毎日が舞台

侍ジャパン、惜敗のワールドカップ。
敗けはしましたが、
素晴らしい日本魂を
感じさせていただきました。
闘莉王がインタビューで答えたが、
「日本人でよかった」という感想、
テレビの前の7000万国民、
みな同じ感想でしょう。

さて、何年か前のオリンピック時にも、
ブログに書いた気がしますが、
また気になってＣＤを引っ張り出す。
そう、国歌が気になるのです。
オリンピックでは、
世界中の国と地域から集まっても、
金メダル選手の国歌しか聴けないが、
ワールドカップは、出場32の国歌が、
聴けるわけで、とても楽しい。

日本と対戦したパラグアイ共和国ですが、
実は異常に国歌が長い・・。
私のＣＤでは、驚嘆の3分32秒！
これはもう国歌ではなく、音楽作品。
作曲家はフランシスコ・ホセ・デ・バリ
（1791-1859）、1846年に国歌に制定。

しかしこれで驚く無かれ。

アルゼンチン国歌、これがまた長い。
畏れを知らぬ4分3秒でこちらの勝ち！
次の＜ドイツ－アルゼンチン＞戦で
この国歌が聴ける事になるが、
いやいやとても長すぎて、
これではドイツ人イライラである。
ドイツの国歌は、ハイドンが作曲した
弦楽四重奏曲C-Dur Op.72-3であるが、
こちらはサッパリと約1分。
国家対決ではなく国歌長対決では、
アルゼンチン完全勝利である。

では何処が国歌では一番長いか・・・。

先ほどのパラグアイの作曲、
フランシスコ・ホセ・デ・バリ氏、
この方ウルグアイ国歌も作曲している。
こちらはなんと、驚愕の4分57秒！！
約5分もの作品が国歌なのであ～る。
2日に対戦するガーナ共和国、
手元に国歌の音源が無いのが残念。
しかし、国歌長対決でウルグアイに
勝てるとは思えないのですが、
知っている方おられますか？

短い国歌は30秒程度。
時に長く感じる＜君が代＞でも1分、
南米諸国の国歌の長さは特筆すべき事。
ちなみに、仕事しながら、
上記３国以外にも、CDタイトル通り
101カ国を聴いてみたが、大変楽しい。
i-Podに入れて持ち歩こうかと思う。

頭の中もワールドカップである。

さて今夜は「音楽の街-狛江」会議。
昼間から様々な集中事務作業に追われ、
音楽家生活は深夜からなのである。
でも、侍ジャパンを思い出せば、
様々なエネルギーがみなぎる今日です。