夢コン ― 2007/12/05 23:49
「夢コンサート」終わりました。
盛況すぎて詳細が書けないほどでした。
思わぬ知り合いが沢山来場してくれたのも、
これからの励みになりましたし、
演奏者もスタッフの委員も、市役所も、
持てる力を如何なく発揮していました。
適材適所とは、まさにこの事でしょう。
笑顔のお客様を見られるのは良い事ですし、
寒いこの初冬一番の冷え込みの日に、
沢山の方が押し寄せてくれたことに感謝です。
客席の明かりも30%は残し、表情が良く見えます。
楽しそうに肩を揺らしたり、
私のボケ司会に反応をしてくださったりと、
満員の観客がもたらす+エネルギーは、
何も変え難いビタミンと感じる次第です。
7万7千市民に対し、4万枚のチラシ、
市報一面での告知から、新聞折込、
地元(隣だが)FMへの出演から、
ミニコミ誌での宣伝、駅張りポスター、
学校への配布から飲み屋での宣伝・・・。
告知の限りを尽くしましたので、
冬の平日なんて人が入らない、
という昨年のトラウマを解消できました。
あらためて、市民協働課の皆様、
特に献身的な努力のK女史、ありがとう。
入場無料での開催には、最初から抵抗はありましたが、
満員御礼になってみると、あらためて、
「これでは先に進めない」とも感じたのでした。
バブル時代(もうすでに16~17年前ですか)、
沢山の企業が企業の宣伝と節税なども兼ねた、
冠コンサート(所謂一社提供のコンサート)を企画し、
決して入場収入では賄えない華やかな沢山の催しは、
観客を魅了し続けました。
しかしその結果、その後の経済悪化に伴った時代、
チケットを買って聴く、観る習慣が薄れてしまい、
業界全体は、実に大変な思いをしてしまったのです。
これは企業の問題だけではなく、予算に乗っかって、
後援、協賛を繰り返した自治体や文化芸術関係機関、
全ての関係者の問題でもありました。
欲しいチケットは、お金を払って手に入れたい。
このように思って頂く事は、
プロが企画をする催しへのお客様からの賛辞であり、
その期待に対しそれ以上の催しを提供する努力は、
プロである我々の基本姿勢でなくてはならない。
欲しいモノをお金貯めた買ったり、
手が届かないものをウィンドウショッピングで我慢し、
いつか手に入れたいと、スキルアップを図ったりする。
コンサートに行く歓びは、買い物と同じですね。
オーケストラ、室内楽、リサイタル、バレエ、オペラ、、、
様々な形態のジャンルに、相応の値段がついたブランド。
高いから良いのではなく、安くても良質があり、
良質な公演探しは、ファンの楽しみであり、
企画側は魅せ方こそ、腕の見せ所にもなるのです。
これからの課題、指標もはっきりと見えました。
「音楽の街-狛江」の今年のテーマは、
この街づくりの題目を浸透させること、
すでに動き出し手いる活動を皆に見せていくことです。
その意味では入場出来なかった方々も含め、
推定800人近くの人数が「夢コンサート」に来場した事は、
東京都の人口に置き換えれば、
10万人以上の都民が、一度に集まった計算です。
勿論、市外のファンも来られましたから、
そんな事は可笑しな計算ですが、
そのくらいの価値があったという事です。
川を渡ったお隣、川崎さんも「音楽のまち」です。
126万もいる人口ですが、負けてはいられませんね。
打倒川崎!と、サッカーの応援くらいになりたいものです。
私は、少し疲れた気がします。
秀逸な演奏者は、任せておけばよいし、
責任感強い委員の皆様にも安心でしたが。
この疲れは、この先が見えないゴール無きマラソンの
スタートをしてしまった疲れかもしれません。
もう一度自分も含め、活動を考え直す必要がありますね。
まだ年度半分、最後まで頑張りましょう。
盛況すぎて詳細が書けないほどでした。
思わぬ知り合いが沢山来場してくれたのも、
これからの励みになりましたし、
演奏者もスタッフの委員も、市役所も、
持てる力を如何なく発揮していました。
適材適所とは、まさにこの事でしょう。
笑顔のお客様を見られるのは良い事ですし、
寒いこの初冬一番の冷え込みの日に、
沢山の方が押し寄せてくれたことに感謝です。
客席の明かりも30%は残し、表情が良く見えます。
楽しそうに肩を揺らしたり、
私のボケ司会に反応をしてくださったりと、
満員の観客がもたらす+エネルギーは、
何も変え難いビタミンと感じる次第です。
7万7千市民に対し、4万枚のチラシ、
市報一面での告知から、新聞折込、
地元(隣だが)FMへの出演から、
ミニコミ誌での宣伝、駅張りポスター、
学校への配布から飲み屋での宣伝・・・。
告知の限りを尽くしましたので、
冬の平日なんて人が入らない、
という昨年のトラウマを解消できました。
あらためて、市民協働課の皆様、
特に献身的な努力のK女史、ありがとう。
入場無料での開催には、最初から抵抗はありましたが、
満員御礼になってみると、あらためて、
「これでは先に進めない」とも感じたのでした。
バブル時代(もうすでに16~17年前ですか)、
沢山の企業が企業の宣伝と節税なども兼ねた、
冠コンサート(所謂一社提供のコンサート)を企画し、
決して入場収入では賄えない華やかな沢山の催しは、
観客を魅了し続けました。
しかしその結果、その後の経済悪化に伴った時代、
チケットを買って聴く、観る習慣が薄れてしまい、
業界全体は、実に大変な思いをしてしまったのです。
これは企業の問題だけではなく、予算に乗っかって、
後援、協賛を繰り返した自治体や文化芸術関係機関、
全ての関係者の問題でもありました。
欲しいチケットは、お金を払って手に入れたい。
このように思って頂く事は、
プロが企画をする催しへのお客様からの賛辞であり、
その期待に対しそれ以上の催しを提供する努力は、
プロである我々の基本姿勢でなくてはならない。
欲しいモノをお金貯めた買ったり、
手が届かないものをウィンドウショッピングで我慢し、
いつか手に入れたいと、スキルアップを図ったりする。
コンサートに行く歓びは、買い物と同じですね。
オーケストラ、室内楽、リサイタル、バレエ、オペラ、、、
様々な形態のジャンルに、相応の値段がついたブランド。
高いから良いのではなく、安くても良質があり、
良質な公演探しは、ファンの楽しみであり、
企画側は魅せ方こそ、腕の見せ所にもなるのです。
これからの課題、指標もはっきりと見えました。
「音楽の街-狛江」の今年のテーマは、
この街づくりの題目を浸透させること、
すでに動き出し手いる活動を皆に見せていくことです。
その意味では入場出来なかった方々も含め、
推定800人近くの人数が「夢コンサート」に来場した事は、
東京都の人口に置き換えれば、
10万人以上の都民が、一度に集まった計算です。
勿論、市外のファンも来られましたから、
そんな事は可笑しな計算ですが、
そのくらいの価値があったという事です。
川を渡ったお隣、川崎さんも「音楽のまち」です。
126万もいる人口ですが、負けてはいられませんね。
打倒川崎!と、サッカーの応援くらいになりたいものです。
私は、少し疲れた気がします。
秀逸な演奏者は、任せておけばよいし、
責任感強い委員の皆様にも安心でしたが。
この疲れは、この先が見えないゴール無きマラソンの
スタートをしてしまった疲れかもしれません。
もう一度自分も含め、活動を考え直す必要がありますね。
まだ年度半分、最後まで頑張りましょう。
稽古漬け ― 2007/12/06 12:20
連日、11日からの公演で稽古稽古稽古・・・
無論音楽家の私は、指揮こそしないが、
譜面片手に大童の毎日でして、
20数曲の半分以上新たにピアノの編曲し直し。
ふっとため息ついている場合ではなく、
今度はヴァイオリンの譜面作り。
これは、既成の曲も新曲も全て作ります。
時間があるときにはオケ編曲でもソロ編曲でも、
実に楽しい作業なのですが、
時間がなく、目の前にリハーサルがあると、
実に1分1秒を争いながらの格闘です。
年配の方は知っているでしょうが、
「コロッケの歌」「フラ・ディアボロ」
「おてくさん」「ティッペラリーの歌」・・・
いや、聴いているのは楽しいのですし、
もう15年前からしょっちゅう演奏していますが、
クラシック作品の様に決まった譜面ではないので、
公演の度に変化があり、
そうなると書きなおしなのです・・。
しかし、前にも書きましたが、
PCの発達に伴って実に楽になりました。
私は、譜面は勿論PCを使って打ち出していますが、
このソフトの進化に伴って、作業効率はUP!
以前は書いた後のレイアウトやプリントアウトが、
一大事だったのですが、
今じゃ、クリック一発で簡単なモノは済んでしまいます。
自分も進化しているのでしょうが、
15年前の作業は手書きの5倍時間かかったと思うと、
その頃の作業は、幕末期に相応しい「今は昔」です。
譜面も、今は新曲でもメールで送られてきますし、
音源もついていたりして、
5年前でも考えられなかった時代になりました。
手渡しをするために車とばしたり、
宅急便やバイク便なんてのも、明治時代の話みたい。
稽古を収録する事も皆多いのですが、
あと数年の後にはこうなるでしょう・・・
稽古中は使用しない携帯を動画収録モードにして、
出演者は演出家席の後方に並べる。
自分の出番稽古を携帯で収録して帰りの電車で確認、
問題ある部分、質問部分は切り取って、
そのまま関係者に質問したりする・・
これも多分1~2年後には可能だな・・・。
携帯の進化は、様々に応用できるので、
携帯使えないところでこそ真価を発揮しそう。
無論音楽家の私は、指揮こそしないが、
譜面片手に大童の毎日でして、
20数曲の半分以上新たにピアノの編曲し直し。
ふっとため息ついている場合ではなく、
今度はヴァイオリンの譜面作り。
これは、既成の曲も新曲も全て作ります。
時間があるときにはオケ編曲でもソロ編曲でも、
実に楽しい作業なのですが、
時間がなく、目の前にリハーサルがあると、
実に1分1秒を争いながらの格闘です。
年配の方は知っているでしょうが、
「コロッケの歌」「フラ・ディアボロ」
「おてくさん」「ティッペラリーの歌」・・・
いや、聴いているのは楽しいのですし、
もう15年前からしょっちゅう演奏していますが、
クラシック作品の様に決まった譜面ではないので、
公演の度に変化があり、
そうなると書きなおしなのです・・。
しかし、前にも書きましたが、
PCの発達に伴って実に楽になりました。
私は、譜面は勿論PCを使って打ち出していますが、
このソフトの進化に伴って、作業効率はUP!
以前は書いた後のレイアウトやプリントアウトが、
一大事だったのですが、
今じゃ、クリック一発で簡単なモノは済んでしまいます。
自分も進化しているのでしょうが、
15年前の作業は手書きの5倍時間かかったと思うと、
その頃の作業は、幕末期に相応しい「今は昔」です。
譜面も、今は新曲でもメールで送られてきますし、
音源もついていたりして、
5年前でも考えられなかった時代になりました。
手渡しをするために車とばしたり、
宅急便やバイク便なんてのも、明治時代の話みたい。
稽古を収録する事も皆多いのですが、
あと数年の後にはこうなるでしょう・・・
稽古中は使用しない携帯を動画収録モードにして、
出演者は演出家席の後方に並べる。
自分の出番稽古を携帯で収録して帰りの電車で確認、
問題ある部分、質問部分は切り取って、
そのまま関係者に質問したりする・・
これも多分1~2年後には可能だな・・・。
携帯の進化は、様々に応用できるので、
携帯使えないところでこそ真価を発揮しそう。
鬼軍曹 ― 2007/12/07 23:43
そして今日も稽古、明日も稽古です。
そんな日々も通し稽古まで辿り着きました。
今度の公演は、12月11日から3日間ですが、
オペレッタ「田谷力三物語」です。
オペレッタと冠がつくのだから、
まかりなりにもストーリーありますし、
出演者が扮しますのは、全て実在した方々。
浅草オペラなんて!と、いう人ありますが、
日本でオペラ上演が始まって100年と少し、
このオペラ活動を大衆の流行にして広めたのは、
紛れも無く浅草なのですから、
この時代無くしては語れない大事な歴史です。
田谷さんは、89歳で亡くなった時が1988年、
私の世代でも肉声をテレビから聴いた記憶ありますし、
矍鑠(かくしゃくとした)立ち姿は、
オペラ界出身のスターとして人気も続いたものですね。
日本に招かれたローシー氏の手ほどきで、
帝劇でやっとスタートした日本のオペラ運動は、
赤坂のローヤル館に移り、そこでも夢は砕かれます。
しかしオペラの波は、今度は日本人の手によって、
ようやく浅草で花開くこととなるのですが、
ローシーに見いだされた田谷にとっては、
人気を求めて場所を移って行く年上の歌手達には、
少し抵抗があったようです。
こんな田谷の半生を舞台にした、「田谷力三物語」。
私、、、実は、出演しています。
最初に書いたように、
出演者は、実在した人物のみを演じています。
私の役は、指揮者の竹内平吉(1887-1972)。
少し調べましたら、竹内は、東京音楽学校を卒業し、
楽壇でもてはやされた人物らしく、
帝国劇場の管弦楽部の初代の楽長であり、
ローヤル館では、ローシーの腹心として働き、
当然、浅草時代にも指導者としての立場を発揮、
その後浅草オペラが関東大震災後に陰り見えた後、
宝塚歌劇団に移籍したらしいのです。
日本のオペラ界には無くてはならなかった人らしく、
“日本オペラ界の元老”と言われています。
私は、この方の役をする事は別に構わなかった・・・。
というか、指揮者が指揮者の役やるのだから、
役作りも出来るだろうに、苦労を楽しもうと思った。
だが、そんな事ではすまなくなったのです。
何度も言いますが、
出演者は、実在した人物のみを演じています。
力三の父親、田谷鏡太郎という人物がいるのですが、
この役を文学座のベテラン俳優加藤武さんを招き、
演じていただいているのですが、
その大事な場面に私が絡んでいるのです・・・。
どうして田谷鏡太郎は、突然現れた劇場で、
私にモノを尋ねたのでしょう、誰でもよかったではないか。
しかし、私なのですよ相手が。
舞台で2人で会話ですから、全く弱ってしまいます。
指揮者が指揮者役だからといって出演して、
歌手に混じって舞台立っているだけでも、
申し訳ないのに、加えて加藤さんですからね・・・。
金田一耕介シリーズの警部補「わかった!犯人は・・」、
この台詞がなんとも私には印象深いのですが、
素敵な江戸っ子の役者さんですね。
鼻から怒られっちゃう、かと思ったらそうではなく、
とても丁寧に、私なんぞ相手に段取りしてくださります。
「はいはい、その通りで御座います・・・」と、
揉み手しながら加藤さんの指導に耳を傾ける私です。
しかし、調べたら、加藤さんと私、
誕生日一緒!5月24日なのです・・・
この事、早速本人に申し報告いたしましたら、
「いやいや、珍しいやな~役者で日が一緒なんて!」
と驚いてくださり、目はランランと輝いています。
“いやいや、役者ではないが、まぁいいか・・”と、
私は多少テレ作り笑いながらも、
加藤さんには、同じ誕生日を気に入って頂いたらしく、
私を見る目は、指導教官鬼軍曹風(冗談)から、
昔から飼っている一番大事なペットを見るような、
ハートマークになっているのです。(これも冗談です)
がんばろう・・・。
そんな日々も通し稽古まで辿り着きました。
今度の公演は、12月11日から3日間ですが、
オペレッタ「田谷力三物語」です。
オペレッタと冠がつくのだから、
まかりなりにもストーリーありますし、
出演者が扮しますのは、全て実在した方々。
浅草オペラなんて!と、いう人ありますが、
日本でオペラ上演が始まって100年と少し、
このオペラ活動を大衆の流行にして広めたのは、
紛れも無く浅草なのですから、
この時代無くしては語れない大事な歴史です。
田谷さんは、89歳で亡くなった時が1988年、
私の世代でも肉声をテレビから聴いた記憶ありますし、
矍鑠(かくしゃくとした)立ち姿は、
オペラ界出身のスターとして人気も続いたものですね。
日本に招かれたローシー氏の手ほどきで、
帝劇でやっとスタートした日本のオペラ運動は、
赤坂のローヤル館に移り、そこでも夢は砕かれます。
しかしオペラの波は、今度は日本人の手によって、
ようやく浅草で花開くこととなるのですが、
ローシーに見いだされた田谷にとっては、
人気を求めて場所を移って行く年上の歌手達には、
少し抵抗があったようです。
こんな田谷の半生を舞台にした、「田谷力三物語」。
私、、、実は、出演しています。
最初に書いたように、
出演者は、実在した人物のみを演じています。
私の役は、指揮者の竹内平吉(1887-1972)。
少し調べましたら、竹内は、東京音楽学校を卒業し、
楽壇でもてはやされた人物らしく、
帝国劇場の管弦楽部の初代の楽長であり、
ローヤル館では、ローシーの腹心として働き、
当然、浅草時代にも指導者としての立場を発揮、
その後浅草オペラが関東大震災後に陰り見えた後、
宝塚歌劇団に移籍したらしいのです。
日本のオペラ界には無くてはならなかった人らしく、
“日本オペラ界の元老”と言われています。
私は、この方の役をする事は別に構わなかった・・・。
というか、指揮者が指揮者の役やるのだから、
役作りも出来るだろうに、苦労を楽しもうと思った。
だが、そんな事ではすまなくなったのです。
何度も言いますが、
出演者は、実在した人物のみを演じています。
力三の父親、田谷鏡太郎という人物がいるのですが、
この役を文学座のベテラン俳優加藤武さんを招き、
演じていただいているのですが、
その大事な場面に私が絡んでいるのです・・・。
どうして田谷鏡太郎は、突然現れた劇場で、
私にモノを尋ねたのでしょう、誰でもよかったではないか。
しかし、私なのですよ相手が。
舞台で2人で会話ですから、全く弱ってしまいます。
指揮者が指揮者役だからといって出演して、
歌手に混じって舞台立っているだけでも、
申し訳ないのに、加えて加藤さんですからね・・・。
金田一耕介シリーズの警部補「わかった!犯人は・・」、
この台詞がなんとも私には印象深いのですが、
素敵な江戸っ子の役者さんですね。
鼻から怒られっちゃう、かと思ったらそうではなく、
とても丁寧に、私なんぞ相手に段取りしてくださります。
「はいはい、その通りで御座います・・・」と、
揉み手しながら加藤さんの指導に耳を傾ける私です。
しかし、調べたら、加藤さんと私、
誕生日一緒!5月24日なのです・・・
この事、早速本人に申し報告いたしましたら、
「いやいや、珍しいやな~役者で日が一緒なんて!」
と驚いてくださり、目はランランと輝いています。
“いやいや、役者ではないが、まぁいいか・・”と、
私は多少テレ作り笑いながらも、
加藤さんには、同じ誕生日を気に入って頂いたらしく、
私を見る目は、指導教官鬼軍曹風(冗談)から、
昔から飼っている一番大事なペットを見るような、
ハートマークになっているのです。(これも冗談です)
がんばろう・・・。
ネズミ小僧 ― 2007/12/09 23:48

「くるみ割り人形」を演奏できる事は、
クリスマス最高の悦びであり、感謝なのです。
これがないと、年末が来ない気さえいたしますね。
日本には他にも、ベートーベンの第九交響曲という、
可笑しいながらも素晴らしい習慣があるので、
これを耳にしないと大晦日が来ないという人もいます。
いやしかし、「くるみ割り人形」の音楽の美しさと、
大人のエゴではない子供の為のメルヒェンは、
他のモノにはちょっと置き換え難いものです。
今年のNBAバレエ団は、中野区での公演なので、
合唱団も地元の合唱団の協力があります。
また、子供達も地元参加のグループがあります。
これは正しい公演スタイルであって、
その土地に行けば、そこの方々とのコラボレーションは、
欠かせない合体文化事業なのです。
自分の公演も近いのですが、
他の仕事の準備や稽古はドンドンやってくるもので、
昨日は、この区民合唱団の稽古にお邪魔。
ほんの1時間弱ですが、リハに参加。
「くるみ割り人形」は、1幕最後の雪のシーンで、
天上の声の如く、童子の合唱があります。
指定は声変わりしていない子供の声ですが、
「そんなの関係ねぇ~!」とばかりに、
ベテランの女声20人が張り切って参加です。
譜面はたいした事ないのですが、
まず、出演のタイミング(並びに行くタイミング)、
そして、歌いだしのタイミングが難しい。
全部で4回ばかり出てきますが、
3拍子あり、2拍子ありで、楽観はできません。
指揮者は、ニコニコで、左手を振り上げ続けないと、
合唱の皆さんは不安になりますので、
公演では、腕が千切れるまで高く高く振り続けるのです。
声も良いし、やる気もあるし、
タイミングが慣れれば、大丈夫のはず。
きっと素晴らしい公演になるぞ!と激励!
そして今日は、総稽古でバレエ団へ。
主要ダンサーが来ていない部分もありますが、
どうにか人通り見て、確認です。
毎回思いますが、ダンサーの毎日の鍛錬には、
頭が上がりませんね。大した稽古です。
広い稽古場は、明るく気持ちも良いし、
外で木枯らしに揺れる木々も、寒さを感じさせない。
12月22日、23日の公演です!
詳しくは下記ホームページで確認してください。
http://www.nbaballet.org/
さて写真は、出番を待つ、ちっちゃなネズミちゃん達。
1幕、深夜になると活動し出す、子供の役の登竜門!
この役を皆経て、プリマ、プリモになっていくのです。
真剣な眼差しで、姐さん方の踊りを堪能、、いや研究中。
どんな小さな役でもドラマの中では大切ですし、
実に将来期待できる人材なのです。
クリスマス最高の悦びであり、感謝なのです。
これがないと、年末が来ない気さえいたしますね。
日本には他にも、ベートーベンの第九交響曲という、
可笑しいながらも素晴らしい習慣があるので、
これを耳にしないと大晦日が来ないという人もいます。
いやしかし、「くるみ割り人形」の音楽の美しさと、
大人のエゴではない子供の為のメルヒェンは、
他のモノにはちょっと置き換え難いものです。
今年のNBAバレエ団は、中野区での公演なので、
合唱団も地元の合唱団の協力があります。
また、子供達も地元参加のグループがあります。
これは正しい公演スタイルであって、
その土地に行けば、そこの方々とのコラボレーションは、
欠かせない合体文化事業なのです。
自分の公演も近いのですが、
他の仕事の準備や稽古はドンドンやってくるもので、
昨日は、この区民合唱団の稽古にお邪魔。
ほんの1時間弱ですが、リハに参加。
「くるみ割り人形」は、1幕最後の雪のシーンで、
天上の声の如く、童子の合唱があります。
指定は声変わりしていない子供の声ですが、
「そんなの関係ねぇ~!」とばかりに、
ベテランの女声20人が張り切って参加です。
譜面はたいした事ないのですが、
まず、出演のタイミング(並びに行くタイミング)、
そして、歌いだしのタイミングが難しい。
全部で4回ばかり出てきますが、
3拍子あり、2拍子ありで、楽観はできません。
指揮者は、ニコニコで、左手を振り上げ続けないと、
合唱の皆さんは不安になりますので、
公演では、腕が千切れるまで高く高く振り続けるのです。
声も良いし、やる気もあるし、
タイミングが慣れれば、大丈夫のはず。
きっと素晴らしい公演になるぞ!と激励!
そして今日は、総稽古でバレエ団へ。
主要ダンサーが来ていない部分もありますが、
どうにか人通り見て、確認です。
毎回思いますが、ダンサーの毎日の鍛錬には、
頭が上がりませんね。大した稽古です。
広い稽古場は、明るく気持ちも良いし、
外で木枯らしに揺れる木々も、寒さを感じさせない。
12月22日、23日の公演です!
詳しくは下記ホームページで確認してください。
http://www.nbaballet.org/
さて写真は、出番を待つ、ちっちゃなネズミちゃん達。
1幕、深夜になると活動し出す、子供の役の登竜門!
この役を皆経て、プリマ、プリモになっていくのです。
真剣な眼差しで、姐さん方の踊りを堪能、、いや研究中。
どんな小さな役でもドラマの中では大切ですし、
実に将来期待できる人材なのです。
明日公演 ― 2007/12/10 23:01
明日からの公演は日本橋です。
この街は自分には、今でも特別な街なのです。
誰でも幼少の頃は、外は怖かったでしょうし、
10歩離れれば、そこは魑魅魍魎が住む亜空間。
1年、2年と、年を経て行動範囲も広がり、
ようやく近所の世界が広くなるものです。
しかし、電車に乗っていく町は近くても特別です。
日本橋は、父の実家の街であり、いわば郷里。
小さな頃から、盆や正月、何かにつけて、
親戚一同、この日本橋に集まりましたから、
私にとっても、日本橋はやはり特別です。
年末の10日なんてひどく混んでいるものですが、
車の道のりは思いのほか空いていて、
乗り込んでから瞬く間に、日本橋の街。
高速を降り、ゆっくりとハンドルを切りながら、
昔の町並みを思い出して走ります。
時折、懐かしい街角や、父の生家跡など見て、
自分が歩いた道路や、遊んだ路地の確認をする。
思わず車停めて降りたのは、
道路の幅と、自分の歩幅を比べてみたかったから。
昔は、どんな風に遊んで、どの道を歩いたのかとかね。
おやおや、堀留児童公園が見えました。
保健所の裏手、と思いながら整備された公演を見渡す。
遊具も無くなって、広くなった公園は、
サラリーマン、OLの憩いの場となっている様子。
昼休みの温かい陽気につられたか、みな和やかに談笑。
そういや、中華料理屋さんが増えましたね。
アジア系外国人が多く住む様になったのでしょうし、
それでも数年前に比べると、
裏通りには店も増え、活気がある感じがしますね。
何れにせよ、廃れて欲しくないのです、この町には。
「田谷力三物語」物語、GPでした。
決して広くはない舞台ですが、
日本語の歌、芝居がとてもよく似合う劇場で、
公会堂とは言え、舞台の縦横比寸法など、
粋な造りで、和モノ公演には特に人気がある場所です。
衣裳の盤数も多く、和装、洋装、帽子に靴、、、
小道具も間違えないで出番にあわせるのは、
なかなか大変です。
ダンサーも、コーラスも、ソロを演じるキャストも、
男らしさに艶っぽさ、ベテラン達は本領発揮です。
音楽の調整、音響のレベル調整も含みながらの、
GP(通し稽古)は、問題なく進み、
明日の公演に備えるだけになりました。
写真は、何とも楽しげですが真剣そのもの!
劇中劇、<カフェーの夜>の最中。
熱の入った全員による<コロッケの歌>なのです。
そうそう、私?役者としての私?
そりゃ、大きな声では言えませんが、抜群ですよ・・。
いやウソです。ベテランに身を任せてやるのみです。
あすも、頑張ろう。
日本橋と言うだけで、楽しく出来る町です。
頑張ろう!
この街は自分には、今でも特別な街なのです。
誰でも幼少の頃は、外は怖かったでしょうし、
10歩離れれば、そこは魑魅魍魎が住む亜空間。
1年、2年と、年を経て行動範囲も広がり、
ようやく近所の世界が広くなるものです。
しかし、電車に乗っていく町は近くても特別です。
日本橋は、父の実家の街であり、いわば郷里。
小さな頃から、盆や正月、何かにつけて、
親戚一同、この日本橋に集まりましたから、
私にとっても、日本橋はやはり特別です。
年末の10日なんてひどく混んでいるものですが、
車の道のりは思いのほか空いていて、
乗り込んでから瞬く間に、日本橋の街。
高速を降り、ゆっくりとハンドルを切りながら、
昔の町並みを思い出して走ります。
時折、懐かしい街角や、父の生家跡など見て、
自分が歩いた道路や、遊んだ路地の確認をする。
思わず車停めて降りたのは、
道路の幅と、自分の歩幅を比べてみたかったから。
昔は、どんな風に遊んで、どの道を歩いたのかとかね。
おやおや、堀留児童公園が見えました。
保健所の裏手、と思いながら整備された公演を見渡す。
遊具も無くなって、広くなった公園は、
サラリーマン、OLの憩いの場となっている様子。
昼休みの温かい陽気につられたか、みな和やかに談笑。
そういや、中華料理屋さんが増えましたね。
アジア系外国人が多く住む様になったのでしょうし、
それでも数年前に比べると、
裏通りには店も増え、活気がある感じがしますね。
何れにせよ、廃れて欲しくないのです、この町には。
「田谷力三物語」物語、GPでした。
決して広くはない舞台ですが、
日本語の歌、芝居がとてもよく似合う劇場で、
公会堂とは言え、舞台の縦横比寸法など、
粋な造りで、和モノ公演には特に人気がある場所です。
衣裳の盤数も多く、和装、洋装、帽子に靴、、、
小道具も間違えないで出番にあわせるのは、
なかなか大変です。
ダンサーも、コーラスも、ソロを演じるキャストも、
男らしさに艶っぽさ、ベテラン達は本領発揮です。
音楽の調整、音響のレベル調整も含みながらの、
GP(通し稽古)は、問題なく進み、
明日の公演に備えるだけになりました。
写真は、何とも楽しげですが真剣そのもの!
劇中劇、<カフェーの夜>の最中。
熱の入った全員による<コロッケの歌>なのです。
そうそう、私?役者としての私?
そりゃ、大きな声では言えませんが、抜群ですよ・・。
いやウソです。ベテランに身を任せてやるのみです。
あすも、頑張ろう。
日本橋と言うだけで、楽しく出来る町です。
頑張ろう!
小林愛雄敬愛! ― 2007/12/11 23:21

会いたい人と言うのが誰にでもあるもので、
例えば活躍するアイドルにスター、俳優、
もしやしたら政治家、大統領に会いたいなんて方も、
中にはいるのかもしれない。
これは、生きている人に限ったことではなく、
戦国武将、偉人、伝説のダレソレ・・・と、
今は無き方々に会ってみたいとか、話してみたいと、
思う気持ちが、その人の人と成りに興味を持ち、
過去の人であるならば、歴史を遡る理由にもなるのだ。
音楽関係なら、録音など残されていない19世紀の歌手、
世紀の公演などと評されている催しも見てみたかったと、
馳せぬ夢物語にも発展しそうなものである。
今公演をしている「田谷力三」物語には、
出演者扮する役は、史実に基づいた名前しか出て来ず、
実に魅力的な人物が沢山居すぎて、クラクラする。
勿論田谷力三、杉寛、戸山英二郎と名を馳せた歌手に、
不肖私が演じている竹内平吉先生なども、
日本のオペラ創成期にはなくてはならぬ方で、
実力を兼ね備えていた権威者であったことも間違いない。
毎日の稽古が進み、次第に公演の全容が明らかになり、
内容もドラマティックになればなるほど、
私には、興味は尽きぬ愛するべき人が現れた・・。
小林愛雄、その人である。1810年東京生まれ、
と言ってもピンとは来ないかも知れません。
滝廉太郎の2つ下、山田耕筰、佐々紅華の5つ上、
、、、余計にわからなくなりますね。
小林愛雄は、詩人であり、作詞で有名な方ですが、
大正時代の浅草オペラの訳詞での立役者として、
とてつもない功績を残しているのです。
今までも、スッペ作曲「ボッカチオ」の上演や、
浅草時代の作品では、沢山の作詞を目にしましたが、
あらためて、美しい日本語なのです。
私も訳詞をしますので、英語、ドイツ語、イタリア語、
その他アルファベット世界からの日本語訳の難しさは、
心得ていますし、恐ろしいものだと感じます。
逆に、上演に必要な訳詩の“掟”のようなものも、
了解しています。これは、言い換えればノウハウですが、
これらは、しばし単調な語彙の連続ともなり、
またノウハウなどという邪悪な経験が邪魔をして、
言葉の新鮮さを失うこともあるものなのです。
しかし、小林愛雄さんの詩は、聴けば聴くほど、
訳詞である事を忘れ去る響きの連鎖があるのです。
日本語の良い部分でありながら、
伝える言葉としては時に災いになる「母音の美しさ」、
この母音の連鎖が、メロディーと共に染入るのです。
訳詞の時に、公演で瞬時に意味を解ってもらうため故、
時に攻撃的な言葉の付け方をしてしまうのですが、
彼の詩にはこれはない。
多分これは訳詞家ではなく、詩人としてのポリシー。
音読して美しくない言葉は続けないのです。
そんな事は言葉を生業にする方々には当たり前ですが、
音楽の中、歌唱の中において、また西洋音楽の創成期、
ヨナ抜き音階(日本古来の音階を基にした音階旋法)
に載せるのではなく、
12の音を持つ西洋音階メロディーに合致させる技術は、
言葉のメロディーメーカーであるわけです。
美しい言葉と言うものは、話し言葉でも、
音楽のようなメロディーを感じるものですが、
大衆に支持された「オペラ歌謡」とも言うべく当時、
小林愛雄、彼の功績の偉大さに毎日魅了されています。
公演は、12日、13日の15時~
日本橋公会堂です。
東京歌劇座からの御案内を御覧ください。
http://diary.jp.aol.com/j4defh6ggbu/
例えば活躍するアイドルにスター、俳優、
もしやしたら政治家、大統領に会いたいなんて方も、
中にはいるのかもしれない。
これは、生きている人に限ったことではなく、
戦国武将、偉人、伝説のダレソレ・・・と、
今は無き方々に会ってみたいとか、話してみたいと、
思う気持ちが、その人の人と成りに興味を持ち、
過去の人であるならば、歴史を遡る理由にもなるのだ。
音楽関係なら、録音など残されていない19世紀の歌手、
世紀の公演などと評されている催しも見てみたかったと、
馳せぬ夢物語にも発展しそうなものである。
今公演をしている「田谷力三」物語には、
出演者扮する役は、史実に基づいた名前しか出て来ず、
実に魅力的な人物が沢山居すぎて、クラクラする。
勿論田谷力三、杉寛、戸山英二郎と名を馳せた歌手に、
不肖私が演じている竹内平吉先生なども、
日本のオペラ創成期にはなくてはならぬ方で、
実力を兼ね備えていた権威者であったことも間違いない。
毎日の稽古が進み、次第に公演の全容が明らかになり、
内容もドラマティックになればなるほど、
私には、興味は尽きぬ愛するべき人が現れた・・。
小林愛雄、その人である。1810年東京生まれ、
と言ってもピンとは来ないかも知れません。
滝廉太郎の2つ下、山田耕筰、佐々紅華の5つ上、
、、、余計にわからなくなりますね。
小林愛雄は、詩人であり、作詞で有名な方ですが、
大正時代の浅草オペラの訳詞での立役者として、
とてつもない功績を残しているのです。
今までも、スッペ作曲「ボッカチオ」の上演や、
浅草時代の作品では、沢山の作詞を目にしましたが、
あらためて、美しい日本語なのです。
私も訳詞をしますので、英語、ドイツ語、イタリア語、
その他アルファベット世界からの日本語訳の難しさは、
心得ていますし、恐ろしいものだと感じます。
逆に、上演に必要な訳詩の“掟”のようなものも、
了解しています。これは、言い換えればノウハウですが、
これらは、しばし単調な語彙の連続ともなり、
またノウハウなどという邪悪な経験が邪魔をして、
言葉の新鮮さを失うこともあるものなのです。
しかし、小林愛雄さんの詩は、聴けば聴くほど、
訳詞である事を忘れ去る響きの連鎖があるのです。
日本語の良い部分でありながら、
伝える言葉としては時に災いになる「母音の美しさ」、
この母音の連鎖が、メロディーと共に染入るのです。
訳詞の時に、公演で瞬時に意味を解ってもらうため故、
時に攻撃的な言葉の付け方をしてしまうのですが、
彼の詩にはこれはない。
多分これは訳詞家ではなく、詩人としてのポリシー。
音読して美しくない言葉は続けないのです。
そんな事は言葉を生業にする方々には当たり前ですが、
音楽の中、歌唱の中において、また西洋音楽の創成期、
ヨナ抜き音階(日本古来の音階を基にした音階旋法)
に載せるのではなく、
12の音を持つ西洋音階メロディーに合致させる技術は、
言葉のメロディーメーカーであるわけです。
美しい言葉と言うものは、話し言葉でも、
音楽のようなメロディーを感じるものですが、
大衆に支持された「オペラ歌謡」とも言うべく当時、
小林愛雄、彼の功績の偉大さに毎日魅了されています。
公演は、12日、13日の15時~
日本橋公会堂です。
東京歌劇座からの御案内を御覧ください。
http://diary.jp.aol.com/j4defh6ggbu/
コンビ524 ― 2007/12/13 23:32
オペレッタ「田谷力三物語」、
お陰さまで3日間の公演終了です。
音楽監督とは言え指揮者役竹内平吉も終え、
ホッとしております。
多分、台本作家K氏も、他のスタッフも、
指揮者役だから指揮者に任せりゃいいだろうと、
1人足りない男性部分を私にしたのだろうが、
いやはや、ベテラン2人と絡む場面では、
額に汗しながら、「迷惑かけちゃならねぇ~」と、
それなりに必死になるわけです。
様々な批判はさて置いて、どうにか終了です。
今回公演は、オペレッタ座と、音楽監督を務める、
東京歌劇座の共同主催公演ということでした。
当初、普段の活動の違いから、
多少の戸惑いもあったのでしょうが、
終わってみれば総じて楽しい日々でした。
オペレッタ座代表を務める黒田氏、その他、
オペレッタを愛するベテラン出演陣に加え、
若手の女声たちも、それぞれの役分があり、
チームワークのよさは、「座」の名に相応しい、
素晴らしい方々。
いつも決まった座として動くわけではない、
私の関係、また東京歌劇座としても、
見習う部分は沢山あったと思います。
歌手達が自分たちのやりたい舞台を目指し、
自ら活動して創り上げる素晴らしさは、
自発的舞台としてのエネルギーに溢れ、
どの団体を見ても、素晴らしいものだと感心します。
ただ、バランスの良い距離感を失う危険も多く、
冷静に、しかし熱い舞台を作るのは難しい作業です。
今回、東京歌劇座はスタッフが多く、
沢山の新しい出会いを互いが受容しながら進め、
公演できた事は、多くの事を学びました。
ただ、問題が無いわけでは決してなく、
舞台を企画し、プロデュースしていく事の難しさ、
お客さん、出演者に対しても、
もっと満足のいくバックアップをする必要性、
まだまだやるべき事はこれからもあります。
私も忙しすぎる日常から、把握しきれない事が多く、
丁寧な作業に及ばぬことも多く、矢張り準備が大切と、
痛感したものです。
しかし、久し振りに大正期の浅草オペラモノを手掛け、
編曲も合わせ相当数譜面を書き直しました。
いろいろな発見もあり、勉強になる事は多いものです。
この世界、これかこれでまた楽しいものなのです。
演奏者の鶴ちゃん、亀ちゃんにも心より感謝して、
お礼とさせてくださいませ。
オペレッタ座さんと私は、来年は少し大きな公演で、
また御一緒いたします。
徹底的な準備を心がけ、一緒に良い舞台を作りたいと、
思う次第です。しばしのお別れですが、
皆さま方の更なる活躍を、心よりお祈り申し上げます!
さて、写真は終演後の加藤武さんと私。
勿論舞台メイクしておりますが、
ベテラン俳優と指揮者の珍しいショット。
同誕生日から“コンビ524”としてください。
お陰さまで3日間の公演終了です。
音楽監督とは言え指揮者役竹内平吉も終え、
ホッとしております。
多分、台本作家K氏も、他のスタッフも、
指揮者役だから指揮者に任せりゃいいだろうと、
1人足りない男性部分を私にしたのだろうが、
いやはや、ベテラン2人と絡む場面では、
額に汗しながら、「迷惑かけちゃならねぇ~」と、
それなりに必死になるわけです。
様々な批判はさて置いて、どうにか終了です。
今回公演は、オペレッタ座と、音楽監督を務める、
東京歌劇座の共同主催公演ということでした。
当初、普段の活動の違いから、
多少の戸惑いもあったのでしょうが、
終わってみれば総じて楽しい日々でした。
オペレッタ座代表を務める黒田氏、その他、
オペレッタを愛するベテラン出演陣に加え、
若手の女声たちも、それぞれの役分があり、
チームワークのよさは、「座」の名に相応しい、
素晴らしい方々。
いつも決まった座として動くわけではない、
私の関係、また東京歌劇座としても、
見習う部分は沢山あったと思います。
歌手達が自分たちのやりたい舞台を目指し、
自ら活動して創り上げる素晴らしさは、
自発的舞台としてのエネルギーに溢れ、
どの団体を見ても、素晴らしいものだと感心します。
ただ、バランスの良い距離感を失う危険も多く、
冷静に、しかし熱い舞台を作るのは難しい作業です。
今回、東京歌劇座はスタッフが多く、
沢山の新しい出会いを互いが受容しながら進め、
公演できた事は、多くの事を学びました。
ただ、問題が無いわけでは決してなく、
舞台を企画し、プロデュースしていく事の難しさ、
お客さん、出演者に対しても、
もっと満足のいくバックアップをする必要性、
まだまだやるべき事はこれからもあります。
私も忙しすぎる日常から、把握しきれない事が多く、
丁寧な作業に及ばぬことも多く、矢張り準備が大切と、
痛感したものです。
しかし、久し振りに大正期の浅草オペラモノを手掛け、
編曲も合わせ相当数譜面を書き直しました。
いろいろな発見もあり、勉強になる事は多いものです。
この世界、これかこれでまた楽しいものなのです。
演奏者の鶴ちゃん、亀ちゃんにも心より感謝して、
お礼とさせてくださいませ。
オペレッタ座さんと私は、来年は少し大きな公演で、
また御一緒いたします。
徹底的な準備を心がけ、一緒に良い舞台を作りたいと、
思う次第です。しばしのお別れですが、
皆さま方の更なる活躍を、心よりお祈り申し上げます!
さて、写真は終演後の加藤武さんと私。
勿論舞台メイクしておりますが、
ベテラン俳優と指揮者の珍しいショット。
同誕生日から“コンビ524”としてください。
ニカワ ― 2007/12/14 23:13
私、製本は誰にも負けません。
指揮者は、演奏者に比べ譜面のページが多いので、
テープで製本というわけには行かないことが多い。
酷いときには、200ページで1幕。
2幕は320ページ・・・とかもあって、
しかも売っていないスコアだったり、
訳詞もので、コピーでなければ使えなかったり・・・
これをコピーするのは簡単ですが、
製本となると皆さん頭を悩ませます。
業界では有名なFedex Kinko’s、通称キンコーズ、
ってのがコピー専門店でありますが、
確かにキンコーズでも製本はやっています。
しかし、これはA4サイズまでなのです。
世の中の書類、いつの間にやらA4が標準です。
これは事務書類や資料、手紙類などは、
保存の関係からいえば便利ですし、
逆にB5の便箋サイズなんて貰いますと、
保存に困って、いつまでも机の片隅に横積みだったり。
私達の命である楽譜も、演奏者のパート譜はどは、
スタジオでの録音仕事の打ち込みの譜面や、
なんてこたぁないアレンジ譜なども、
そう、概してポップス系は今やA4に統一。
これは便利なことですし、私も実際に、
アレンジするときのプリントアウトはA4が便利です。
しかし、本来譜面と言うのはもっといろいろな訳で、
邦楽は元来縦書きの譜面(数字譜)でしたから、
日本古来の譜面は殆どがB5番縦書きです。
では西洋音楽はどうかと言うと、オケ譜もピアノ譜も、
小さなA4サイズは有り得なかったのですね。
オケ譜などは、弦楽器は2人で1冊の譜面を見ますし、
当然演奏距離は離れた距離になるのでA4では小さ過ぎ。
譜面が大きくないと困るのです。
オケ譜はA4より少し大きなサイズの譜面となりますが、
この大きさ、実はとても不愉快なくらい鞄に入らぬ。
しかも、昨今は鞄も文具もA4対応が普通なので、
オケ譜を入れるには、B4対応鞄でないとダメ。
こんな譜面を持ち歩くのに慣れてるオケ奏者は、
この譜面が入る丁度良い大きさの鞄を持っていますが、
学生とか、アマチュアオケの方々は、持っていない。
そうすると、オケ譜のコピーは、みなA4サイズ・・・。
またもや、A4サイズの便利さが出て参るのです。
しかし、オケ譜のA4サイズは幻滅です。
書籍でも、辞書でも、相応しい大きさってものがあります。
立派な初版本はそれなりの装丁であるものですし、
縮小されると、紙面と文字から受ける印象は違います。
譜面でもそれは同じ事なのです。
分相応な大きさ、譜面の顔つきってのは大事なことで、
無闇に便宜上の縮小をするべきではないのです。
少し前までの譜面は、コピーされるのを恐れて、
ワザワザ妙な大きさだったものが多いのです。
しかし、縮小や拡大、ましてや両面にからカラーコピー・・
いやはやなんでも御座れの現代技術では関係なくなり、
諦めも含め、譜面もA4に統一される事が多いのです。
それでも指揮者の譜面はA4ではダメなのです。
B4である必要は無いのかもしれませんが、
24段、32段というフルスコアが、
小さな紙に詰め込まれてしまうと、壮大な音楽観も、
縮小至上主義に負かされてしまっている気分です。
ですから、小さな譜面は嫌い言う指揮者は多いのですが、
そうすると、今度はB4の製本をどうするかという、
永遠の悩みに、これまた多くの指揮者は悩むわけです。
過去10数年に渡って様々な方法を試した結果、
今では誰にも負けないというか、師範並の出来栄えで、
皆に伝授していますし、言わば古式ゆかしき、
ニカワを遣っての包み製本と同じ要領を家庭で施す、
完璧な製本術でA4,B4,さらにA3でも大丈夫なのです。
つい力が入り長い話になりましたが、
来週の公演の仕事、ようやく製本に至り勉強中です。
面白い公演なので、明日にでも紹介いたしましょう。
指揮者は、演奏者に比べ譜面のページが多いので、
テープで製本というわけには行かないことが多い。
酷いときには、200ページで1幕。
2幕は320ページ・・・とかもあって、
しかも売っていないスコアだったり、
訳詞もので、コピーでなければ使えなかったり・・・
これをコピーするのは簡単ですが、
製本となると皆さん頭を悩ませます。
業界では有名なFedex Kinko’s、通称キンコーズ、
ってのがコピー専門店でありますが、
確かにキンコーズでも製本はやっています。
しかし、これはA4サイズまでなのです。
世の中の書類、いつの間にやらA4が標準です。
これは事務書類や資料、手紙類などは、
保存の関係からいえば便利ですし、
逆にB5の便箋サイズなんて貰いますと、
保存に困って、いつまでも机の片隅に横積みだったり。
私達の命である楽譜も、演奏者のパート譜はどは、
スタジオでの録音仕事の打ち込みの譜面や、
なんてこたぁないアレンジ譜なども、
そう、概してポップス系は今やA4に統一。
これは便利なことですし、私も実際に、
アレンジするときのプリントアウトはA4が便利です。
しかし、本来譜面と言うのはもっといろいろな訳で、
邦楽は元来縦書きの譜面(数字譜)でしたから、
日本古来の譜面は殆どがB5番縦書きです。
では西洋音楽はどうかと言うと、オケ譜もピアノ譜も、
小さなA4サイズは有り得なかったのですね。
オケ譜などは、弦楽器は2人で1冊の譜面を見ますし、
当然演奏距離は離れた距離になるのでA4では小さ過ぎ。
譜面が大きくないと困るのです。
オケ譜はA4より少し大きなサイズの譜面となりますが、
この大きさ、実はとても不愉快なくらい鞄に入らぬ。
しかも、昨今は鞄も文具もA4対応が普通なので、
オケ譜を入れるには、B4対応鞄でないとダメ。
こんな譜面を持ち歩くのに慣れてるオケ奏者は、
この譜面が入る丁度良い大きさの鞄を持っていますが、
学生とか、アマチュアオケの方々は、持っていない。
そうすると、オケ譜のコピーは、みなA4サイズ・・・。
またもや、A4サイズの便利さが出て参るのです。
しかし、オケ譜のA4サイズは幻滅です。
書籍でも、辞書でも、相応しい大きさってものがあります。
立派な初版本はそれなりの装丁であるものですし、
縮小されると、紙面と文字から受ける印象は違います。
譜面でもそれは同じ事なのです。
分相応な大きさ、譜面の顔つきってのは大事なことで、
無闇に便宜上の縮小をするべきではないのです。
少し前までの譜面は、コピーされるのを恐れて、
ワザワザ妙な大きさだったものが多いのです。
しかし、縮小や拡大、ましてや両面にからカラーコピー・・
いやはやなんでも御座れの現代技術では関係なくなり、
諦めも含め、譜面もA4に統一される事が多いのです。
それでも指揮者の譜面はA4ではダメなのです。
B4である必要は無いのかもしれませんが、
24段、32段というフルスコアが、
小さな紙に詰め込まれてしまうと、壮大な音楽観も、
縮小至上主義に負かされてしまっている気分です。
ですから、小さな譜面は嫌い言う指揮者は多いのですが、
そうすると、今度はB4の製本をどうするかという、
永遠の悩みに、これまた多くの指揮者は悩むわけです。
過去10数年に渡って様々な方法を試した結果、
今では誰にも負けないというか、師範並の出来栄えで、
皆に伝授していますし、言わば古式ゆかしき、
ニカワを遣っての包み製本と同じ要領を家庭で施す、
完璧な製本術でA4,B4,さらにA3でも大丈夫なのです。
つい力が入り長い話になりましたが、
来週の公演の仕事、ようやく製本に至り勉強中です。
面白い公演なので、明日にでも紹介いたしましょう。
Picco! ― 2007/12/15 22:53

来週の公演ですが、
ジャズピアノと室内合奏団というのがあります。
勿論私は指揮しています。
Cesare piccoさんというイタリア人の、
ピアニストで作編曲家がいるのですが、
この方の来日公演でご一緒します。
2つ返事で引き受けましたが、
サンプルが来て聴いて見ると、素晴らしい!
大変理知的であり、遊びもあり、
ジャズですがクラシックでもあります。
バッハのブランデンブルグ協奏曲の5番の
ジャズアレンジなのですが、興味深く聴いているうちに、
愛聴盤というほど楽しんでしまっています。
考えれば楽しんで聴いている場合ではないのですが、
いや、スバラシーのです。
イタリア人に“能天気”のイメージを抱いている
日本人がとても多いのですが、私の知るイタリア人で、
過去そんな人は滅多にいなかった。
勿論南北では国が違うほど政治も、経済も違うので、
北海道と沖縄を同じと考える事が無理なように、
イタリアだって非常にストイックな北イタリアの人から、
典型的なパレルモの空と海の様な南人もいるのです。
彼の他のアルバムも聴いてみましたが、
総じて演奏はインテリジェンス、なのです。
写真見ても解るように、
物静かなジャントルマンといった佇まいで、
お会いするのが楽しみです。
リハーサルが1日しかないので、
準備は怠らず、しっかりしなくてはなりません。
私の関係の公演の日だけですが、
是非お知らせしておきましょう。
Cesar Picco(チェーザレ・ピッコ)
Live in Japan 2007
12月21日(金)
Hakuju Holl(白寿ホール:代々木公園5分)
19:00開演
“Bach To Me”
Piano & ensemble orchestra
6000円(全席指定)
問い合わせ:eureco03-5728-7202
御興味ある方、いらしてくださいね。
ジャズピアノと室内合奏団というのがあります。
勿論私は指揮しています。
Cesare piccoさんというイタリア人の、
ピアニストで作編曲家がいるのですが、
この方の来日公演でご一緒します。
2つ返事で引き受けましたが、
サンプルが来て聴いて見ると、素晴らしい!
大変理知的であり、遊びもあり、
ジャズですがクラシックでもあります。
バッハのブランデンブルグ協奏曲の5番の
ジャズアレンジなのですが、興味深く聴いているうちに、
愛聴盤というほど楽しんでしまっています。
考えれば楽しんで聴いている場合ではないのですが、
いや、スバラシーのです。
イタリア人に“能天気”のイメージを抱いている
日本人がとても多いのですが、私の知るイタリア人で、
過去そんな人は滅多にいなかった。
勿論南北では国が違うほど政治も、経済も違うので、
北海道と沖縄を同じと考える事が無理なように、
イタリアだって非常にストイックな北イタリアの人から、
典型的なパレルモの空と海の様な南人もいるのです。
彼の他のアルバムも聴いてみましたが、
総じて演奏はインテリジェンス、なのです。
写真見ても解るように、
物静かなジャントルマンといった佇まいで、
お会いするのが楽しみです。
リハーサルが1日しかないので、
準備は怠らず、しっかりしなくてはなりません。
私の関係の公演の日だけですが、
是非お知らせしておきましょう。
Cesar Picco(チェーザレ・ピッコ)
Live in Japan 2007
12月21日(金)
Hakuju Holl(白寿ホール:代々木公園5分)
19:00開演
“Bach To Me”
Piano & ensemble orchestra
6000円(全席指定)
問い合わせ:eureco03-5728-7202
御興味ある方、いらしてくださいね。
リマト ― 2007/12/17 23:02

忙しくて今年はサボりにサボったAll About
「全くいい加減」と、意味を勘違いするほどの、
逃げ回りようで、関係者には大変失礼。
と、思いながらも、心に余裕があるときには、
記事は書きたくなるもの。
時間があれば、拘りたいものなのです。
紹介したいアーティスト、CD、映画、存分にあります。
本音を言えば、同職の指揮者をあまり持ち上げるのは、
気味が悪いので、ちょいと自分を押さえます。
世の中、クラシックのオケでも、オペラでも、
すぐ指揮者云々と批評論評が立つのですが、
それだけじゃなく、音出す演奏者あっての公演。
やはり、まず奏者ありきと、演奏者紹介は増えるのです。
そんなこんなで、
記事をUpしました。
是非リマト室内合奏団を御一読。
http://allabout.co.jp/entertainment/classicmusic/
ちなみに、同ページから投票する、
「あなたの1票」は、
『のだめカンタービレ』のお正月スペシャルに合わせ、
~ 見ますか!?のだめ ~
です。
昨年今年の、「のだめ」人気に呆れ果てながらも、
このブームと、メディアを利用しての商売合戦は、
見事なりと、白旗状態ですが、
クラシックに目を向けさせた功績は多大ですので、
敬意を表して、年内もう1本の記事を、
『のだめカンタービレ』のお正月スペシャル!
にしようと思います。
と、宣言してしまうと書かねばならぬので、
思い切りの予告です。
それにしても、「のだめ~」人気は、
恐ろしいばかりです・・・。
「全くいい加減」と、意味を勘違いするほどの、
逃げ回りようで、関係者には大変失礼。
と、思いながらも、心に余裕があるときには、
記事は書きたくなるもの。
時間があれば、拘りたいものなのです。
紹介したいアーティスト、CD、映画、存分にあります。
本音を言えば、同職の指揮者をあまり持ち上げるのは、
気味が悪いので、ちょいと自分を押さえます。
世の中、クラシックのオケでも、オペラでも、
すぐ指揮者云々と批評論評が立つのですが、
それだけじゃなく、音出す演奏者あっての公演。
やはり、まず奏者ありきと、演奏者紹介は増えるのです。
そんなこんなで、
記事をUpしました。
是非リマト室内合奏団を御一読。
http://allabout.co.jp/entertainment/classicmusic/
ちなみに、同ページから投票する、
「あなたの1票」は、
『のだめカンタービレ』のお正月スペシャルに合わせ、
~ 見ますか!?のだめ ~
です。
昨年今年の、「のだめ」人気に呆れ果てながらも、
このブームと、メディアを利用しての商売合戦は、
見事なりと、白旗状態ですが、
クラシックに目を向けさせた功績は多大ですので、
敬意を表して、年内もう1本の記事を、
『のだめカンタービレ』のお正月スペシャル!
にしようと思います。
と、宣言してしまうと書かねばならぬので、
思い切りの予告です。
それにしても、「のだめ~」人気は、
恐ろしいばかりです・・・。
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