サウナ2010/06/11 23:11

「音楽の街-狛江」の公演事業の1つ、
中学校の音楽鑑賞教室でした。
今年は、4校から応募があり、
委員会としては全て実施してあげたく、
なんとか工夫しながらの全校実施。

市内には小学校6校、中学校4校あり、
小さなではありますが、
それぞれ特色ある学校であり、
文化芸術活動も授業、課外活動を含め、
大変盛んなのは共通認識です。
ですが、9年間の義務教育期間に、
生の音楽に触れる音楽教室の機会は、
小学4年と、中学2年次に
都内のオケがやってきての大公演、
この機会が唯一あるだけですので、
私たちが始めた学校への出張演奏は、
身近なアウトリーチ活動としても、
大変有意義な事業なのです。

各校それぞれの希望をリサーチし、
実施日、内容、すべてカスタマイズ。
一番喜ばれる状態を作ろうと、
毎回委員で工夫をしながらの公演。
しかも、訪問して演奏するだけは、
昔の鑑賞教室スタイルなので、
許す限りの事前指導をお願いしたり、
当日の合同演奏や歌唱指導も導入。
このやり方は、
文化庁の学校公演実施のスタイル。
地元の発想で地域密着しながら、
公演できるよう工夫しています。

学校は、通常の授業を組むのに四苦八苦。
イベントを減らしながら、授業数確保し、
規定に達するようにしているのが現状で、
このように授業を潰しての公演は、
情操教育などと言いながらも、
非常に困難な側面もあるのです。
そんな先生方にも喜ばれたいのも本音。

晴天に恵まれ、気温も上昇。
体育館は、サウナになる直前でした。
あと気温が2~3℃高かったら、
演奏者が倒れたかもしれないと、
相変わらずの市内の活動時の晴天を、
神に感謝しながらも、横腹を突きたい・・。
生徒は暑くてもプログラムで仰いだり、
集中力が欠くこともなく、
生のオペラ歌手の声に聞き入り、
最後は一緒に歌って満足な様子。
3人の素晴らしい演奏家に心より感謝。
また、月末もお願いいたします。

どうにか、順調な事業の滑り出しに、
ホッとしております。
カウンター