を頼んだ編集の方々の
勇気と多分苦労したであろう編集までにも、
感心させられます。
読み進めていくと、この本の推薦の仕方も様々。
純粋に本の感想で推薦の方、、
喩えの昔話を混ぜる方、
いつの間にか推薦人の小説のように引き込まれる件、
この500ページ以上ある本を読むだけで、
多分十分に読んだ気になれる推薦ですが、
そこが狙いでしょうか・・。
息抜きと、今は亡き文壇の英雄と同じ話題で
話をしているようでとても楽しいものです。
今ですと、古書で10円で売っているでしょうね・・
書籍の世界は深くて広くてさも楽しい。
朝日選書509
朝日新聞学芸部編
「読みなおす一冊」
1994年8月発刊
コメント
トラックバック
このエントリのトラックバックURL: http://hanatsubaki.asablo.jp/blog/2020/04/19/9237189/tb
※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。