祭り2008/09/14 23:48

くるみ割り人形公演、終わりました。
前日は深夜まで遊び・・いや打ち合わがありましたが、
今日は、午前早くから、子供たちの合唱指導、
ゲネプロ、そして本番と、くるみ割り人形を満喫。

9月にやっても良いものですね、やはり。
素晴らしい音楽とドラマは絶対なのです。
しかし相変わらず美しかったオブラスツォーワ!
妖精の様な容姿ですね。
何度も公演することで、熟していくダンサーに、
華を添えるように舞う彼女。
指揮者とプリマの関係は、時に難しいのですが、
こちらも踊りたいテンポを酌みますが、
彼女からの注文もそれほど多くなく、
技術と魅せ方に起因するユトリでもあるのですね。
音楽家にとっては嬉しい限りです。

バレエにとって、テンポは心臓のようなもので、
踊りが輝くか否かの大問題ではありますが、
テンポより、大きなフレーズの捕らえ方で、
踊れるダンサーは、多いようでそうでもないものです。
つまり、音楽と舞踊の寄り添い方が大事なところ、
何度やっても、難しくとも面白い世界なのです。
オケの皆さんもお疲れ様でした。
いつもながらに、進化をしていく様子に、
感謝をするしだいです。

オブラスツォーワ目当てのお客様も多かったでしょうし、
地元のバレエ団の協力、合唱の子供たちの参加、
様々な協力で超満員の板橋文化会館。

ここ大山の街は、高校時代のホームグラウンド。
文化会館は時々公演で来ますが、
街に対して慨深い思いでがあります。
相変わらずな喧騒は、昔より垢抜けてますが、
時期が重なり、お祭シーズン。
館内で響くオケのくるみ割りと同時に、
会館の横の空きスペースには、テントが張られ、
地元商店街のお祭り本部となっていました。
お囃子が鳴り、子供神輿の威勢の良い甲高い掛け声、
焼き鳥と日本酒の匂いが、雰囲気を盛り上げる。
こういう事が混在しているところが楽しいのです。

公演が終わり、ひとり商店街に出れば、
祭りの打ち上げで赤ら顔の旦那衆がたくさん。
あ~ぁ、こっちにも混ぜてもらいたかったな。

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