30年前の施設とラッパ2008/03/22 23:56

午後、大変意義あるシンポジウムでした。
地元の行政主催の
「公共施設と公共サービスのあり方を考える」
と言うもので、私は末端のパネリストです。
、、と、どうして公共施設で、私?ですが、
「音楽の街-狛江」の構想推進委員長として、
堂々の参加(と言うほど偉くはないが責任は重大)。
基調講演はとても為になる話。
学者と言う方々は、
ただ怒鳴り散らすように理想を喋ったり、
根拠無き想定や妄想など決してせずに、
理路整然と、集計を数字で示しながら、
過去の例、他地域の凡例など示していくので、
私の様な有象無象とは、説得力が違います。

老朽化に伴い、修繕を必要とし、
時代変われば、施設に求められるものも変わります。
単にハードとしての施設の補強や、整理だけでなく、
利用者の気持ちや、公共施設の担う役割を再考し、
街と時代に適合した施設にして欲しいものです。
7万7千市民の為に用意されている施設は、
学校など除いて、文化活動可能な場所が11施設。
地域と密着した活動が既に行なわれていますが、
次の時代、次世代に残さなくてはいけない、
伝えなくてはいけない事も多々あります。
7割以上の施設が、これから10年以内に、
修繕や改築を必要とする施設になるという事は、
次世代の為の「まちづくり」に対し、
どこに視点を置いて「直す」のかが、ポイントですね。
基調講演した先生が言っていました。
「これは、市民皆さんの義務なのです」
その通りです。
施設を、ただ使い古すのではなく、
四角四面な施設に心を宿すこと、
新しい血を注ぐことが市民の責任なのです。

これからスタートするらしい、
「公共施設再編方針策定委員会」なるもの。
「街は劇場!」と豪語する私にとって、また、
丁寧に進めている音楽の街推進委員会にとっても、
目が話せない関係委員会の出現なのです。

夜は、30年振りの集まり。
中学時のブラスの先輩方数人との集まり。
私は下っ端で、辛うじて音楽家をしているので、
何だか、当時から成長していないようで変な気分。
このブログにて、過去に、「校歌を無くすな!」と、
統廃合によって消える母校の名と校歌を嘆いたのだが、
世にも稀な歌いだしの校歌の一節を載せたことが、
検索エンジンのヒットに繋がったらしいです。
それ見た先輩が、私を発掘したらしい・・・。
偉いぞ!グーグル。
瞬く間の2時間でしたが、
30年振りという長い歳月のはずなのに、
会えば一瞬で話は当時に戻るのです。
でもよくぞ催してくれたと、幹事の先輩に感謝。
当時は、1学年違えば神と小市民の差がありましたが、
40代になれば、1こや2この年の差なんて、
昨日と今日の誕生日の違い程度の感覚ですね。
されど、先輩は先輩なところが面白いのです。
久し振りに和みました。
今度は、楽器吹いて酒でも飲みましょうか。
でも、誰も私には指導されたくないでしょうな・・・。

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