旭山動物園2013/04/01 23:47


2日目はメインイベントの旭山動物園。
札幌からバスに乗り、一路旭川へ。

有名なペンギンの散歩は、
残念ながらすでにシーズンではないのでしたが、
魅せ方の工夫を施した動物園精神を体感したく
今日は楽しみな1日でした。

可愛い動物たち。


キリンの不思議な紋様に目を奪われ、


あまりに可愛いペンギンに目を細め、


おぉなんとも可愛い!!


鹿を見て、昼食は鹿肉のカツ丼、、。
申し訳ない、、。


そして札幌に戻り、ジンギスカン。
す、済まぬ羊よ!

でも札幌の仲間と会い、
家族含めて久しぶりの再会食事会で楽しかった。

最後は男だけで

深夜になるのでした。
有意義な メインデイ。

帰京日2013/04/02 23:11

そして札幌も早いもので3日目。
今日の予定は、時計台、ラーメン、帰京、
といういたってシンプルなものです。
北海道は仕事で過去に5回ほど、
完全な旅行では昔1度行き、今回は2度目。
仕事では巡回公演でしたので、
結構なへき地(失礼)まで行きましたが、
お陰さまであまり行かない道南など含め、
ほぼ全域を旅した気がします。
なので札幌で2泊もゆっくりするなんて、
贅沢な気分でもありました。

ということでもっとベタネタな時計台へ。
夏でしたらカメラを構えた観光客が
ドッと押し寄せた挙句に「え?これなの?」
と失礼な感想を浴びせる名所は、
札幌3大残念の第1位に輝く迷所でもあるのです。
・・・とはいえ、中は素晴らしく、
20年振りにしかも殆ど人の居ない状態で入る。
北海道開拓使のお仕事の様子も解り、
200円の元は十分取れる内容はなかなか楽しい。

新千歳空港の広さにはビックリでした。
早めに着いてゆっくり遊んでいたのですが、
あと1時間あれば構内の温泉施設で
さらにゆっくり湯に浸りたかったです。
この施設が23時間営業で宿泊できると知り、
さらにビックリな大飛行場なのでした。

考えてみると大学生の頃から、
純粋な国内旅行なんてしていなかった。
音楽から離れて地方に行く事がないので、
様々頭から離れず楽しめないのが本音ですが、
こうして何も考えない旅をしてみると、
実に楽チンであることが判明・・・。
今回の目的の「動物園と食事」は十分満足、
そう、旅も悪くないと思った次第。

お天気にも友人にも恵まれ、
有意義な3日間でした。
皆さんありがとうございました。

入学式2013/04/06 23:45

娘の高校入学式でした。
半径2キロ程度で活動をしていた子が、
片道50分17キロの道のりを通う。
この差で様々なモノを見て聞いて感じて、
考えて、行動して、試して、泣いて、笑って、
そして3年間を全うするだと思うと、
貴重な体験の時間と距離と思う。

自分の都立高校時代を考えると、
考えられないほどの規律と格式の
私立高校なのである。
親に信頼のプレゼンをされているみたいで、
少々コソバユイ学校ですが安心して、
預けることが大切なのでしょうね。

振り返れば、高校の3年間で自分の人生の
方角を決めた大切な時間でしたから、
最初の1歩の角度を見つけて欲しいと、
思う次第でもあります。

健康に感謝をして見届けます。

2年間使用2013/04/09 23:47

iPadを使い始めてちょうど2年。
2011年の震災直後に出始めのiPad2を
購入予定が発売が1ヶ月延期でしたね。
そう考えるとあれから早2年、まだ2年。

パソコンの無い生活は考えられない。
仕事でもプライベートでも助けられ、
計算を任せているから半日自由になり、
字を書かないで良いから恥をかかずに済む。
iPadはデスクに座っている時間から開放し、
中ばかりか外でも自由に閲覧できるのが
最大の魅力だろうが、
もはやライフスタイルも変えさせられつつある。
2年の間に紙の保有是非を考えて多くの紙資料を
PDF化して大事なモノiPadに所蔵。
しかもそんな作業をしている時に考えたのは、
私が持つ資料自体がコピーであるということ。
という事は丁寧に保存する必要もなく、
時間を掛けてデジタル書類化するのも
物理現象を消去するための人生の損失。
つまり所詮コピーは要らないではないかという疑問。
同じ書類でも自分で作成したモノは大切であり、
その作業過程で思考したアイデアも、
一行読めば瞬時によみがえってくる。

閲覧に利便なiPadを持ってみたからこそ、
情報入手、情報収集に掛ける時間の愚かさも
同時に味わっているようである。
「便利に失った時間は戻らない」
これがこの後の教訓であろうか。

某回転する寿司店に良く行きますが、
ネタの良し悪しの話はさておき、
タッチパネルによる注文方式は昔から。
最初は見辛いカラーテレビでしたが、
チェーンの新店舗が出来るたびに、
店じゅうを合理化して居心地がよくなる。
そして注文画面も進化を続け、
今では写真のようなiPadによる画面。
何にでも使えるiPadながら、
1つのアプリに特化して使用する潔さ、
見易さと扱い易さという利点のみに絞り、
こういうハードを設置していく考えこそ、
器用貧乏にならない使用法と感心した。

4人会2013/04/17 23:01

あちこちで演奏してくださる義父の曲、
また昨年に引き続き開催してくださる
追悼演奏会のかずかず。
親族としてありがたく思っています。

今日も素晴らしい演奏会。
筝曲であってもあえて言うなら、
4人のヴィルトゥオーゾによる
名曲合戦というべき共演。
2時間中聴き応え十分であり、
演奏の素晴らしい方々の演奏の姿は、
目の保養にもなりうるものです。

こういう演奏会の紹介などしながら、
運営していくファンサイトを作らないと
いけないと思いながら日々が過ぎました。
でも本格的にやらねば、、、と思います。

素晴らしい演奏を有難うございました。

会議は笑う2013/04/18 23:32

昨日に引き続きですが、義父三木稔の話題。

来年夏に大きな演奏会を開きます。
彼の遺言公演というべきもので、
1800人の大ホールで催す企画。
私は生前から、
そう彼のあまりに元気な頃から話を聞かされて、
最初から企画主として実行して欲しいと、
頼まれていました。
生きている時はこういった話は、
冗談半分に聞いていて
「縁起でもない!」と笑っていましたが、
亡くなる数ヶ月前に、彼は自分自身で、
この企画に関して自身のHPに掲載。
<何て事するんだ・・>と私。

そして亡くなってしまい、冗談は本気に。
あまりに壮大な企画過ぎて、
真面目に考えると眩暈をおこしていた。
が、
もうすでに周知の企画となっており、
いつやるのかという声が高くなった。

そりゃそうです。

そして周囲の方々、諸先輩方に背を押され、
ようやく取り掛かったこの企画。
もう戻れないというようにホールを押さえ、
実行日も決めました。

洋楽、邦楽、合唱と全て参加し催す、
内容に疑いもない絶対企画ですので、
やりがいがありますが大変ですね。
本日も報告と相談を含めて
6人で集まる事になり会議をこなしてきました。
そして大きく前進。
有意義な意見交換会の90分でした。

会議といえば。

その後も地元で会議だった。
この会議はもう7年目になる
音楽による文化作りを話し合う、
どちらかというと行政寄りの真面目な会。
私は初期から委員長を任されているために、
会を進行しながら過去の経緯を説明し、
現状を報告し、未来を相談します。

会議って、本当に面白くない・・・。

それが嫌ですので、
なんとか楽しい会議にならないものかと、
毎回思慮をいたします。
これは長でなくても思うことですが、
真面目(フリ)でモノを考えていると、
次第に目の前の道が細くなり、
他の方の些細な言動にカチンと来たり、
いつの間にか全体は敵味方と二分した関係で、
ディベートをしているみたいになる。

これは非常に危うい。

時々笑いあいながらモノを考えるのは、
絶対に必要といつも思うのです。
脳に酸素を与えれば心に余裕も生まれる。
前に進もう進ませようとして、
皆貴重な時間を割いて来て下さるのだから、
時々突拍子もないアイデアも出ないとね。

不謹慎ですが、15分に1回笑う。
非合理ですが30分に1回話題を脱線させる。
こんな事が必要だと思うわけです。
活字にすればみな同じ。
でも行間が違うのはそこまでの経過の違い。
そこにドラマが存在したかということ。

そうDramatic meeting!
これしかない。

義父、若い頃の写真が出てきました。
某有名写真家の方による撮影だが、
非営利目的なので勝手にご紹介・・・。

古書ばゆい薫り2013/04/19 23:47

ブログというのは一度面倒になると、
ついサボります。
別に書かなかった日は1日寝ていたわけでなく、
様々な驚きや笑いがあり充実していたのですが、
なかなかね。時間がナイトね・・・。

神保町に行っていました。
って大した距離でもないのですが、
大塚のスタジオには街乗り用の自転車があり、
便利に使うのですが、
3時間時間があると方々廻れるので、
これは距離も走れてなかなか楽しい。

楽しいといえば、
秋に大変楽しい演奏会のお誘いを頂いた。
詳細はまた報告でいいのですが、
英国人の詩人の周囲を調べています。
最著名な方なら簡単に手に入る資料も、
そうでないとなると資料魔の腕が鳴る。
今ではネットで探せるので、
歩き回らなくてもいいのですが、
それでも神保町という古書街には、
思いもよらぬ発見や偶然の美味しさ、
つまりサイドメニューにスイーツも
付いて来る定食のような楽しいさがある。

この仕事とは関係ないのですが、
古賀書店という老舗の古書店があります。
ここはクラシックを含む音楽専門の店で、
小さな店舗ながら明治大正のものからあり、
小一時間楽しめてしまいます。
専門書籍も役立ちますが、
妙な譜面が売っていたりするので、
侮ってはいけない場所なのです。

例えば、以前買ったオケの絶版パート譜。
・・・そもそもそんなものまで。
考えれば高かったし重かったし何故買った?
それから5年ほどして思わず仕事で役立ち、
在京オケのベテランライブラリアンの方に、
「どうしてそんなもの持っているのです?」
と半ば呆れて感心され、
5年分のドヤ顔をしていたはず。

ドイツでももう手に入らない戦前の譜面や
著作権整備前のドサクサに紛れて
出版されていたオケスコアもあります。
そんなものこんなものが詰まっており、
誠にあり難い聖地のような店。

寒い日でしたが古書の匂いにまみれ、
目的の本も手に入り、
非常に文化部的なマイナーな充実感満点!

空回り本塁打2013/04/21 23:51

寒い1日でした。
本当なら昼過ぎから野球の試合でしたが、
前夜からの雨で延期を余儀なくされ中止。
昨年から入れて頂き一緒にプレイしている、
地元の草野球チームのことです。
今日の練習が初戦のリーグ戦に備えて、
練習や非公式試合を重ねていたので、
部員のやる気はなんだか空回り・・・。

そこで
バッティングセンター集合です。

雨ではなくとも、
次の日が試合の時には隣町のここに集まって、
気勢をあげるのですが、
今日は準備ストレスの発散となりました。
何せこの雨の延期で6月に持ち越しなので、
ここからまた悶々とした準備があるから。

因みにウチのチーム決して強くはない。
地元の呑み屋で集合している輩を中心に、
30代~40代を中心にしたチーム。
夜型と超夜型のメンバーばかりで、
午前練習は奇跡的な集合でもあります。

互いに切磋琢磨し真摯に野球をやり、
その後は笑い合いながら杯を交わす。
つまりとても楽しいのです。
私はかつての栄光(?)を胸に秘め参加ですが、
なかなかイメージ通りにはいかない・・・。
ですが、バッティングフォームなどに関しても
みなアドバイスしてくれるのです。
真剣に言ってくださるのがまた嬉しい。

我々音楽家同士というのは、
相手の演奏に感想を持っていても、
実は本当の事は言わなくなって来るものです。
プロだから自己解決が基本でしょうし、
特に経験ある目上の方には、
何もいわないのが礼儀や習わしかも。
でも草野球ではドンドン言われます。
これが気持ちよい。
自分のダメさを指摘されても凹まず、
前向きにコツコツやる訓練にもなる。
なんだか子供の頃の習い事のよう。

ですからこんなメンバーが大事なのです。
集まったやる気満々の方々と記念写真。

歓迎非正規2013/04/22 23:32

この写真の部分は底です。
ペンケースの底のマチ部分なのですが、
すでに20年近く使っていて、
大変使い心地も良いしサイズも最高。
ですが、こういう風に壊れる。

壊れたのは実に4度目なのですが、
その度にブランド正規代理店も足を運び、
相談して預けて修理をしてもらってきた。
いくらで買ったのか正確なところは
実は覚えていないのですが、
2回目に直した時には既に新品価格を超えて、
修理することへの疑問も沸いていました。
では何故買いなおさないかというと、
このペンケースがもう売っていない!
別のブランドでも、ブランドでなくても
同じ使いようができればいいのですが、
気にしながら10年ほど探しても本当にない。
同じものが無いとなると直すしかなく、
3回目もムキになって直しました。

今回4回目。

便利をいいことに中身を入れすぎるので、
常に重みが底にかかり過ぎ状態、
結果的にマチ部分の縫製に負担がかかりホヅレる。
前回までは大した修理恵は無かったのだが、
(そう考えると、随分高い修理費だな)
今回はマチの皮が破れてしまい、
この補修は今までと違うのです。

店に預けて数週間後の見積もり。
・・・。

店の方にも訊いてしまった。
「実際冷静に考えてどう思います?
直して使う執着心を誉めますか?」と。
店の方はこう言った。
「もうないモデルなので大切に使って
下さるのは大変嬉しいのですが、
私だったら、、、直しません」

そりゃそうだ。

今までの修理費の積算をしてみると、
破格の修理費で新品なら既に3個目が買える。
そんな奴はいない!
リノベーション大好きなドイツ人だって、
そんな不合理なことはきっとしない!

でも直したい・・・
使いたい・・・

今までは買ったのも直したのもブランド正規。
だからこそ意味があり大切にした。
が、正規という大見得はもうやめよう。
直ればいいのだ。
使ってこそのペンケースなのだ。

自分で直そうかな・・・。

まさかの再会2013/04/23 23:30

ベルリンで活躍しているオーボエの眞坂さん。
実に20年以上の再会。
こういう再会を演出してくれたのも、
SNSというコミュニケーションサイトのお陰。

音楽の仕事を媒体にして仲良くなったのではく、
彼が中学生の頃に私は教えに行っていました。
全国大会で10連覇してしてしまうような、
名門であった中学校ですが、
そこで彼はトロンボーンを吹いていた。
その後彼は高校生になってオーボエに転身。
私はドイツに行くことになり、
彼が音大に進んだ話は聞いていたが、
その辺りからは何をしているのか不明だった。

一緒に呑んでいるのは実は私の父。
彼はその中学校で当時彼の担任でした。
折角だからと呼んでしまい同席。

音大を出てから直ぐに渡独したらしく、
そして私は日本に戻ったので、
余計に疎遠になってしまいました。
でも彼はしっかり勉強して、
その後オケの団員の座を勝ち取り、
数個のオケを渡り歩いて研鑽と経験を積んだ。
今では立派になって優秀なオケの団員。

ドイツ人の奥様と結婚して、
昨秋には子供も生まれての今回の帰国。
20年の空間を埋めながら、
父との会話も含めて更に遡り、
有意義な時間を過ごしました。
こういう風に音楽家同士として出会えるなんて、
当時は考えもしなかったけれど、
トロンボーン吹いている中3の時に、
明らかに彼は優秀であり心も強かった。
なるほどと感心してしまいましたが、
これからも元気で活躍して欲しいものです。

しっかしいつもいつもこのお店は、
素晴らしい魚、日本酒を出してくれて、
ママさんの笑顔にお客さんは顔も緩んでいます。
カウンター