明オケ6月2015/06/20 23:48

教えている学生オケですが、
明オケ6月定期演奏会の公演が、
無事に終わりました。

毎回の事ですが、
代が変って初の大掛かりな定期は、
様々な事がはじめての仕切りには、
とても大変な演奏会なのです。

シベリウスの2番の交響曲でも
大騒ぎの曲ですのに、
その前にウェストサイドストリーの
シンフォニックダンスを20年振りに
演奏すると言うのですし、
さらにもう一曲もあるのです。

大抵の学年は穏便なプログラムで、
この6月を通過して、
軌道修正をしながら12月の本公演に
総仕上げをしていくのに、
今回の3年生達はよっぽど凄いのか、
はたまた世の中を舐めているのが、
音楽界を見縊っているのか、
と、口を空けてしまう選曲でした。

弦楽器はよく練習するのです。
確かに音符の数が莫大なもので、
ヴァイオリンの方々に於いては、
トロンボーンやチューバに比べ
5万倍音符を弾いていると思います。
ですが、きっちり3ヶ月練習して、
最初のTutti(合奏)から、
体裁を整えてくるのです。
大したものですな・・・。

管楽器・・・。
結果的にはとても良い演奏でしたので
細かい事言わぬほうが言いのですが、
さらに丁寧に練習をしてもらいたいです。

お客様も9割以上入って、
オケに対する期待度も高く、
昨今のレベルの向上を表しています。
それに恥じない立派な演奏だったので、
それはそれで良い公演でした。

12月・・・
マーラーの5番か・・・。
みんな大変だな。
次元が違う世界を追いかける。
それはそれできっと愉しい。
と私も思っていようかな。

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