いいちこ2010/03/10 23:38

来週に控えたM大オケの金管打楽器コンサート。
毎年この時期、オケは、オフシーズンですが、
個人とアンサンブル能力のレベルアップが目的。
オーケストラは、1つの大きな塊のようですが、
結局、細胞のように司る個々の能力が、
神経から心配脳機能に至るまで支配します。

アマチュアと言えども侮れません。
タフで上手な奴もいるし、
頭良く合理的に考えてくる輩もいる。
面白いもので、アマチュアとは、
プロのやり方を未熟にしたような姿で、
日本にしか居ないアマチュアの姿です。
ドイツに住んでいる時に、
時折アマチュア演奏家と御一緒しましたが、
これが面白いことに、ドイツ人の演奏家を
そのまま未熟にしたような出来上がり。
何だか、難しいことは何も演奏できなくても、
出した音がメチャメチャ素晴らしい小学生。
日本人のプロでもそんな音出せる人居ません!
というほど、音は最高なのだが他はダメ・・・。
イタリアのブラスバンドと一緒に演奏した時は、
スカラ座のオケピットに居る位の真っ赤な音。
ド派手で、底抜けに明るく常に前向きな音楽。
実力はオケピットの底200m位ですが・・・。
この経験はロシアでも、フランス人とでも、
全く同じであったのだから面白い。

その国の文化や言葉習慣による違いは、
音に表れますから、これ然りですが、
アマチュアを聴くと反省を促されているようで、
普段から面白がっていながら、恐ろしいものです。

学校の部屋が無いので、
無理やり大塚のスタジオで練習。
狭いながらも、楽しいものです。
そして、、、練習後は下の如くなる。
反省を促されます・・・。
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