音楽祭09-52009/08/11 23:53

ようやく晴れました!
東京などより一足早く、朝から快晴。
とは言え、午前5時過ぎの地震、驚きましたし、
この日夜の公演中も少し揺れました。
東海沖の地震に対する憂いは、
静岡県ばかりでなく、山梨県も大いにあるのです。

考えれば、昨年音楽祭もゲリラ豪雨などで、
中央線が運休してしまい、沢山の奏者が、
長野から迂回したり、車に乗り換えたりと、
工夫と苦労をしいらせました。
開催時期を繰り上げてみたものの、
温暖化の天罰は神のみぞ知ることであります。

今日は、本公演(主催公演)の最終日、
特集の打楽器公演の2回目です。
引越しのような楽器の荷降ろしが始まると、
汗だくになって運ぶ姿を見るにつけ、
天気を嬉しいが、暑さは恨まれます。

打楽器は引越し業者より辛いものだと思う。
降ろして、綺麗にセッティング後、
演奏すると、また引越しである。
引越しの合間に演奏しているようなもので、
この作業が嫌な方には向いていない職種でもある。
演奏は、頗る楽しく、会場に来ていた小さな次世代も、
体を揺らして手を叩いていましたし、
年配のお客様も楽しそうでした。
テーマに沿った質の高さも必要なれど、
「楽しい」と言う事をまず約束してくれる演奏は、
大切な事だと思いました。
ゲスト出演のブライアン・ゼーターも一緒に、
笑顔笑顔の演奏でしたので、
海外ゲストの最後としても相応しい公演になったことを、
岡田知之打楽器合奏団のメンバー、
プロデュースの藤田氏にもお礼を言いたい次第。

撤収もしっかり荷積みして、終演後2時間、
ようやく皆さんと乾杯をいたしました。

誰かが来て、そして帰る演奏家もいる。
毎日が入れ替わりの音楽祭を見守る身は、
少し儚いのですが、公演の安全と成功を祈願し、
成就していく様を手を振りながら実感するものです。
明日からは、参加公演。
3日間の楽しい公演があります。
主催公演ではなくとも、大事な日程であり、
音楽祭にとっても大切な催しです。
沢山の方々に来場していただきたいと思います。

音楽祭公式ブログにも、
公演の様子を載せております!
http://www.hokutofestival.com/blog/

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