毎日が舞台

週末の雪で関東甲信越は大混乱ですね。
溶ければ水という儚い物質であり、
無垢な白い粉雪が舞う姿は、
空中では要請のような銀色の輝きですが、
地に積もれば次第に拭えない悪魔と化し、
社会生活を脅かす厄介ものです。
雪国では付き合い方を得ていても、
接する言語さえ持ち合わせていない
積もらない地域の弱さが露呈します。

20年に一度では行政も対策が難しく、
出動も見込めない除雪車を保管するのは
困難とは思いながらも、
こんな災害のときに迅速に何をすべきか、
連携を取るためのマニュアルは
必須と知らされますね。
以前は“積雪と猛暑”と呑気な季語でしたが、
“豪雪と酷暑”と一段階引き上げられた
鬼気迫る言葉が頻繁に遣われると、
大変な地球になったとつくづく思います。

雪掻きと持病の背中痛、腰痛は少し改善。

何とか無事にフライトに対応できそうです。
人生初のアメリカ行き・・・。
どうすればいいのか今だ頭が反応せず。
20代から英国やヨーロッパ、ロシアを含む
旧共産圏国に行くことばかりだった。
10代の頃は音楽や文化もアメリカ志向が強く、
子供の頃よりジャズが好きで、
ロックにも相当傾倒したのです。
戦争終わって30年の世の中なんて、
今考えると、まだ戦後まもなくですね。
アメリカ中心の20世紀の総決算だった。

今回はバレエの仕事です。
振るのではなくて打ち合わせと下見で、
この秋の初演に関する大事な準備です。
同行は若き舞台監督。
珍道中になるのでしょうが、
行く先がカンザスシティーという、
誰に言ってもみな「？？？？」という場所。
野球やフットボールでチーム名は出ても、
場所を知らない方がとても多い。
いわゆる北アメリカの心臓といわれる中心地。
バーベキュー発祥の地・・・
これで雰囲気は十分伝わりますね。

さて準備を十分にして、
体調も万全にいたします。