新年度2012/04/01 11:17

4月になりました。
新しい年度の始まりはどこか新鮮。
私達の職業ではあまり関係ないですが、
年度で動いている各所、
また新卒の方々にとっては、
新年度という響きは背筋が伸びますね。

毎年この時期は花粉症状に悩みながら、
春と晴天を恨んで毎日を送っているので、
どうも気分的には晴れ晴れとした
春に感謝し新年度に心洗われるような
清清しい気分にはなれない私です。

しかしながら新しい毎日です。
よい本年度でありますよう。

資料整理2012/04/03 11:17

12月に亡くなった義父の遺品、、
というより作品や資料の整理を
家族総当りで始めています。
3月末日で山梨を家は引き払ったので、
そちらの荷物や資料も一気に運び、
地下から3階の納戸まで点在して、
家中が資料館ならぬ歴史館状態。

私もモノを捨てられぬ方ですが、
父もまたそのような性格である様子。
取り置かれている資料は多岐に渡り、
これは作品ジャンルの広さにも関係します。
日本史に沿うオペラ作品郡の資料は、
作品によっては東アジア資料に拡大され、
ありとあらゆるものが並びます。
こう言うものは誰もが同じように
必要なわけではなく、
また書籍のほんの数ページのために、
蔵書となっているものも多いのですね。
そこで処理判断が難しくなるわけです。

山梨の家からもって帰ったものは、
東京の家の建て替え時に保存のため
山の家に持っていったモノも多く、
それがまた帰ってきたものも沢山。
その中でもLPレコードというものが、
大変厄介なものなのです・・・。

1980年代になると次第にCDに移行し、
90年代で新譜はCDになっていました。
今では名盤といわれるものは殆どが
CD再プレスで販売されていますが、
資料LPや民族音楽の貴重な音資料は、
再販などされる事は殆ど無いはずなので、
貴重な音資料となるはずなのです。
私はこれらの資料担当でもあり、
頭を悩ませますが同時に面白く、
LPジャケットの写真や裏の情報は、
思わず見入って整理どころではない。
まぁ、気長にやるのがいいのでしょう。

PC捨て山2012/04/11 23:14

元来私は物持ちがいいのだが、
これらの機器は捨てようがなく、
長年困っていました。
PC関連のハード(本体)です。
細かなデータが入っているので、
完全消滅させる手間が面倒だったし、
以前は古いPCはデータ保存に
手元に残すのが常識でした。
しかしながら昨今、
毎日頻繁に使うデータでも
パソコンや家にも保存しない時代。
なにせストレージも安くなり、
こうなると後生大事だったものが、
単なる厄介者になるものです。

車の流行より速い速度で、
PCの流行は進化しましたが、
この10数年は、気が付けば
2年に1度の買い替えで、
殆ど毎年のようにデスクトップと
ノートPCを交互に買い替えました。
こうして流行り好き脳を満足させて
いたのですが、
昨今は身の回りがアップル製品に戻り
つつあります。
これも時代の変化ですが、
進化はハード時代から、
使用環境の整備が進化する時代、
付き合い方も変わるものですね。

さて整理しはじめたPC類ですが、
この写真の機器は凄いのです。
携帯に繋いで非常に便利に使えた、
i-boardという端末専用機。
NEC用とPanasonic用があり、
これ使いたさに機種変までしたさ。
メール文化の到来でしたね。
それにもう1つ後ろのは、
携帯電波を利用したPC送信で
大変に重宝したdocomo10円メール
専用端末です。
この機器は時代でいくつも登場し、
これまた大変ありがたい機器でした。
時は流れます。
物持ちが良いので、
何処も壊れていないし、
新品同様でオークションに出せそう。

でも、、、さようなら。
少し寂しいものですね。

ベイエリア2012/04/15 23:43

あまりに忙しかった1月2月に比べ、
穏やかな日々が続く3月4月です。
亡父の作品整理などしなくてはならず、
加えて資料整理などしていると、
自分の身の回りのモノまで
片付けないと気が済まなくなる。
忙しいとでないのですが、
ユトリがあると動かないという現実・・・。

そうはいえども仕事はいろいろと
進行していくので慌しい毎日で、
5月の連休に公演のオケ、
また6月に公演がある団体の
リハーサルがあり、
終末はしっかりと練習の日々。

アマチュア団体は、
母体の登録位置等によって様々な場所で
リハーサル行います。
公共施設は安いので負担も少ないが、
ですから皆が殺到するわけで
各団体主催者は必死で場所を確保し、
どうにかリハーサル環境を整えます。
こんな準備段階の苦労もわかるので、
決まった場所には一切文句も言わず、
面白がりながら参るのです。

今日は2団体練習で疲労困憊でしたが、
こんなベイエリアでの練習もあるのです。
枝分かれした川は入り江になり、
そこ船着場があったりします。
なんだかちょっと風情がある景色で、
足を止めて写真を撮ってみました。

演奏会の告知はまたそのうち!

調律2012/04/17 20:48

仕事で使っている家のピアノの
調律をしていただきました。
おこがましくて弾いているなんて
言えないのですが、
無いと困るピアノではあります。

もう何年も前から調律をして
頂かなくてはいけないと思いながら、
なかなか機会なく、、、
いや必要に迫られずと言うべきか。
ずっと放っておいていたピアノですが、
時折音が狂うと自分で勝手に
単音を直したりしましたが
流石にもう耐えられなくなり、本日。

調律はどの調律士が行っても、
その楽器の調律記録はメモにして
楽器の中に入れておくので、
見れば楽器の状態がすぐにバレてしまい、
大変に恥ずかしいものです。
お医者さんだって床屋さんだって、
「別のところに行っていました~!」
と誤魔化してしまえば済むのですが、
ピアノはそうはいかない。

「あの30年以上前のピアノで、、、
まぁぁチョコチョコ直したりして・・」
と汗をかきながら言い訳するが、
なんと実に20年以上調律が空いている。
ましてや、平成7年の記録メモには、
調律を施した印があっても、
自分の名前で捺印までしていたことも判明。
ゲゲゲゲ!こんなこともあったのかと、
尚赤面の本日。

掃除に始まり、点検が続き、
錆が見受けられたり多くのフェルトの硬化も
確認されましたが、
まだまだ良い状態にできるという事で、
ハンマー部分のフェルト研磨もお願いし、
この部分は3日間入院治療、
もう作業の調律は行なってもらい、
2時間の作業は終了、ふ~。

写真は鍵盤を支えているピン。
錆が浮いています・・・。
さて、来週の退院後に続く・・・。

春ラン漫2012/04/18 23:49

久しぶりに本気で自転車で走った。
なにせ、冬は寒いし春先は花粉で、
毎年4月下旬までは我慢してますが、
ぬくぬくした気温で、
今年は花粉の絶対量も少なく、
いつもより前倒しの開始です。

気持がよい!!
とは言っても完全防備で、
ゴーグルとマスクは欠かせません。
専用の呼吸弁があるマスクですが、
久しぶりなので、登りが続くと、
呼吸が乱れてマスクの分苦しく、
脳に空気が回らなくなる気がします。
がしかし爽快感が勝り、
気持のよい30キロの走行。
陽が陰ると寒いので、
いまだに上衣は長袖ですが、
でも快適な90分のランでした。

3ヶ月ばかりご無沙汰だった川沿い。
工事中だった道や堤防が完成していて、
走りやすくなっていて、
川の風景が変わっていて驚いた。
堤防沿いは勿論葉桜でしたが、
変わりに見事な菜の花が咲き乱れて
黄色い花粉を撒き散らしていました。
お~怖い、、、退散しました。

OBオケ演奏会2012/04/26 23:03

まだまだ先なんて思っていたら、
つい数日後になってしまいました。
演奏会のご案内です。

尾原勝吉記念オーケストラ
明治大学OB交響楽団
第16回定期演奏会

2012年5月4日(金・祝)
開演:14:00~(開場13:30)
開場:杉並公会堂
(JR中央線荻窪駅より徒歩7分)
*アクセス
http://www.suginamikoukaidou.com/access.html

フンパーディンク 序曲「ヘンゼルとグレーテル」
チャイコフスキー「バイオリン協奏曲」
チャイコフスキー「交響曲第4番」

演奏:明治大学OB交響楽団
ソリスト:寺田史人
(セントラル愛知交響楽団コンサートマスター)

指揮:榊原 徹

コンチェルトを弾く寺田さんは、
明治大学の卒業生で、
私も良く知る素晴らしい演奏家。
卒業後にプロを目指して渡航し、
現在はセントラル愛知交響楽団で
コンサートマスターとして演奏を
されています。

GWの忙しい時期ですが、
お時間が合う方は是非足をお運び
頂きたいと思います。
私にお声掛け下されば、
招待をいたしたいと思います。

強制甘栗2012/04/29 23:14

久し振りに横浜を歩きましたが、
凄い人!人!人!

鬱陶しい雨続きでしたから、
この天気は恵みの晴天でしたが、
外をウロウロするには限界の日差し。
中華街ではひたすら甘栗を薦められ、
危うく口に押し込められそうに。

しかしながら海を眺めるだけでも
気分は相当気持ちよく、
汗ばむ事は嫌ではないものです。

最近試しているレンズが楽しく、
写真を撮るのもまた楽しい数時間。
にわかGWですが、
貴重な時間なのでした。

筝譚詩集2012/04/30 23:35

1週間後になりましたが、
関係者の公演をご案内。
義父の追悼をしてくださる会です。
大変ありがたいと共に、
名手4人による競演は楽しみです。

日時:2012年5月 7日(月)19時開演
会場:すみだトリフォニー小ホール

入場料:前売 3,500円 当日 4,000円

出演:吉村七重、宮越圭子、木村玲子、山田明美

曲目:
箏譚詩集 第一集 冬(1969)
  十三絃箏:宮越圭子
箏譚詩集 第二集 春(1972~76)
  二十絃箏:吉村七重
箏譚詩集 第三集 夏(1983)
  二十絃箏:山田明美
箏譚詩集 第四集 秋(1990)
  二十絃箏:木村玲子
三つのフェスタルバラード(1975)
 ~3面の二十絃箏と十七絃箏のための~

主催:三木稔追悼 箏作品コンサート実行委員会
後援:邦楽ジャーナル、三木稔後援会〈結の会〉
   日本伝統文化振興財団
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