楽劇2010/10/17 22:27

昨日の深酒、、、
(いや、これは公式で大切な、
反省会なので必要なのですが)
もなんのその、
今朝も早起き、、、
(いや、年のせいではなく、
長く寝られない性質なのです)
で、午前中から事務仕事と
譜面見ながらいろいろ思案。

午後はオケのリハーサル。
また告知しますが、
10月30日の公演のリハも、
回数が減ってきたので、
熱も入ります。
短い曲でも3曲続けざまに
ワーグナーを演奏するのは、
アマチュアオケの場合、
根性が要ります。
技術、持久力、瞬発力、
どれも大事そうですが、
はやり大事なのは根性!
これが無いと負けてしまう。

ワーグナーが書いたのは、
オペラ=歌劇ではなくて楽劇。
彼の作品はこうジャンルを扱うと、
業界では決まっています。
原語では”Musikdrama”
誰が日本語訳したのが判らんが、
まぁ簡単に言えば、音楽劇。
あれ?これでは幼稚っぽいぞ。
だから楽劇か?
じゃ音劇でも良かったのでは?

Operaは=歌劇ですが、
この元々の意味は共同作業、
英語で言えばopereation。
なんでこうなったか考えれば、
みんなが寄ってタカって創り、
演じ上げるからか。
オペラは400年前から創られたが、
原型は2500年前のギリシャ演劇。
これの復刻版が400年前なので、
ギリシャ時代から共同作業。

ワーグナー、全部自分で創作です。
台本書いて、作曲して、
プロデュースして劇場まで建てて、
そして上演させる。
Operaという言葉に飽き足らず、
自分で創作したMusikdrama。
だって一人で創作しちゃうから、
共同作業にならないのですな。
誇大妄想の権化ですから、
壮大かつ独裁なのです。
ま、しかし音楽劇です。

練習進んでおります。
30日は、熱い演奏に期待し、
沢山の方々に来ていただきたい。
告知、あらためます!

写真は休憩中。
ファンキーな打楽器女子2名。
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