元旦20102010/01/01 11:11

謹賀新年!
本年も宜しくお願い申し上げます。

元旦の朝はヌボ~っと寝ていたいものですが、
今日も早朝7時に起床し、お飾りに合掌して走る。
正月から朝走るなんて何年振り?
「アスリートか俺は?」
と思いながらも、朝の後光は眩い。
ゼイゼイ走り、一汗かいたら、
西に伸びる長い影で2人記念撮影もありなのです。

早朝起きるとその後の効率がよく、
譜面見たり、新聞読んだりと好調な滑り出し。
事務仕事のやっつけ、支度です。
昼からは、毎年恒例の実家巣鴨での正月の集い。
その昔は、日本橋の本家で正月祝いで集合とか、
ホテル宴会場にて新年会などありましたが、
今では、めっきり親戚の商売色も薄れ、
また世代交代もあり、小さな集まりになりました。
でも、これはこれで楽しい大事な会なのです。

父のアトリエ(もはや食堂なのか・・?)の、
新調テーブル満載の料理、お重を開き御馳走も陳列。
新鮮な魚に、煮込んだ野菜、一手間かけた贅沢は、
年の始まりに相応しい会食、そして乾杯です。
今年で、甥っ子のYは20歳です。
「あと5年!?早く一緒に呑もうぜ~」
なんて言っていたのに、いつの間にか20歳。
こちらも年をとるはずですが、
W大学に通うYは、益々頼もしいイイ奴です。

巣鴨ですから、勿論初詣はとげ抜き地蔵のお寺、
皆赤ら顔で高岩寺へ参るのです。
でも、その前に通り道にある眞性寺へ参拝。
江戸六地蔵として名高く、実は名所ですが、
“お地蔵さん”の知名度には及ばぬものです。

ちなみに巣鴨のことよく知らない方、
とげ抜き地蔵ビジターの方々には、
このHPをどうぞ!
http://www.sugamo.or.jp/

人の出もそこそこながら、露天商もあり、
賑やかしさが丁度の人通り。
4のつく日は縁日ですから、4日は大渋滞でしょう。
そしてこれまた恒例の境内での「射的」遊びです。
何故か、私、父含め皆上手いのです。
安かないが、十分遊んで打ち落としの景品いっぱい。
大満足ですがブラックリスト筆頭ファミリー違いなし!
ハニーカステラ買って露天の職人オヤジにも挨拶し、
「また来年!良い年を!」と毎年別れるのも楽しみ。
生まれ育った町はやはり楽しいのです。
写真並べてみると、寺町の風情、
まさに日本の色となりますな。

夜になり、満月がキレイな空気の澄んだ東京。
正月の東京、世界一住み心地が良い3日間です。

3世代2010/01/02 23:09

大晦日から、何故か走ることになった早朝、
義務でもないのですが、今日も走る。
いやしかしこれは毎日でなくとも良いのです。
1年の計は元旦、といいますが、
休まない時計の針だから、時節はありがたく、
正月に抱負を語り、そして誕生日の5月に修正。
そうやって1年のモチベーションを保つのです。

鼻の穴を広げて息荒く決めても、達成出来ないので、
大した約束はしませんが、“健康”こそが一番。
ならば、「酒を控え睡眠時間をとれ!」と、
あちこちから聞こえて来そうですが、御尤もです。
でも、酒は精神の友、心の神でもありますので、
深酒はしない、、、時折にする、、、いや滅多にしない、
月一回に減らす、でどうでしょう・・・。
睡眠時間は、増やさないといけません。
寝るのが嫌いで4時間半~5時間半の毎日。
まずいですかね?
せめて、6時間寝た方が良いという気がします。

この数年(いや10年)パソコンの進化で、
様々な事が合理に運ぶようになり、
面倒な事務仕事等、よきセグレタリーとして感謝。
ネットのお陰で、買い物で無駄に歩き回ったり、
図書館や本屋で物色する時間も激減です。
逆に言えば楽しい時間だった、譜面探し、
CD探しに没頭する事がなく寂しいものですが、
パソコンが1日ないだけでメソメソするダメ男ですから、
やはり良く出来た電子箱は無くては困る。
ですから、使用時間を激減させようと思います。
くだらないサイトからショッピングモール、
気が付きゃ何時間とアクセスしていて、
披露価値もない雑学、商品相場を脳に詰め込み過ぎ。
この時間を他に使いたいものですから、
パソコンをさっさとOffにします。
スタンバイではなく、Offにする決断です。

この時間を、活字を読むこと、
映像を見ることに変えたいと思うのです。
活字離れは、甚だしいのでここらでリセット、
紙を見る時間を大切にしたいのです。
映像を観る事は今までも必要なのですが、
どうしても時間無く、資料として見るのが精一杯。
映画だって、家でも観たくないのがここ数年でしたが、
ちょっと生活を変えたいと思っています。

要するに、パソコンから離れよう!と決意。
その時間を、運動に一汗流す、紙を読む、ドラマを観る。
・・・なんていう有意義!人間的な生活。
こんな事を取り戻したい、という当たり前な抱負です。

本日は、夕方からもう片方の大きな親戚の集合。
毎年の事ですが、今年も新しい親戚も増え、
数年目お母さんに抱かれていた子は、立派に歩き回る。
齢を重ねて一層元気な叔母、病と闘う叔父、と、
人間の進化と同時に、輪廻転生を感じるほど。
人の集まりは、心強い大きな輪になります。
正月、ありがたし!

鉄人2010/01/03 21:54

本日も走る!大した距離ではないが。
しかも、その後続けて自転車で走る!
今年の自転車走り初めなのであります。
多摩サイ(多摩川サイクリングロード)を、
時速25キロで、ゆっくり流す早朝は、
気持ちがよ過ぎて、悪酔いしそうなのです。
家の周りをウロウロジョギングしている時は、
犬に引きずられて散歩途中の、
眠そうな目の叔父様方にしか会わないのですが、
多摩サイまで行けば、風景が違う!
この寒い正月に、
上半身裸でマジに疾走している兄さんや、
家族4人で和やかに走るエンジョイファミリー、
犬をペースメーカーに、ジョギング中の輩まで、
多摩川悠久の流れと追いかけっこの風情は、
健康的な冬の朝の風景で、頼もしいのです。
行って返って20kmのロードトレーニングでした。

いっそ、ついでに早朝ミニトライアスロン!と、
多摩川で泳いでしまおうかと思ったくらい清清しい。
(確実に死んでしまいます・・)
しかしチョ~気持ちよい朝!

年賀状整理もしてしまい、
ゆっくり仕事の譜面を見る・・・
なんとも人間的なお正月なのでした。

寄稿2010/01/04 15:13

NPO法人「邦楽指導者ネットワーク21」の、
機関誌用の寄稿を年末にしましたが、
一昨日『たより14号』用が送られて参りましたので、
関係ページのみプレビューさせて頂きます。

邦楽の普及、教育音楽での邦楽の普及を目指した、
指導者の横の繋がり組織、と言うべき、
「邦楽指導者ネットワーク21」。
全国組織での邦楽指導者一同の集いの機関誌に、
「音楽の街-狛江」を取り上げてもらいました。
市内での邦楽の躍進、「音楽の街-狛江」の公演事業、
「夢コンサート」や、ライブ活動を知って頂き、
その中の邦楽奏者の活動なども知ってもらう。
言わば「音楽の街-狛江」の宣伝なのです。
洋楽、邦楽とジャンル分けはいらないのですが、
このように共存しながら、普及している姿、
たくさんの方々に認識して頂きたい限りです。
御尽力頂いております渡辺泰子先生、
大変お世話になりました。

NPO法人「邦楽指導者ネットワーク21」の活動、
御興味ある方は、HPにアクセスしてみて下さい。
http://www.npo-hougaku.or.jp/index.html

ふ~、本日も一汗、早朝ジョギングでした!

始動2010/01/05 23:23

芸大でのオペラ稽古も第二段階。
楽器の皆さんとアンサンブル稽古、
それから合唱の女声とも初稽古でした。
オペラ<春琴抄>は、勿論オリジナルはオケ。
それも、打楽器など楽器をたくさん必要とする、
壮大な音楽スケールであります。
それを今回は、アンサンブルにまとめ、
ピアノ、打楽器に邦楽器の三曲合奏の形、
新箏(二十絃筝)、三弦(長唄三味線)、尺八の5人。
三曲の編成とはいっても、尺八、三弦はソロ中心、
実質、オケ部分はピアノと打楽器です。
打楽器は、3パートになっているものを、
1人で演奏していただくので大変な騒ぎ・・・。
でも、S田さん、頭を使って上手くまとめてくれます。
ピアノも大変ですし、邦楽器だって、
普段、指揮に合わせて演奏している訳ではないので、
様々気を使いながら演奏してくれます。
でも、皆さん頭が柔らかい!
学内とはいえ、大事な公演ですから、
成功させよう、という協力の気持ちが良く見えます。
私も、さらに前に向かわなくては、と思う次第。

お正月は、3日が日曜日で、
4日から本格始動の方が多いですね。
私は、この短期日程のお正月に大賛成!
曜日の巡りでは、ダラダラとお正月を引きずって、
気がつけば、1週間過ぎていたりします。
年の初めにこのダラダラ連休をやられると、
本当にペースは狂いますので、この日程は大正解。

今日は、暖かい昼に軽く走る。
一汗かいてから、家を出たのでした。

にごり蜜2010/01/06 23:23

昨日、隣家から頂いた蜂蜜。
見覚えがあると思い、近寄って見ると、
岩手の藤原先生の蜂蜜なのであった。
藤原養蜂場は、東北地方の養蜂の草分けで、
明治30年代から続く名門一家でもある。
私が当初から応援する、銀座の養蜂、
銀座ミツバチプロジェクトでは、
三代目の藤原誠太先生に御指導を仰ぎ、
掛け買いの無い存在の方でもあるのです。

一般に日本では、蜂蜜と言えば、
西洋ミツバチの蜂蜜を指しますが、
三代目藤原先生の功績は、
日本に古くから生息するミツバチ、
在来種の研究、養蜂を続けている事でもある。
西洋種と在来種の様々な違いはたくさんあり、
難しい話しは、ここでは割愛するのだが、
在来種、大変栄養価の高い蜂蜜でもあります。
普通、瓶を開ければ中は黄金色の液体で、
スッと、一筋の糸を引くような蜂蜜がトロリ。
と思うと、これは少し違います。
藤原養蜂所曰く、この不純物の少ないトロリは、
在来種では「たれ蜜」と呼ぶそうで、
時間をかけ丁寧に、ろ過をして、
透明度の高い蜂蜜のみを集約するもの。
手間がかかり、見た目の美しさから、
平安時代には、貴族に持て囃されたそう。

我が家に来てくれた蜂蜜、トロリではなく、
表現が良くないがドロッドロである。
「にごり蜜」といい、蜂蜜の他に、
ローヤルゼリー、花粉、蜂の子、蜜蝋と、
ミツバチの環境全てのエネルギーを味わうもの。
あえて精製するのではなく、ありのままの栄養を、
余すところ頂く、滋養強壮食品としても価値が高い。

味わいは濃厚で、暖かい液体と一緒ではなく、
単体でパンに塗ったり、そのまま口に入れるのが正解。
以外に匂いは少なく、しかし明らかに美容と健康に、
付け加えれば地球環境に蜂が必要不可欠な事が、
一口で味わえるあり難さです。

NPO法人銀座ミツバチプロジェクト
http://www.gin-pachi.jp/
藤原養蜂場
http://www.fujiwara-yoho.co.jp/

精霊2010/01/08 23:23

今日も藝大でオペラリハーサル。
いつもは、授業の時間単位なので、
週に1度だったり、90分だったりでしたが、
今週、楽器のリハーサル、歌手とのあわせ含めて、
集中的に3回のリハが出来たので、
様々な問題点も大分すっきりして、安心。
先行きの透明度は、更に増しました。

三木先生のオペラは、様々あるのですが、
この<春琴抄>は初期の作品あり、
その後の連作への指標も沢山発見する事が出来る。
また、60年代~70年代の、邦楽器の現代化
(語弊がありそうな書き方ですが・・・)を進め、
新しい音楽を創作していった時期でしたので、
3種の邦楽器使用は、オケとの関連性、
ドラマにおける重要度など、時代の風を感じます。

このオペラには、地唄の発声を模した合唱があり、
特に冒頭部分等は、ドラマ環境でもある時代を表し、
春琴の半生の状況も見せる、大事な場面です。
でも、これが難しいのです。
日本でありながら、心の中で否定しながら、
西洋文化に見劣りない音楽の様式を日常とする。
これが、明治期以降日本人が胸を張ってきた、
西洋音楽演奏家としての精神の礎なのです。
しかし、所謂“和モノ”と言われる日本オペラを
体感する時に、自身の精一杯の日本人を発見し、
心から日本人であることに誇りを持たないと、
正面からはぶつかっていけない。
西洋音楽で培った音楽の技術と、
日本の文化を表現する懐の深さのバランスが、
こういう作品に対する時の
日本人西洋音楽家のセンスだと思うところ。

しかし日常に当てはめて、
24時間の内、どの位が日本人で、
どんだけ西洋化甚だしいかと考えると、
150年前の開国から100年少し経って生まれた私と、
さらに20数年経ったバブル経済絶頂時に生まれ育った
若き学生諸子とは、既に違うのであろう。
自分もさることながら、日本を見つけ感じることが、
このオペラの理解と、成功の鍵なのです。

などと考えながら鶯谷駅への帰り道。
殆どの人は上野駅に歩くが、帰りのこのルートが好き。
寺町の象徴「寛永寺」、霊園の脇横を歩きながら、
精霊に抱かれた悠久の空気を満喫すると、
江戸を知らぬ自分に先祖達が手を振っている錯覚。
などと考え、更に階段を降り、「ささのや」へ。
学生の時に既に老舗だった街角の焼き鳥やだが、
安価設定に誇りを感じる変わらぬ店先の雰囲気。
ここで串を頬張り、ビールで喉を潤す。
午後4時とは、贅沢な狭間の一服である。

椎茸チップ2010/01/09 23:23

素晴らしい記事が出ていたので御紹介。
ウィーンに長く在住し、音楽活動を続けていた、
三ツ石潤司さんが、オーストリア政府から
「オーストリア共和国功労金賞」を授与された。
これは、勿論そのままの内容で、
長い音楽活動の功績を讃えられたもの。
オペラ劇場のコレペティを長い間続け、
腕を磨きながら実力を認められ、
その後に音大で教鞭をとるようになったもの。
記事にもあるが、アジア人が西洋音楽を真似する、
などと表現するのは今や相応しくなく、
しかも、ウィーンはもとより、世界中の歌手に、
また音楽家の卵に、正統的な音楽指導をした彼は、
本当に立派な方だと思う。

日本では、10年数年前まで、
コレペティという言葉は殆ど使用されなかった。
オペラの稽古前に、下稽古をつける大切な役だが、
オペラの歴史が浅い日本では、指導者としての、
コレペティトールというポジションが無かった。
稽古ピアノ、という稽古のためのピアニスト
(これはこれで非常に大切なのですが)、
という言葉で吸収してしまい、
指導的な立場を発揮できる場所も無かったからです。
新国立劇場が建立して10年、
今では、信頼できるコレペティは居られますし、
養成機関でもこのポジションは作られています。
20年以上前からウィーンで実践していた三ツ石さんに、
学ぶものは沢山あるのです。
数年前、彼が帰国してすぐの頃、
ある方の御紹介で、話を伺う機会がありました。
とても刺激を受け、また尊敬をいたしました。

昨日、とある駅地下で物売り屋台があって、
面白そうなので近寄ってみたら、
とんでもないものが売られていた!
読めますか?「椎茸チップ」・・・
食品乾燥機に入れたものだろうか、天日干しだろうか。
しかも高い!他のトマト、生姜、ブルーベリーなどが、
200g1000円~1500円なのに対し、5000円もする。
いいや、そんな価格の問題ではないのだ。
しかし、どうしてこんな発想になるのだろう・・。
私は、この世で最も苦手なのがこの椎茸なのだ。
いや正確には、私は椎茸から好かれていない。

良い話の後に、どうでもよい(私にとっては重要)話。

長唄Love2010/01/11 23:23

新春に相応しい「音楽の街-狛江」主催公演、
『新春寿ぎ華舞台』終了しました。
これまでの活動は、エコルマホール、学校、
また駅前から、市民広場などを使用しての、
様々な公演でしたが、今回は新たに進出。
駅前には、市民から愛されている施設、
「泉の森会館」がありますが、
この3階は、およそ80人収容のホールです。
リハーサルからダンス、また映画上演もできる
多目的空間ですが、音楽の公演にも適している。
なにせ駅から1分と、エコルマ同様地の利がよい。
この施設を利用させてもらい、
新たな主催事業を展開したいと言う我々の思いが、
今回の今回の公演に通じました。
新春に相応しく、長唄の会を楽しく催し、
初めて聴く方にも、に興味を持ってもらう趣向。
・・・とは言え、大きくないホールですので、
4人の出演が限界、二挺二枚(唄2人、三味線2人)と、
大きな声ではいえませんが、無理やり演奏して頂く。
本当でしたら、五挺五枚に五人囃子なんていう、
15人位の編成のものを聴きたいところですが、
これは次の機会に譲りましょう。

私は、拍子木(単に柝〔キ〕とも言う)を打たなくてはならず、
大変重要な役回りに、大変緊張。
他では、しょっちゅうやらされますが、
長唄の曲が始まる最初にチョンチョン、、、チョンと入れ、
終われば、終わりのチョンと鳴らす。
これ、大変なのです・・・。
一瞬にして、雰囲気を作らなくてはならないので。
他にやる人居なくてやりましたが、
音を出すことの恐ろしさを、こんなところで味わうとは。
でも、お客様にも楽しんで頂き、万々歳な日でした。
新春に邦楽も良し、四季折々の音楽の楽しみ、
洋も和を楽しむ事が出来るのは、日本人の特権です。

終わって宴会+委員の新年会。
真ん中で弾いたタテ三味線の青木さん囲んで、
楽しくお話とお酒、長唄話に華もまた咲きました。
いや~ ますます長唄ラヴになりました。
お手伝いの委員さん、真ん中で頑張ったW辺さんも、
お疲れ様でした!来年も第二弾ですな。

陳謝2010/01/12 23:23

いつのブログでしたか忘れたのですが、
2月~3月に渡り、ロシアの気鋭のピアニスト、
デニス・クズネツォフ氏の来日と、
いくつかの公演のプロデュースなどしている、
とお知らせいたしました。
2月13日は、私が振るViva Musicaオーケストラの、
ショパン協奏曲のソリスト、
28日には、東京でリサイタルを予定していましたが、
2つの公演のソロ出演が不可能となりました。

彼は、一昨年患った大きな病も克服し、
今年の夏に会った時には大変元気になって、
演奏活動再開のお祝いと、この2~3月の
来日の打ち合わせも兼ねて行ったのです。
しかし、この1月にもう一度手術を受ける事になり、
どうしても来日が間に合わなくなりました。
既に、2月13日、28日とも発表されており、
多くの方に応援頂き、リサイタルに関しては、
沢山のお申し込みも頂いていたのですが、
中止になってしまい、ご迷惑をおかけしたします。
この場をお借りしてお詫び申し上げます。

2月13日に関しては、日本人ピアニストに振替え、
ソロを弾いていただく事で調整が進み、
これは、間もなく皆さんに御報告できそうです。
2月28日に関しては、残念ながら今回は中止。
しかし東京での本格リサイタルは、延期の形で、
近い内にもう一度公演を組みたいとも考えます。

来日日程の後半になりますが、
3月の関連公演には間に合わせて来日予定です。
3月14日には、狛江の「文化フェスティバル」で、
ソロを披露して頂く予定もあります。
こちらの演奏に期待したいと思っております。
彼の術後の経過が順調であることに期待し、
健康な状態でまたある事を期待します。
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