歓迎非正規2013/04/22 23:32

この写真の部分は底です。
ペンケースの底のマチ部分なのですが、
すでに20年近く使っていて、
大変使い心地も良いしサイズも最高。
ですが、こういう風に壊れる。

壊れたのは実に4度目なのですが、
その度にブランド正規代理店も足を運び、
相談して預けて修理をしてもらってきた。
いくらで買ったのか正確なところは
実は覚えていないのですが、
2回目に直した時には既に新品価格を超えて、
修理することへの疑問も沸いていました。
では何故買いなおさないかというと、
このペンケースがもう売っていない!
別のブランドでも、ブランドでなくても
同じ使いようができればいいのですが、
気にしながら10年ほど探しても本当にない。
同じものが無いとなると直すしかなく、
3回目もムキになって直しました。

今回4回目。

便利をいいことに中身を入れすぎるので、
常に重みが底にかかり過ぎ状態、
結果的にマチ部分の縫製に負担がかかりホヅレる。
前回までは大した修理恵は無かったのだが、
(そう考えると、随分高い修理費だな)
今回はマチの皮が破れてしまい、
この補修は今までと違うのです。

店に預けて数週間後の見積もり。
・・・。

店の方にも訊いてしまった。
「実際冷静に考えてどう思います?
直して使う執着心を誉めますか?」と。
店の方はこう言った。
「もうないモデルなので大切に使って
下さるのは大変嬉しいのですが、
私だったら、、、直しません」

そりゃそうだ。

今までの修理費の積算をしてみると、
破格の修理費で新品なら既に3個目が買える。
そんな奴はいない!
リノベーション大好きなドイツ人だって、
そんな不合理なことはきっとしない!

でも直したい・・・
使いたい・・・

今までは買ったのも直したのもブランド正規。
だからこそ意味があり大切にした。
が、正規という大見得はもうやめよう。
直ればいいのだ。
使ってこそのペンケースなのだ。

自分で直そうかな・・・。

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