JSⅡ2005/11/19 00:05

日本ヨハン・シュトラウス協会の
11月定例会で、喋って来ました。

お題は、「こうもり」あれこれ

オペレッタ「こうもり」に関しての
あれとこれなのです。

今回は少し準備しましたね。
学会で発表するほどではないんだけど、
19世紀のウィーンと、ハプスブルク、
シュトラウスの仕事量と、時代の流れ。
万博盛況、大恐慌
いろいろと、時代背景が重なりあいます。

過去の公演経験と、
譜面から推測した事
現代の公演では
欠落してしまった「こうもり」の魂部分。

知らない事を知るっておかしいね。

初演の1874年の日本を調べたら、
紙巻煙草がお目見え、とか、
女子の袴姿に対しての、
眉しかめる記事など。
まぁ、明治7年、
日本は日本でしたね。

シュトラウスのマニアが集まった会で、
みんなの良く知った「こうもり」の再考察。
でも誰も知らない事いくつもありました。

深いぞ、こうもり!

さぁ、アレンジやらねば。
また3時だなこりゃ。

ターフェル2005/11/21 14:35

東京リーダーターフェル1925の公演

1925の名の通り、80周年です。
大正14年創立の男声合唱団の草分けです。
すごいですね。ドイツとの関係も持ちながら、
素晴らしい指導者に恵まれ、
新しい作品に意欲的に取り組んでいます。
皆、年上。
70代も多いこの合唱団の87名は、
ステージ袖で見ていても、背筋がスッと伸び、
年齢を感じさせないばかりか、
自分の若さが罪に感じます。

私は、今回は裏方。
照明関係をアシスト。
でも、新幹線の時間に合わせて、
トリフォニーを飛び出す。

その足で岐阜へ
岐阜羽島まで行って迎えに来てもらい、
練習開場へ。
本番まであと2週間になり、
顔つきが変わってきました。
がんばれみんな!

泊まりになり、昼に人と会うので、
帰京しようと、名古屋駅に。
新幹線ホームで、7両目を探していたら、
親友の、O橋に会う。

奇遇すぎておかしくなる私達。

四方山話をしながら、
東京まで一緒
ヤツ、がんばってるなぁ。
俺もしっかりやろう!

写真は、ターフェルのGP

高所好症2005/11/22 13:58

高いところが好き。
山でも良いし、タワーも好し。
ビルだと、窓大きくて、
足元までガラスが張ってあると、
後手のままジッと外見ます。

歩いている人、流れる車
低空飛行の鳥に、向こうのビルの
勤労者達

人工衛星が飛ぶ距離で200㌔位。
車で2時間で宇宙までいけます。
歩いたって行けそうだけど、
10m横に歩くのと、10m高く行くのでは
なんて違うのでしょう。
地上と天空の200㌔は、
同じ単位なのでしょうか

八重洲口にできた、
フォーシーズンホテルの建物、
21階からの眺望は、
周りに何もないせいか、
50階に感じます。
さっきまで乗っていた新幹線の顔を、
並べて上から見やりました。

気分は鵜飼

いやはや、こんな事考えて、
10分経つものです。

待ち合わせの相手が来ました。
音楽産業から、コンサルタントの会社へ転職した方、
笑顔と早足、変わっていません。
強い握手に自信がみなぎります。

舞台と、トレンド、
情報と処理能力の話をしながら食事。

さて、稽古、稽古。
30日の公演です。
この話はまた。

銀座の恋とオペラロマン2005/11/25 23:13

今日は、朝から音楽教室の本番

昨日は遅くまで宴席になりましたが、
今日早いことも気になり、
まぁ、そこそこにて解散しました。

起きる時間は、そう変わらないものの、
本番があって、準備して早く出かけるのは、
チト辛かった。

そこは、西武線沿線の、
とある昔ながらのホール
20年前も古いなぁ、と思ったが、
なお更古くなっている。

楽屋の椅子が、モロ60年代の
モダンな回転椅子で、
もしかしたら、そのまま壊れずに
使っているって事かしら

小学生は、いい子達で、
みな良く聴き、よく歌っていた。


さて、写真は30日本番の
銀座王子ホールでの、
「銀座の恋とオペラロマン」って、公演。

時代は昭和の36年、銀座4丁目の
カフェ・「・・・」(決めていないなぁ、、)
が舞台。
若い恋人同士が、いつものカフェの
丸テーブルで、なにやらランデヴー

・・・という設定で、芝居と歌14曲、
70分の公演です。

水曜の昼公演ですから、
どんな方が来るのだろうと、
思っていたら、発売早々、
3ヶ月前には完売でした。
50~60代の有閑マダムが、
銀座をぶらりとしたあと、
来るのでしょうね。

なんてこと想定して、
そんなお客様の青春時代、
そう、それが昭和30年代です。
幼い頃は戦争で、何も無く。
しかし高度成長と共に、
一気に青春に花が咲き、
オシャレを楽しみ、
流行を追い続ける、
そんな方々に愛されるような、
舞台を作りました。

がんばりましょう!

ブロンズ2005/11/29 13:08

このところ、稽古続きと、
来年の公演の為の
様々な企画を出さなければならず、
大変な毎日。

クラッシックの団体は、助成金を申請し、
赤字を補填しますが、官庁や助成財団に出す、
これらの書類を書くことは非常に面倒。
あたりまえの事ができないから、
特殊な才能を利用して音楽家なのに、
当たり前より難しい事務仕事。
まぁ、大きな団体は専門職の方が
やりますが、大抵自分達でやりますね。
皆さん、毎年秋から12月は、この時期。

さて、週末も岐阜に行き、
リハしまして、帰京するとリハ。
リハから、リハ、電車乗ってリハ、
歩いてリハ。

一生リハなんだろうな。

さて・・・
最近気になる像です。
この写真のブロンズ、
池袋の地下周辺に点在しています。
っと、地下ばかりでなく、
地上でも見つけました。
気になっていたのですが、
なんと、先日大手町でも見付けました。
最初は池袋、または豊島区限定アイドルブロンズ
だと考えていた私は、大手町で出会いビックリ。

昨日さんざんッぱらネットで探したら、
ようやくメトロのHPに、載っていました。
丸の内線竣工の記念関係みたい。
だから、池袋も大手町も、です。

しかし私が知りたかったのは、
そうではなく、誰が創り、作品の少女(多分)
は誰がモデルなのかということ。
どこにも作者が書いてない。
それほど有名なものだったら、
苦労しなくてもネットでわかるだろうに。

何日も探していますが、判らない。
なんだか、いいんだよね、このブロンズ。
勢いもあるし、なんたって、何十年も
そこに通る数十万人、いや数百万人を
見ているし。
動かないんだけど、風切って歩いている様子。
たくさんあるということは、
型だから、一緒の顔なのか?
ということは、どこかの美術館にも
同じものがあるのか、、、

気になる、気になる。
誰か調べてくれ!
カウンター