健康にお参り ― 2009/09/17 23:19

合宿は、3日間。
毎回思いますが、何処でやっても内容は同じだし、
勝手に外出しない規則になっているみたいだから、
なにも、東京から4~5時間もかけて来なくても、
もう少し近い場所は無いものかと・・・。
しかし、今や200人もいる団員、
全員参加しなくても、150人収容しきれる場所は、
なかなか近郊には無い様子。
冬のスキーロッジゆえ、夏には空きができるので、
合宿も可能というわけです。
しかしよく考えると、東京の高度と比べ、
志賀高原は2500m越えですから、
気圧もかなり違います。
運動選手が、高地トレーニングを行うように、
これはもしかしたら、
大変合理的な酸素運動かもしれません。
でも、管楽器は良いとして、弦楽器、打楽器に、
何か特別な効果は期待できるのであろうか・・・。
太鼓なんて、皮(ヘッド)は、気圧で膨らむだろうし、
末端神経だって違うに違いない。
まぁ、厳しい条件であることには変わりないかな。
あまりに外に出ないのは不健康だと、
トロンボーンの連中を連れて、散歩に出る。
木が生い茂る森に少しでも入ると、
木々からでる酸素がとても気持ちよい。
なにせ、酒の匂いが充満している宿、、、
吹くか飲むか吐くかの毎日ですからね。
近所の祠にお参りをして、更に歩く歩く。
なんと健康的な事か・・・。
毎回思いますが、何処でやっても内容は同じだし、
勝手に外出しない規則になっているみたいだから、
なにも、東京から4~5時間もかけて来なくても、
もう少し近い場所は無いものかと・・・。
しかし、今や200人もいる団員、
全員参加しなくても、150人収容しきれる場所は、
なかなか近郊には無い様子。
冬のスキーロッジゆえ、夏には空きができるので、
合宿も可能というわけです。
しかしよく考えると、東京の高度と比べ、
志賀高原は2500m越えですから、
気圧もかなり違います。
運動選手が、高地トレーニングを行うように、
これはもしかしたら、
大変合理的な酸素運動かもしれません。
でも、管楽器は良いとして、弦楽器、打楽器に、
何か特別な効果は期待できるのであろうか・・・。
太鼓なんて、皮(ヘッド)は、気圧で膨らむだろうし、
末端神経だって違うに違いない。
まぁ、厳しい条件であることには変わりないかな。
あまりに外に出ないのは不健康だと、
トロンボーンの連中を連れて、散歩に出る。
木が生い茂る森に少しでも入ると、
木々からでる酸素がとても気持ちよい。
なにせ、酒の匂いが充満している宿、、、
吹くか飲むか吐くかの毎日ですからね。
近所の祠にお参りをして、更に歩く歩く。
なんと健康的な事か・・・。
車から自転車へ ― 2009/09/18 22:23

3日間の合宿も終わり、帰宅。
途中で山の家から、舞台関係のモノを積むため、
小淵沢ICで降りました。
あまりに眠くて、庭に停めたまま車の中で仮眠・・・。
しかし、富士山、南アルプス、八ヶ岳、
秋空に映える美しい山の風景には見とれました。
起きて、また車を運転。
東京に激走して、一旦帰宅。
急いで資料を取り出して、自転車に乗り換え、
10分漕いで、緑野小学校で打ち合わせ。
緑野小は新しい、とてもキレイな学校です。
10月1日は、緑野小学校の学校公演。
「音楽の街-狛江」の企画で、今年は2回。
その1校目なのです。
細かな打ち合わせもして、
学校からお借りしたい楽器の確認をしに音楽室へ。
演奏会の写真を見てビックリしましたが、
6年生、全員参加でブラスバンドをやっています。
総勢で90人位いるのでしょうか・・・。
先生の指導も大変でしょうが、
音楽愛好の心も芽ばえるでしょうし、
またここから専門家も出るのかも知れません。
大変でしょうが、頑張って欲しいものです。
こちらは3名の打楽器アンサンブルを招きます。
若きパフォーマー達に、小学生も大喜びでしょうし、
やりがいのある学校であることも解りました。
途中で山の家から、舞台関係のモノを積むため、
小淵沢ICで降りました。
あまりに眠くて、庭に停めたまま車の中で仮眠・・・。
しかし、富士山、南アルプス、八ヶ岳、
秋空に映える美しい山の風景には見とれました。
起きて、また車を運転。
東京に激走して、一旦帰宅。
急いで資料を取り出して、自転車に乗り換え、
10分漕いで、緑野小学校で打ち合わせ。
緑野小は新しい、とてもキレイな学校です。
10月1日は、緑野小学校の学校公演。
「音楽の街-狛江」の企画で、今年は2回。
その1校目なのです。
細かな打ち合わせもして、
学校からお借りしたい楽器の確認をしに音楽室へ。
演奏会の写真を見てビックリしましたが、
6年生、全員参加でブラスバンドをやっています。
総勢で90人位いるのでしょうか・・・。
先生の指導も大変でしょうが、
音楽愛好の心も芽ばえるでしょうし、
またここから専門家も出るのかも知れません。
大変でしょうが、頑張って欲しいものです。
こちらは3名の打楽器アンサンブルを招きます。
若きパフォーマー達に、小学生も大喜びでしょうし、
やりがいのある学校であることも解りました。
アジア化 ― 2009/09/20 23:34
とてもショウモナイ話のような気もするが、
昨今の東アジア人の商業進出を思うと、
こういう部分に如実に現れていると思い、
我が仕事町の昨今の現状である。
山手線O塚駅(って、伏せても簡単にわかる)に、
スタジオ件事務所を構えて、早5年ですが、
街の様子はかなり変わってきました。
地元住民の夢でもあった、駅の改築は、
着々と進んでいて、間もなく全てお披露目。
今まで、都電のホームや暗い高架下で往来していた
南北のスルーが、JR構内で出来るようになります。
南に行くのは便利になり、南北問題(あるのか?)も、
解決していく気がしないでもないです。
いずれにせよ、暗くて狭かった構内が明るく便利に、
そして広々とするのは真に結構なことです。
大塚角満の時代(古いですね)からの夢が叶う
(どんな夢をみたのか)、というものです。
それはよいとして、
池袋北口から西口にかけての、
中国人の進出は目覚しいものがあり、
10年前でも考えられなかった、
完全なる中華街となっているのである。
しかも、店舗ばかりではなく、
会社も多く、先端ビジネス街でもある。
池袋の街が変わるのに沿うように、
周辺の町も変化したのではないか。
巣鴨、大塚という大きな同エリアは、
池袋と同じ変化が着実に進んでいる。
そして大塚であるが、
なんとも東アジア系のお店が増えたこと。
この5年で目まぐるしく変わって行きました。
中国人街としての機能があるのか解りませんが、
少なくとも店舗は常に増殖。
中華料理、しかも安くて早くて美味いという、
三拍子は、もうYノ家のものではない。
庶民にとっては良いことですが、
日本人、相当頑張らないと大変です。
かつて高度成長期の日本人がそうであったように、
見よう見まねからアイデアを生み出し、
コスト低下で合理的に良いモノを作り出す。
飲食店だって、衣料品だって、適いませんよ。
文化芸術だって他人事ではありませんよ。
競争なのですから、これは。
さて、駅から徒歩4分で行き着くスタジオ。
その繁華街を右左と見て歩くと、
ラーメン屋さんの多いこと。
2年前は、半分だった気がします。
勿論日本資本の店も多く、
これは「ラーメン激戦地」となるのか!
いやいや「ラーメンやや戦地」位かの。
ラーメン中心の中華や含めると11店舗!
これに中華、韓国食堂含めると20はある・・・。
たかだか4分なのに。
えっ?この忙しいのに何やってんだって?
これだけの店舗が5分で撮れるのですから。
昨今の東アジア人の商業進出を思うと、
こういう部分に如実に現れていると思い、
我が仕事町の昨今の現状である。
山手線O塚駅(って、伏せても簡単にわかる)に、
スタジオ件事務所を構えて、早5年ですが、
街の様子はかなり変わってきました。
地元住民の夢でもあった、駅の改築は、
着々と進んでいて、間もなく全てお披露目。
今まで、都電のホームや暗い高架下で往来していた
南北のスルーが、JR構内で出来るようになります。
南に行くのは便利になり、南北問題(あるのか?)も、
解決していく気がしないでもないです。
いずれにせよ、暗くて狭かった構内が明るく便利に、
そして広々とするのは真に結構なことです。
大塚角満の時代(古いですね)からの夢が叶う
(どんな夢をみたのか)、というものです。
それはよいとして、
池袋北口から西口にかけての、
中国人の進出は目覚しいものがあり、
10年前でも考えられなかった、
完全なる中華街となっているのである。
しかも、店舗ばかりではなく、
会社も多く、先端ビジネス街でもある。
池袋の街が変わるのに沿うように、
周辺の町も変化したのではないか。
巣鴨、大塚という大きな同エリアは、
池袋と同じ変化が着実に進んでいる。
そして大塚であるが、
なんとも東アジア系のお店が増えたこと。
この5年で目まぐるしく変わって行きました。
中国人街としての機能があるのか解りませんが、
少なくとも店舗は常に増殖。
中華料理、しかも安くて早くて美味いという、
三拍子は、もうYノ家のものではない。
庶民にとっては良いことですが、
日本人、相当頑張らないと大変です。
かつて高度成長期の日本人がそうであったように、
見よう見まねからアイデアを生み出し、
コスト低下で合理的に良いモノを作り出す。
飲食店だって、衣料品だって、適いませんよ。
文化芸術だって他人事ではありませんよ。
競争なのですから、これは。
さて、駅から徒歩4分で行き着くスタジオ。
その繁華街を右左と見て歩くと、
ラーメン屋さんの多いこと。
2年前は、半分だった気がします。
勿論日本資本の店も多く、
これは「ラーメン激戦地」となるのか!
いやいや「ラーメンやや戦地」位かの。
ラーメン中心の中華や含めると11店舗!
これに中華、韓国食堂含めると20はある・・・。
たかだか4分なのに。
えっ?この忙しいのに何やってんだって?
これだけの店舗が5分で撮れるのですから。
あと2週間 ― 2009/09/21 23:17
この辺でもう一度コマーシャルなのです。
10月4日(日)浅草オペラ「ボッカチオ」公演
昼公演2時~ 夜公演6時~
台東区立浅草公会堂
であります。
毎日稽古稽古の日々も、もう3ヶ月目、
本番まで2週間も切り、
関係各所はすべて慌しくなってきました。
歌手、合唱、オケ、バレエ、
スタッフも道具、照明から衣裳、メイク・・・
この日に標準を合わせて準備に勤しみます。
大変なのですよ、舞台を創造することは。
もっとも大切な地域の文化振興と、
プロの業界としての水準を満たしながら、
お客様に見ていただく、制作バランス。
時間とお金、技術と感情、全てが絶妙でないと、
良い結果が見られないし、出演者、関係者も、
単なる出演、仕事、になってしまいます。
それだけではない、舞台の楽しさと厳しさ、
観客の有難さと怖さ、そして芸への執念。
この日に劇場の神は下りて来てくださるのか。
微笑んでくれるのか。
空を見上げても、まだ応えてはくれません。
でも、きっと大丈夫なのです。
呼び込みますから、私が真っ先に!
楽しい、そして充実した舞台公演ですので、
是非沢山の方々に来て頂きたいのです。
私にご連絡頂ければ、関係者割引、勿論です!
良いお席は、お早めに宜しくお願いします。
10月4日(日)浅草オペラ「ボッカチオ」公演
昼公演2時~ 夜公演6時~
台東区立浅草公会堂
であります。
毎日稽古稽古の日々も、もう3ヶ月目、
本番まで2週間も切り、
関係各所はすべて慌しくなってきました。
歌手、合唱、オケ、バレエ、
スタッフも道具、照明から衣裳、メイク・・・
この日に標準を合わせて準備に勤しみます。
大変なのですよ、舞台を創造することは。
もっとも大切な地域の文化振興と、
プロの業界としての水準を満たしながら、
お客様に見ていただく、制作バランス。
時間とお金、技術と感情、全てが絶妙でないと、
良い結果が見られないし、出演者、関係者も、
単なる出演、仕事、になってしまいます。
それだけではない、舞台の楽しさと厳しさ、
観客の有難さと怖さ、そして芸への執念。
この日に劇場の神は下りて来てくださるのか。
微笑んでくれるのか。
空を見上げても、まだ応えてはくれません。
でも、きっと大丈夫なのです。
呼び込みますから、私が真っ先に!
楽しい、そして充実した舞台公演ですので、
是非沢山の方々に来て頂きたいのです。
私にご連絡頂ければ、関係者割引、勿論です!
良いお席は、お早めに宜しくお願いします。
閉所恐怖症 ― 2009/09/26 23:35

ううむ、狭い部屋に13人で練習・・。
よく入ったものだと感心するが、
以前、現代邦楽のリハーサルで、
場所が無いため使用した際、
箏や打楽器、歌手に見学も含めて、
16人で演奏したこと考えると、
いくら長い楽器のトロンボーンでも、
入ってみれば、楽勝である。
私が書いていた新曲がようやく出来上がり、
慌ててリハーサルと相成りました。
このところ、彼らの為に毎年のように、
如何わしいアンサンブル曲を書いていますが、
不届きな生活と、また凡才のなせる苦悩から、
公演1週間前、いや3日前に完成ってのもあり、
殆ど誰も、どんな曲だか覚えていないのもある。
2週間も前に完成しているなんて、
奇跡的な出来事ですし、無言で叱咤激励した、
3年生のN田さんのお陰です(謝)。
去年は、<エシャレット>という曲、
今年は<ケチャップ>というタイトルが、
もう年始から決まっておりました。
ちなみに、この曲が出来る前から、
来年のタイトルは、<ネギ>となっています。
美味しそうな、という形容には至らないタイトルと、
曲の内容は全く関係なく、
音楽の中身も、想像する食品、食材では、
決してないところがミソであります・・・。
これが仕上がったので、
次は、幼稚園のための子供歌劇「エブリ博士の大発明」、
曲創りに取り掛かります。
このお話はまたですが、いや楽しい作業です作曲は。
知能と作曲の為の底辺学力の無さを戒めながら、
それでも沸き起こるメロディー欲を形にすべく、
ニヤニヤしながら苦悩するのが醍醐味です。
いや、本職の方々には申し訳ございませんが・・・。
でも、再現を本職とする職人肌の演奏家や、
ましてや音出さぬ指揮者のようなケシカラン者は、
無から創造する苦悩を体験したほうが良いのです。
よく入ったものだと感心するが、
以前、現代邦楽のリハーサルで、
場所が無いため使用した際、
箏や打楽器、歌手に見学も含めて、
16人で演奏したこと考えると、
いくら長い楽器のトロンボーンでも、
入ってみれば、楽勝である。
私が書いていた新曲がようやく出来上がり、
慌ててリハーサルと相成りました。
このところ、彼らの為に毎年のように、
如何わしいアンサンブル曲を書いていますが、
不届きな生活と、また凡才のなせる苦悩から、
公演1週間前、いや3日前に完成ってのもあり、
殆ど誰も、どんな曲だか覚えていないのもある。
2週間も前に完成しているなんて、
奇跡的な出来事ですし、無言で叱咤激励した、
3年生のN田さんのお陰です(謝)。
去年は、<エシャレット>という曲、
今年は<ケチャップ>というタイトルが、
もう年始から決まっておりました。
ちなみに、この曲が出来る前から、
来年のタイトルは、<ネギ>となっています。
美味しそうな、という形容には至らないタイトルと、
曲の内容は全く関係なく、
音楽の中身も、想像する食品、食材では、
決してないところがミソであります・・・。
これが仕上がったので、
次は、幼稚園のための子供歌劇「エブリ博士の大発明」、
曲創りに取り掛かります。
このお話はまたですが、いや楽しい作業です作曲は。
知能と作曲の為の底辺学力の無さを戒めながら、
それでも沸き起こるメロディー欲を形にすべく、
ニヤニヤしながら苦悩するのが醍醐味です。
いや、本職の方々には申し訳ございませんが・・・。
でも、再現を本職とする職人肌の演奏家や、
ましてや音出さぬ指揮者のようなケシカラン者は、
無から創造する苦悩を体験したほうが良いのです。
あと1週間 ― 2009/09/27 23:39

とにかく毎日稽古、稽古の稽古漬け。
私だけが大変なのではなく、
舞台に立つ歌手は最もエネルギーの放出を望まれ、
疲労も溜まっていることだろうと、
心中察するところではありますが、
如何せん、妥協無い舞台づくりに、
心身の切磋は欠かせないことでもあります。
追い込んで見えてくるものこそ、
お客さんの心に訴えかける力も強いというもの。
ここからは、アスリートの世界であります。
今回の「ボッカチオ」主催でもあり、
演奏を請け負う 上野浅草室内管弦楽団。
普段は古典を中心としたプログラムで、
舞台芸術や、ましてやオペレッタからは、
100年以上前の音楽を得意としている方々。
これは、趣味や興味の問題もあるのでしょうが、
一般にオーケストラを好きで演奏している
アマチュアの方々は、オペラやバレエなどの、
アリアや組曲を演奏することはあっても、
通して1つの舞台芸術に参加することは少ない。
これは、機会も少ないでしょうが、
興味の対象が少し違う事が原因でもあります。
スポーツ好きだって、野球から、サッカー、
水泳に陸上、ましてや全員が水球好き、とか、
「ボブスレーの試合にゾッコン」、なんてあり得ない。
クラシック音楽好きだって、
声楽に器楽、オケにブラスと、ジャンルは多岐。
そして、オーケストラ好きでも、
バロック時代から、古典、現代音楽に至るまで、
また作曲家の趣味まで様々なのです。
上野浅草室内管弦楽団とオペレッタをやる、
ということは、オケにとっても新境地、
私は、皆さんの興味の扉を開ける事ができるか、
という重大な責任を負っているわけです。
オケの皆さん、たいそう頑張っておられます。
扉の向こうから、光が差し込んで参りました!
暑い日の最初の練習から1ヶ月以上経ち、
次にオケと演奏するのは、公演の日です。
アマチュアの方々との協働では、この日程が、
最大の難所です。
終盤に詰めて行くプロの現場と、
可能な日程から割り出し準備を進めるセクション。
バランスとモチベーションが狂わぬように、
公演日は、「ドン!」と行かなければなりません。
大きな場所での総稽古でした。
オケ、合唱の皆さん、お疲れさまでした。
オケの皆さん、緊張感など忘れずに、
公演の日を迎えてもらいたいものです。
ここまで積み上げたモノを最高の形で出せるように。
私も、もうひと踏ん張りです。
精神状態が落ちずに行くことが一番大事。
睡眠、食事、休息、そしてユトリに笑顔・・・
どれも・・・無理じゃ。
私だけが大変なのではなく、
舞台に立つ歌手は最もエネルギーの放出を望まれ、
疲労も溜まっていることだろうと、
心中察するところではありますが、
如何せん、妥協無い舞台づくりに、
心身の切磋は欠かせないことでもあります。
追い込んで見えてくるものこそ、
お客さんの心に訴えかける力も強いというもの。
ここからは、アスリートの世界であります。
今回の「ボッカチオ」主催でもあり、
演奏を請け負う 上野浅草室内管弦楽団。
普段は古典を中心としたプログラムで、
舞台芸術や、ましてやオペレッタからは、
100年以上前の音楽を得意としている方々。
これは、趣味や興味の問題もあるのでしょうが、
一般にオーケストラを好きで演奏している
アマチュアの方々は、オペラやバレエなどの、
アリアや組曲を演奏することはあっても、
通して1つの舞台芸術に参加することは少ない。
これは、機会も少ないでしょうが、
興味の対象が少し違う事が原因でもあります。
スポーツ好きだって、野球から、サッカー、
水泳に陸上、ましてや全員が水球好き、とか、
「ボブスレーの試合にゾッコン」、なんてあり得ない。
クラシック音楽好きだって、
声楽に器楽、オケにブラスと、ジャンルは多岐。
そして、オーケストラ好きでも、
バロック時代から、古典、現代音楽に至るまで、
また作曲家の趣味まで様々なのです。
上野浅草室内管弦楽団とオペレッタをやる、
ということは、オケにとっても新境地、
私は、皆さんの興味の扉を開ける事ができるか、
という重大な責任を負っているわけです。
オケの皆さん、たいそう頑張っておられます。
扉の向こうから、光が差し込んで参りました!
暑い日の最初の練習から1ヶ月以上経ち、
次にオケと演奏するのは、公演の日です。
アマチュアの方々との協働では、この日程が、
最大の難所です。
終盤に詰めて行くプロの現場と、
可能な日程から割り出し準備を進めるセクション。
バランスとモチベーションが狂わぬように、
公演日は、「ドン!」と行かなければなりません。
大きな場所での総稽古でした。
オケ、合唱の皆さん、お疲れさまでした。
オケの皆さん、緊張感など忘れずに、
公演の日を迎えてもらいたいものです。
ここまで積み上げたモノを最高の形で出せるように。
私も、もうひと踏ん張りです。
精神状態が落ちずに行くことが一番大事。
睡眠、食事、休息、そしてユトリに笑顔・・・
どれも・・・無理じゃ。
前告知 ― 2009/09/28 09:51
トロンボーンで仕事をしなくなって、
10年以上が経ちますが、
四半世紀吹き続けた楽器のお陰、というより、
人間関係と音楽人生形成を培った魂は、
抜け出すことの出来ない潜在意識の猛者なのです。
1人で作業することの多い指揮者は、
いろいろな方に囲まれているようで、
実は非常に孤独で辛い立場でもあります。
ソリストの心境に似ているでしょうが、
音出さぬ演奏者は、脳内ソリスト故、
アドレナリンは毛穴からも放出するが、
昇華されない脳の角には、
駆除し切れないホコリばかりが溜まるのです。
ですから、時に音を出す作業は最高なのです。
小さなカルト宗教のようなマニア組織でも、
左脳の奥の潜在意識は存分にニヤニヤしながら、
脳の隅々を掃除して回ってくれます。
カリカリ、キュッキュと、清掃する音が、
脳の奥から骨振動となって聴覚も刺激するのです。
ですので、20年以上教えているM大オケの
トロンボーンの方々との日常(非日常)は、
ルーツへの帰巣本能を満足させ、
記憶のヨットハーバーで、
勝手な思い出と武勇伝で涙することができる、
老齢マドロス的機会という訳です。
10月11日(日)にアンサンブルの定期公演。
回を重ねて、いつの間にやら15回。
始めた時の大変さは、今でも語り草で、
学生の椅子を何度蹴ったか解りませんし、
そもそも、「どうして演奏会やるのか」を
理解してもらうのに費やしたエネルギーだけで、
演奏会15回くらいできそうだった。
私も、もちろん演奏します。
若干とは言え、バスも、アルトも吹きます。
指揮もしますし、そうそうアレンジもしています。
それに12重奏の新曲も書きましたし、
その曲では、バリ島のガンサ(Gangsa)を叩きます。
そういえば他の打楽器も叩きます・・。
ようするに何でもするのです。
いや、しなければいけないのです。
「これは、やりたい放題の演奏会なのか・・・」
という自責は放っておいて、楽しみなのです。
10月11日(日)午後6時30分開演
東京メトロ有楽町線護国寺から徒歩5分
同仁キリスト教会です。
前宣伝です!
10年以上が経ちますが、
四半世紀吹き続けた楽器のお陰、というより、
人間関係と音楽人生形成を培った魂は、
抜け出すことの出来ない潜在意識の猛者なのです。
1人で作業することの多い指揮者は、
いろいろな方に囲まれているようで、
実は非常に孤独で辛い立場でもあります。
ソリストの心境に似ているでしょうが、
音出さぬ演奏者は、脳内ソリスト故、
アドレナリンは毛穴からも放出するが、
昇華されない脳の角には、
駆除し切れないホコリばかりが溜まるのです。
ですから、時に音を出す作業は最高なのです。
小さなカルト宗教のようなマニア組織でも、
左脳の奥の潜在意識は存分にニヤニヤしながら、
脳の隅々を掃除して回ってくれます。
カリカリ、キュッキュと、清掃する音が、
脳の奥から骨振動となって聴覚も刺激するのです。
ですので、20年以上教えているM大オケの
トロンボーンの方々との日常(非日常)は、
ルーツへの帰巣本能を満足させ、
記憶のヨットハーバーで、
勝手な思い出と武勇伝で涙することができる、
老齢マドロス的機会という訳です。
10月11日(日)にアンサンブルの定期公演。
回を重ねて、いつの間にやら15回。
始めた時の大変さは、今でも語り草で、
学生の椅子を何度蹴ったか解りませんし、
そもそも、「どうして演奏会やるのか」を
理解してもらうのに費やしたエネルギーだけで、
演奏会15回くらいできそうだった。
私も、もちろん演奏します。
若干とは言え、バスも、アルトも吹きます。
指揮もしますし、そうそうアレンジもしています。
それに12重奏の新曲も書きましたし、
その曲では、バリ島のガンサ(Gangsa)を叩きます。
そういえば他の打楽器も叩きます・・。
ようするに何でもするのです。
いや、しなければいけないのです。
「これは、やりたい放題の演奏会なのか・・・」
という自責は放っておいて、楽しみなのです。
10月11日(日)午後6時30分開演
東京メトロ有楽町線護国寺から徒歩5分
同仁キリスト教会です。
前宣伝です!
最近のコメント