operetta2015/09/23 23:18

準備をしてきた横浜シティオペラさんの
オペレッタガラ公演が終わりました。


終わって深夜の自宅ですが、
クタクタになりました・・・。
張り詰めたものが弾けるエネルギーは
体力を消耗するものであります。

昨年に<こうもり>を下敷きにした
オペレッタを催させて頂いた経験から
準備は想像をしながらの展開でしたので、
苦労は半減いたしましたが、
それでも疲労困憊であります。

通常のガラ公演なら、
オーケストラが中心にあって、
歌手は入れ替わり立ち代りに舞台に入り、
アリアやクープレを歌って拍手をもらう
という手順なのですが、
オペレッタでこれはどうも面白くない。
という発想を共有しながらの、
横浜シティオペラならではの構成で
ドラマ仕立てのガラ公演です。

昨年が<こうもり>ならば、
今年は<メリー・ウィドウ>しかないでしょう
ということで構成を始めましたが、
どんどんシーンを割愛していくと、
ドラマがあまりにも分かり易い展開に・・・。
でもそれもいいかと思いながら、
全部で23曲の構成と台本を書き、
音楽を整え終わったのが8月上旬。

歌手の皆様に様々お待たせして、
でもどうにかの展開になりましたので、
確信をもって稽古に入りました。

神奈川県立音楽堂は本当に美しい。
木がふんだんに使われたホールは、
舞台も客席も響きが均一であり、
でもバランスなどは難しいのですが。

オケを舞台上にオーケストラピットに
いるように配置して、
でも変則的な並びにバランス。
私も真ん中ではなく上手寄り。


でもこれが結構な面白さで、
シンメトリックではないバランスは、
見た目にも良いものです。

歌手の皆さんも楽しくそして、
持ち前の歌唱力を生かしながら、
それぞれが演じながらも、
歌は主役としての香盤でした。

妙な展開や出たり入ったりの構成で
苦労させたところもあるでしょうが、
でも楽しく終われました。
みなさん本当にありがとうございました。

大変暖かいお客様の拍手は、
1曲目から大いにありとても楽になりました。
これが成功のための最高のご馳走なのです。
お客様にも感謝をしたい次第です!

さて・・・
明日からバレエ。
4日間バレエ漬けの毎日で、
リハーサルが立て込みます。
腕、、、もつのかしら?
指揮者って腕が命なので、
ケアを怠らないようにしようと思っています。

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