頼み下手2011/08/16 23:40

プロデュースを抱える事が多く、
解決できず進められない時には、
寝汗で目覚めるほどのストレス。
さまざまな演奏関係の仕事でも、
オケとの仕事、バレエとの共演、
オペラ関係の大所帯、スタッフとの連携、
地元の文化振興事業、地方の文化振興、
アマチュアとの協働と共闘公演・・・。
これらが頭の中でうごめいていて、
ありとあらゆる人間関係に対処。
考えると大変なものである。

しかしながら有難いことには、
こんな私を助けて下さる方々である。
1年ぶりにお会いしても、
3年ぶりに電話でお願いしても、
困った顔、嫌な声もなく真摯に考え、
プロジェクト参加をしてくれる。
こういう関係で公演をすると、
演奏者とはリアルタイムに解け合い、
スタッフとは終演後まで談笑。
いつでも会える家族ではなく、
しかし何時会っても気心は解る、
まさに親戚のような方々が多い。

これから5ヶ月ほど、
必死にならなければ成功しない
大切なプロジェクトが始まります。
音楽の采配とは矛先が異なる、
公演を成功に導く意義は、
その土地の文化振興でもあり、
自分と関係者の血と肉になるのです。
期待の大きさは準備の膨大さであり、
勝算を見据えた即決力は経験です。
溺れない心と、冷めない魂。
虚弱な精神には辛いでしょうが、
やりぬく宣言です。

頼まれ上手の頼み下手。
これを矯正する下半期になりそうです。

コメント

_ 宙子 ― 2011/08/24 10:51

残暑お見舞い申し上げます。
相変らず忙しい日々を送られているようですね。
どうぞお身体に気を付けて。

ブログの内容とは全然関係ないですが、8月20日の読売新聞の夕刊を見てビックリ。
私の従兄の娘が堂々写真つきで載っているではないですか。
大島響と申しまして、ハンブルク州立歌劇場管弦楽団の2ndバイオリンの首席奏者に就任しているそうで、またまた驚き。
榊原さんがベルリンに行った時もそうでしたが、身近な人がとても大きな人物になっていくというのは、嬉しい様な寂しい様な、そんな気持ちになるものです。

なんか独り言みたいになっちゃいました(^^ゞ
年のせいかな、イカンイカン。

_ 宙子さん ― 2011/08/29 10:14

久しぶりです。
コメントありがとう。

そうですか、そんな方が居るのですね。
昨今日本人はありとあらゆる国で活躍しているので、驚きませんが、皆きっとビザの問題やや人種の違いで苦労をしているので、そう考えると大したものと思います。

でもどの国にいても皆日本人なので、いつか帰りたいという郷愁はあると思いますわ。
私はあまり変わりようがないので、ご心配なく・・・。
またコメントしてね。

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://hanatsubaki.asablo.jp/blog/2011/08/16/6054071/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。

カウンター