会議は笑う2013/04/18 23:32

昨日に引き続きですが、義父三木稔の話題。

来年夏に大きな演奏会を開きます。
彼の遺言公演というべきもので、
1800人の大ホールで催す企画。
私は生前から、
そう彼のあまりに元気な頃から話を聞かされて、
最初から企画主として実行して欲しいと、
頼まれていました。
生きている時はこういった話は、
冗談半分に聞いていて
「縁起でもない!」と笑っていましたが、
亡くなる数ヶ月前に、彼は自分自身で、
この企画に関して自身のHPに掲載。
<何て事するんだ・・>と私。

そして亡くなってしまい、冗談は本気に。
あまりに壮大な企画過ぎて、
真面目に考えると眩暈をおこしていた。
が、
もうすでに周知の企画となっており、
いつやるのかという声が高くなった。

そりゃそうです。

そして周囲の方々、諸先輩方に背を押され、
ようやく取り掛かったこの企画。
もう戻れないというようにホールを押さえ、
実行日も決めました。

洋楽、邦楽、合唱と全て参加し催す、
内容に疑いもない絶対企画ですので、
やりがいがありますが大変ですね。
本日も報告と相談を含めて
6人で集まる事になり会議をこなしてきました。
そして大きく前進。
有意義な意見交換会の90分でした。

会議といえば。

その後も地元で会議だった。
この会議はもう7年目になる
音楽による文化作りを話し合う、
どちらかというと行政寄りの真面目な会。
私は初期から委員長を任されているために、
会を進行しながら過去の経緯を説明し、
現状を報告し、未来を相談します。

会議って、本当に面白くない・・・。

それが嫌ですので、
なんとか楽しい会議にならないものかと、
毎回思慮をいたします。
これは長でなくても思うことですが、
真面目(フリ)でモノを考えていると、
次第に目の前の道が細くなり、
他の方の些細な言動にカチンと来たり、
いつの間にか全体は敵味方と二分した関係で、
ディベートをしているみたいになる。

これは非常に危うい。

時々笑いあいながらモノを考えるのは、
絶対に必要といつも思うのです。
脳に酸素を与えれば心に余裕も生まれる。
前に進もう進ませようとして、
皆貴重な時間を割いて来て下さるのだから、
時々突拍子もないアイデアも出ないとね。

不謹慎ですが、15分に1回笑う。
非合理ですが30分に1回話題を脱線させる。
こんな事が必要だと思うわけです。
活字にすればみな同じ。
でも行間が違うのはそこまでの経過の違い。
そこにドラマが存在したかということ。

そうDramatic meeting!
これしかない。

義父、若い頃の写真が出てきました。
某有名写真家の方による撮影だが、
非営利目的なので勝手にご紹介・・・。

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